250 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 14:35:00.53 ID:kPTq+Rzko
狂人卍は、七輪と網を用意して火をつけた。
狂人卍「これでお餅を焼くよ。柔らかくなったら食べれるからね」スッ
狂人卍は、餅を2つ網の上に乗せた。
アライちゃん「おいちそーなのりゃあっ!こーんなにおっきーたべものはじめてなのりゃ!ありゃいしゃんもたべていいのかぁっ!?」キラキラ
狂人卍「うん、アライちゃんも食べていいんだよ^^」
アライちゃんは、目をキラキラと輝かせている。
アライちゃん「うおぉー!…こ、この、あかいぴかぴかこあいのりゃ…」アセアセ
だが、火は苦手なようだ。
狂人卍「火が怖いの?うーん。料理をするなら、火の怖さは克服しなきゃ。頑張って、怖がらないように特訓しなきゃね」
アライちゃん「?」シッポフリフリ
狂人卍「…特訓だよ特訓。いい子なら、やってくれるよね^^」
アライちゃん「うゆ!ありゃいしゃんはいーこだから、とっくんしゅゆのりゃ!≧∀≦」シッポフリフリフリフリフリフリ
アライちゃんは、何やら楽しそうなことが始まるという予感にワクワクしているようだ。
251 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 14:41:24.50 ID:kPTq+Rzko
狂人卍「それじゃ、今から特訓しようね」スッ ガシィ
アライちゃん「のりゃ?」グイイ
狂人卍は、箸でアライちゃんを持ち上げた。
アライちゃん「?」ポカーン
そして、七輪の方へ近付けた。
アライちゃん「ぴぃっ!?あ…あちゅくなってきたのりゃ…それにこあいのりゃあ…」プルプル
箸で掴まれているアライちゃんは、火に怯えて震えている。
アライちゃん「う…うびゅぅ…ひぐっ…ぐしゅっ…!かいぬししゃんっ…!こあいのりゃあ…!も、もう、とっくんいいのりゃ…?」プルプル
狂人卍「まだ^^」
252 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 15:06:09.23 ID:kPTq+Rzko
アライちゃん「ぴぃ…ぴいいぃぃいい~~~~っ!!こあいいーーーっ!こあいのりゃああああーーーーーっ!びええーーーーんっ!もーおよちてええーーーーっ!」ピギイイィイ
アライちゃん「のぉおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーぁあああああああああああああーーーーーーーーーんっ!のあああああーーーぉおおぉおおおーーーんっ!のりゃあああーーーーんっ!」ビエエエエン
アライちゃんはとうとう我慢の限界が来たのか、大声で『鳴き』始めた。
よくこれだけ我慢できたものだ。
火の上に吊り下げられている…
こんな状況、人間の子供でも泣き出すであろう。
ああ…
アライちゃんは、泣いている顔もかわいい。
ここだけの話だが…
私は、アライちゃんの笑顔よりも…
こういう泣いてる顔の方が、こう…グッとくるものを感じる。
ペットアライちゃんの飼い主として、私は失格だろうか…?
253 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 15:12:45.72 ID:kPTq+Rzko
狂人卍「そうだね…もう十分だ。特訓は終わりにしよう」
アライちゃん「ひぃぐっ…ぐしゅぅっ…!お、およちてくれゆのりゃ…?」プルプル
そうだ。そろそろ降ろせ。
いくら私がアライちゃんの泣き顔が好きでも…
流石にこの特訓は、虐待にすら近いものがある。
だいたい、手が滑って落としてしまっては危ないではないか
狂人卍「降ろしてあげるよ^^」
アライちゃん「うびゅぅぅっ…ぐしゅっ…やっとやめてくれたのりゃあ…」シクシク
アライちゃん「か、かいぬししゃん…。ありゃいしゃんがんばったのりゃ…ほめてほちーのりゃ…」ゼェハァ
アライちゃんは汗びっしょりだ。
無理もない。
七輪の熱気を浴びながら、恐怖に堪えていたのだから。
254 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 15:23:09.66 ID:kPTq+Rzko
狂人卍「降ろしてあげるよ^^」パッ
アライちゃん「のりゃ?」ヒュー
え…?
狂人卍は、アライちゃんを掴んでいた箸を…
アライちゃんが金網の直上にいるままの位置で、ぱっと放した。
アライちゃん「ぴっ…ぴぎいいいぃっっ!?」ガシャンッ
アライちゃんが金網の上に落ちた!
アライちゃん「ぴっ………!ぎぃいいいいいびゃあああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!ぁあああああーーーーーーーぢゅいいいぃいいいいいいーーーーーっ!」ピギイイイィィイイイイ
アライちゃんは、金網の上で焼かれている…!
なんて酷いことを!
アライちゃん「がいぬじじゃあああああああああああんっ!あぢゅううういいいいいいいのりゃああああああああああああーーーーーーっ!だぢゅげでええええーーーーーーっ!」ビエエエエン
アライちゃんは、飼い主に必死で助けを求めている。
狂人卍「^^」スッ
狂人卍は、アライちゃんに箸を伸ばした。
早く…
早くそれでアライちゃんを掴み上げて!
…私は、狂人卍へそう呼び掛けた。
今観ている動画は、狂人卍が既に撮影してアップロードが完了したものだと分かっていながらも…。
255 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 15:26:34.96 ID:kPTq+Rzko
狂人卍「助けてあげよっか^^」カチカチ
狂人卍は、箸をカチカチ鳴らしている。
アライちゃん「はやぐだぢゅげでえええーーーーーーっ!」ピギイイイィィイイイイジタバタ
狂人卍「だめ^^」グイイイッ
なんと狂人卍は、その箸でアライちゃんを…
…金網へ押し付けた!
アライちゃん「ぴぎゃああああああああああああああああああああああああーーーーっ!やべでえええええーーーーーーーーっ!ぴぎゅりゅるるるるるるぅうーーーっ!」ジタバタジタバタ ジュウウウ
狂人卍「やけろ^^」グイイイッ
むごい…
あまりにも惨い…!
256 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 15:31:55.83 ID:kPTq+Rzko
狂人卍「はなそ^^」パッ
狂人卍は、アライちゃんを押さえていた箸を放した。
アライちゃん「びぎいいいいいいいっ!!びいいいっ!あぢゅぃいい!あぢゅいのりゃああああっ!」ムクリ
アライちゃん「にげゆのりゃああああああああああっ!」ヨチヨチジュウウウ
押さえつけていた箸がどかされると、アライちゃんは尻尾を振りながら、網のはしっこ目指して必死でヨチヨチした。
アライちゃん「うびゅぅううーーーっ!おててぢゅうぅういいいいっ!あんよあぢゅぅぃいいーーーーっ!」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ
もうすぐ網の端っこだ。
アライちゃんは、無事に網の上から脱出できるのか…!?
頑張れ、アライちゃん…!
私は、手に汗を握りながら、動画を食い入るように見ている。
261 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 18:49:47.36 ID:kPTq+Rzko
アライちゃん「おでであぢゅいぃ!あんよあぢゅぃいいいーーっ!」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ
狂人卍「うける^^」
七輪に乗った網の上をヨチヨチして進むアライちゃん。
手のひらや膝からは、血が出ている。
アライちゃんは、ついに金網の端っこへ到達した。
もうすぐ灼熱地獄から脱出できる…!
アライちゃん「こ、ここから…」ヨチッ
だが…
264 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 19:53:53.24 ID:kPTq+Rzko
狂人卍は、箸でアライちゃんの頭を掴み、網の上からの脱出を妨害した。
アライちゃん「ぴぎゅぅるるるるるるるるるるるるっ!びぎゅぅうううーーーーーーっ!はなぢでええええええーーーーーっ!はなぢでぇええーーーーっ!」ピギイィィイィジタバタジタバタ
アライちゃんは、必死に暴れて箸の拘束を解こうとしつつ、放してくれるように狂人卍へ懇願している。
狂人卍「だめ^^」ギュウゥゥ
しかし、狂人卍は箸をもつ力を弛めない。
それどころか…
狂人卍「もどれ^^」ブンッ
アライちゃん「あっっっっっぢゅぅううううううううううういいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーーーっ!」ピギイィィイィジタバタジタバタ
アライちゃんは、箸でひっくり返されてしまった。
265 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 21:17:32.54 ID:kPTq+Rzko
アライちゃん「びぎいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーーーっ!!!」ヨチヨチジュウウウ
アライちゃんは、必死に何度も、網の端へ向かってヨチヨチするが…
狂人卍「だめだって」ガシィ ブンッ
アライちゃん「ふぎゃあぁああああああっ!」ベチーンッ ジュウウウウ
その度に、箸で投げられ何度も中央へ戻ってしまう。
アライちゃん「がいぬししゃんっ!ありゃいしゃんしんじゃうのりゃああああああああっ!だぢゅげでええええーーーっ!」ピギイィィイィ
狂人卍「しゃーねーな、いーよ^^」スッ
狂人卍は、なにか濃い色の液体で満たされたどんぶりを出し、網の側に近付けた。
狂人卍「この中に冷たいお水が入ってるよ^^飛び込んでごらん^^」
アライちゃん「なのりゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリジュウウウ
アライちゃんは手足から煙を上げながら、決死のヨチヨチでどんぶりへ向かって近寄った。
267 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 21:22:20.36 ID:kPTq+Rzko
アライちゃん「のりゃあああああああ!」ピョーンッ
アライちゃんは、どんぶりへ向かって頭からダイブした。
狂人卍「おーらい^^」
アライちゃん「ぴゃぶ!」バチャァッ
アライちゃんがどんぶりの中の液体へ飛び込み、水飛沫が飛び散った。
アライちゃんはしばらく液体の中へ潜っていたが、やがて…
アライちゃん「ぶはぁ!」ザバァ
どんぶりから顔を出した。
アライちゃん「のぉぉぁああああああああーーーーーーーーーーんっ!のこおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーぁあああああああーーーーーーーーーーんっ!!!からだじゅーあづぐっていぢゃいのりゃあああああああああーーーーーーっ!」スイスイチャプチャプ
アライちゃんは、泣きながらどんぶりの中を泳いでいる。
268 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 21:32:27.79 ID:kPTq+Rzko
アライちゃん「ひぃーー…!ぴいぃぃ~~~っ…!」チャプチャプ
アライちゃんは、泣きながら身体中の火傷を液体で冷やしているようだ。
アライちゃん「がい…ぬじ…じゃんっ…!」チャプッ
やがて落ち着いてきたのか、アライちゃんは液体から顔を出し、狂人卍の方へ向かって話しかけてきた。
アライちゃん「ありゃいしゃん…なぁんにもわゆいことちてないのに…いーこなのにぃ…!なんで、こんなひどいごどしゅゆのりゃあ…!」チャプチャプ
アライちゃん「おねがいだがらぁ…いぢめないでなのりゃあ…!」ウルウル
こんな状況だというのに、アライちゃんは狂人卍へ罵倒を浴びせたりすることなく、仲良くして欲しいと懇願してきた。
なんと良く教育されたアライちゃんであろうか。
だが、アライちゃんの立場からすれば、こう言う他ないであろう。
資料がないのでよく分からないが…
ペットショップでは、おそらく洗脳に近い教育によって、人間への絶対服従と、自身の生存力の弱さを教え込まれているはずだ。
であれば、この飼い主から逃げ出したところでアライちゃんは生きてはいけない。
こんな残虐な飼い主であっても、結局育ててもらう以外に、アライちゃんにいきる道はないのである。
269 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 23:03:15.51 ID:kPTq+Rzko
アライちゃん「っ…」ガクガクブルブル
きっとアライちゃんは、狂人卍を死ぬほど怖がっているであろう。
ごはんが貰えると騙されて、金網で残虐な虐待をされたのだから。
何の落ち度もないのに、死ぬほどの苦痛と恐怖を理不尽に味わわされたのだから。
アライちゃんは、例えこの場で助かったとしても、一生狂人卍を真の意味で信頼することはないであろう。
常に虐待に怯えながら生きることになるであろう。
だが…
それでもアライちゃんは、この虐待男に媚びへつらって生きて行く以外に道はない。
アライちゃん「か、かいぬししゃん…!ありゃいしゃんはなぁ…!とぉ~ってもかわいいんだぞぉ…!」クルッ
アライちゃんは、どんぶりの縁に掴まり芸を見せた。
271 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 23:10:22.16 ID:kPTq+Rzko
…なんて…
なんて、哀れなのであろうか、この小さな生き物は。
アライちゃん「ほ、ほーら…しっぽのだんしゅだぞぉ…まいにちみせてやゆぞぉ…!だから…やさしくしてぇ…」フリフリ
例えこの場でアライちゃんが、
「おまえなんかとくらしたくないのりゃぁ!」と駄々をこねたとして、
誰がそれを責められようか。
アライちゃんは、まだ子供…赤ちゃんなのである。
同じくらいの精神年齢の人間の子供ならば、自分の感情のままに素直な主張をするであろう。
しかし、このアライちゃんは相当肝が座っている。
狂人卍に対して、「こんな奴と一緒に暮らしたくない」と思っているに違いない。
アライちゃん「のりゃっ!のりゃっ!」パチャパチャ
しかし…こんな飼い主であっても、受け入れて生きて行くしかないと…。
このアライちゃんは、きっと覚悟を決めているのだろう。
アライちゃん「しっぽのだんしゅ!だんしゅ!だんしゅなのりゃ!しっぽふりふりありゃいしゃん!かーいいかーいいありゃいしゃんっ!」パチャパチャ
人は生き方は選べるが、生まれる場所は選べない。
もしも自分が、あのペットアライちゃんとしてこの世に生を受けていたらと思うと…
ゾッとする他ない。
つくづく、自分が人間として幸せな環境に生まれてこれたことが幸運なのだと感じる。
274 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 23:21:20.79 ID:kPTq+Rzko
狂人卍「うーん、そうだなぁ^^;…そろそろタレが染みた頃かな…」ボソッ
アライちゃん「た、たれ…?なんなのりゃ…?」キョトン
しかし、アライちゃんの言語能力にはつくづく驚かされる。
このペットアライちゃんは、ペットショップから出荷されたばかりなのに…
今の今まで、言語の壁で会話が詰まったことが一度もなかった。
つまり、このアライちゃんは、少なくともこの動画の中で狂人卍と話したときの言葉をすべて理解していたということになる。
『タレ』の意味が分からなかったのは、言葉を知らないからでなく…
その言葉が、今ここで何を指すかが分からないということなのであろう。
このアライさんという生き物は、本当に何者なのであろうか?
何故それだけの知能があって、野良では何の役にも立たないクソ害獣になってしまうのか。
エイリアンが地球に放った生物兵器の一種だと言われても、すんなりと受け入れられるほどの不気味な化け物だ。
…それをペットとして販売しているのだから、この国の度胸はすごい。
…買う方の客も客だけど…。
275 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 23:29:16.97 ID:kPTq+Rzko
狂人卍「よし、それじゃあ、アライちゃんがとってもいい子にできたら、ちゃんとお世話してあげよう^^」
アライちゃん「い、いーこにしゅゆのりゃああっ!」パチャパチャパチャパチャ
狂人卍「ただし、ぼくとの約束を二つしよう。それを必ず守ること。いいね?」
アライちゃん「わ…わかったのりゃ…!」プルプル
狂人卍「一つ。ぼくに反抗しないこと」
アライちゃん「っ…」ゴクリ
狂人卍「二つ。ぼくに嘘を付かないこと」
アライちゃん「あ…ありゃいしゃん、うしょちゅかないのりゃ…」コクリ
狂人卍「この二つの約束が守れるなら、きちんと飼ってあげるよ。できる?^^」
アライちゃん「で…できゆのりゃ…!」コクコク
狂人卍「よし、それじゃあ…!」
アライちゃん「それじゃあ…?」シッポフリフリ
276 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/03(土) 23:34:20.15 ID:kPTq+Rzko
狂人卍「…例の特訓、もう一回やってみようか!」スッ ガシィ
アライちゃん「ぴぃっ!?」バシャッ
狂人卍は、右手に持った箸で、アライちゃんの体を挟んだ。
狂人卍「インターバルは済んだよね?もっかいいくよ^^」グイイッ
狂人卍は、アライちゃんをもう一度、七輪の上の金網へ落とそうとしている…!
アライちゃん「ぴぃいいいいっ!?か、かいぬししゃん!おねがいなのりゃもうあぢゅいのやなのりゃやべでなのりゃおねがいだがらいじめないでえええええっ!」ビエエエエーーンッ
アライちゃんはすぐに大声で鳴き始めた。
狂人卍「はい落とすよー^^」スッ
狂人卍は、箸を開いてアライちゃんを落とそうとするが…
アライちゃん「のりゃ!」ガシィ
狂人卍「おや^^;」
アライちゃん「ふんぐぐぐぐ…!もうやーなのりゃあ…!おぢだぐないのりゃあ…!」プルプル
なんとアライちゃんは、金網へ落ちないように必死に箸へ掴まっている。
278 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 00:18:01.07 ID:v658ljroo
狂人卍「特訓しろよ。飼い主様の命令だぞ^^」グイグイ
アライちゃん「やぁああーーーーーーーーーーなぁあああーーーーーーーーーー!ぜったいぜったいぜぇーーーたいやなのりゃああーーーーっ!」ピギイィィイィジタバタ
狂人卍「反抗したね?あーあ、一つめの約束はオジャンかぁ^^;」
アライちゃん「ごんなごどされたらしんじゃうのりゃあああああっ!ありゃいしゃんしにだぐないのりゃああああああーーーっ!」ビエエエエーーンッ
狂人卍「そして、さっき約束できるって言ったのに…約束を一方的に破った。我が身の恋しさに。…二つ目の約束もパァだね^^」
アライちゃん「だぢゅげでだぢゅげでだぢゅげでだぢゅげでぇーーーっ!しーくいんしゃぁーーんっ!のぉーーーぁあああーーーーーんっ!のぁあああーーーんっ!!」ピギイィィイィ
アライちゃんは、『飼育員』とやらに助けを求め始めた。
おそらく、この場にいるはずもない…ペットショップの飼育員のことであろうか。
狂人卍「本性現したね^^化けの皮剥がれちゃったかぁ~^^結局自分が一番大事なんだねぇ^^」
アライちゃん「しーーぐいんしゃあああああああーーーーーんっ!ありゃいしゃんをだしゅげでえーーーっ!」ジタバタ
アライちゃんは、必死で箸に掴まっている。
279 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 00:24:45.09 ID:v658ljroo
狂人卍「ぼくとの約束を、勝手にどっちも破ったクソ害獣は、ディスパッチしなきゃね^^」グイイッ
狂人卍は、アライちゃんが掴まっている箸ごと、金網へ押し付けた。
アライちゃん「びぎゃああああああああがああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ジュウウゥウウウ
熱さに転げ回るアライちゃんは、箸を放した。
狂人卍「やけろ^^」
アライちゃん「う…うびゅぅうううっ!もーあんよとおててあぢゅいあぢゅいしゅゆのやなのりゃああああああ!」ズボォ ズボォ
なんと、アライちゃんは…
金網の上で焼けている餅へ、手足を突っ込んだ。
アライちゃん「ぴぎぃぃ!あっぢゅいのりゃああっ!」
それはそうだろう。焼けてる餅なんだから熱いに決まってる。
だが、金網の直焼きより幾分かマシかもしれない。
しかし、アライちゃんはどうする気なのか?
アライちゃん「うゆぅぅ…!このくつで…!おそとまでにげゆのりゃあ…!」プルプル
おお…
アライちゃんは、餅を手足に装着して金網の上をヨチヨチして、外へ逃げ出そうとしているようだ。
281 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 00:36:24.37 ID:v658ljroo
アライちゃん「だしつなのりゃー!」シッポブンブン
アライちゃんは、餅を装着したまま金網の上をヨチヨチしようとしているが…
アライちゃん「うゆ!なんなのりゃ…くっ…!おててとあんようごがないのりゃあっ!」グイグイ
手足を思うように動かせない。
狂人卍「あれれ~にげないの?^^」チョンッ
アライちゃん「のびゃああああっ!」ゴロンッ ジュウウウウ
狂人卍は、アライちゃんを横から箸でつついて転がした。
アライちゃん「ぴぎゅぅぃいいいいいいいいいーーーーっ!あぢゅぃいい!にげないとぉ…ぉいおおお!」ムニムニ
しかしアライちゃんは、逃げるどころか体を起こすことすらままならないようだ。
アライちゃん「ぴいぃいいーーぅ!おててもあんよもうごがせないのりゃああああーーーっ!」ベトベト ジュウウウウ
狂人卍「うける^^」
このアライちゃんは、見ての通りちっちゃい。
手足の力もまだまだ弱い。
故に、餅の粘っこさの強さに力が負けてしまい、移動すらできなくなったようだ。
さながらトリモチにくっついたネズミのようである。
アライちゃん「だぢゅげでえええーーーーっ!がいぬししゃあああーーんっ!だぢゅげでえええーーーーっ!」ピギイィイイイ
金網の上から脱出するために、餅の靴を装着したのに…
それが皮肉にも、脱出を不可能にしてしまったようだ。
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 00:40:37.94 ID:nJwMfX+t0
くっそwwwよく考えやがるなこんなシチュエーションwww
283 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 00:50:05.17 ID:v658ljroo
狂人卍「自滅wwwwww草生えるwwwwwww自滅いちばんすきwww」ゲラゲラ
狂人卍は笑っている。
何が自滅だ…!ここまで追い込んだのは自分がやったくせに…!
…なんてことを…。
今、この動画を再生して観ている私に、言う資格などない。
アライちゃん「う…ゆぅ…!のりゃっ!」ゴロンッ
アライちゃんは、尻尾を駆使して体を起こしたようだ。
しかし…よく生きていられるな…。
これはIHじゃなく七輪だ。
普通の生き物なら、熱さで体温が上がってとっくに死んでそうだけど…。
さっき狂人卍が、一度アライちゃんをタレに浸けたのは、
体温を冷やし、水分補給させることが目的だったのだろうか。
だとしたら、なんて恐ろしい奴…。
そこまで手の込んだことをやって、アライちゃんを苦しめようとするなんて…。
アライちゃん「ぜぇ…はぁっ…!ありゃいしゃんは…しにだぐ!ないのりゃあ!だぢゅげでぇぇえええーーっ!」ブルブル
アライちゃん「ありゃいしゃんいーこだからぁ!いーこにしゅゆかりゃああ!もーおしおきやべでえええっ!」ピギイィイイイ
アライちゃんは、必死で命乞いをしている。
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 00:50:39.03 ID:W6bn5op50
アホすぎるww
286 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 00:58:59.71 ID:v658ljroo
狂人卍「どこがいい子なの?さっきの約束、二つとも勝手に破ったよね^^」
アライちゃん「だ、だってぇ!こんなごどじでだらありゃいしゃんしんじゃうのりゃああっ!」
狂人卍「それが傲慢だって言ってるんだよあらいちゃん」スッ
狂人卍は、アライちゃんに箸を近付けた。
狂人卍「ペットは飼い主を楽しませるのが本分。きみはその本分を二の次にして、自分のことを優先した。…あり得ないっしょ^^」グイイッ
狂人卍は、アライちゃんの頭へ箸を乗せた。
アライちゃん「だぢゅげでぇ…かいぬししゃん…しゅきしゅきなのりゃあ…!それではやぐありゃいしゃんをもちあげてなのりゃあ…!」シッポフリフリ
287 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 01:07:38.39 ID:v658ljroo
狂人卍「はぁ?なんでお前みたいなペット失格のクソ害獣を育てなきゃいけないの^^まじうける^^」グイイイッ
アライちゃん「む…ぐぅうううっ!?」ズボォ
狂人卍は、アライちゃんの後頭部を箸でぐいぐい押していき…
アライちゃんの顔面を、両腕を拘束している餅へ突っ込ませた。
アライちゃん「むぐぅうううう!ふぐむぅううううっ!」シッポブンブン
あれは…
アライちゃんは今、餅で窒息している!
喉に詰まらせるんじゃなくて、口と鼻が外側から餅に埋まってる!
…あんな窒息の仕方は見たことがない。
狂人卍「いい?ペットの…お前の命は、飼い主であるぼくのもんなの^^ぼくを楽しませるためだけにあるもんなの^^」グイグイ
アライちゃん「むぐ…ぎゅぅぅ…!んむぅうぅ…!」ジュウウウウ
狂人卍「そんなお前が、ぼくを楽しませることより、自分の命を大事にすることが、不遜で傲慢で生意気だっつってるんだよ^^ペット失格^^どこがいい子だよ」グイグイ
アライちゃん「む…ぐぅ…っ!」ジュウウウウ
288 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 01:13:13.58 ID:v658ljroo
狂人卍「お前らアライちゃんが本当にいい子だっていうなら、飼い主の娯楽のためにその命を捧げれて当たり前だよね^^」グイイイッ
アライちゃん「も…ご…」
狂人卍「できるんですか^^できるんならいい子だって認めてあげますけど?」グイイイッ
狂人卍は、アライちゃんの顔を餅から出させた。
狂人卍「どーですか^^いい子だって認めてほしいですか^^ぼくの娯楽のために死ねる子だけがいい子なんですけど^^」
アライちゃん「ぜはーっ、ぜはーっ、ぜはーっ…」ゼェハァ
狂人卍「いい子じゃないならぶち殺すね^^」
アライちゃん「あ…ありゃい…しゃん…いーこ…なのりゃあ…」ゼェハァ
狂人卍「へえ~?ほんとに?^^」
アライちゃん「ほんと…だがりゃ…こよさないでぇ…あ…ありゃいしゃん…しにだぐない…いぎだいのりゃあ…」ジュウウウウ
狂人卍「^^;」
289 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 01:22:00.08 ID:v658ljroo
狂人卍「はいクソ害獣一匹ディスパッチ入りまーす^^」グイイイッ
アライちゃん「もごごぉおおおおっ!」ズボォ
…アライちゃんの顔面は、再び餅の中に埋まった。
狂人卍「反抗するし、保身のために姑息な嘘つくし、ぼくのために死ねないし…悪い子トリプル役満っすね^^」グイイイッ
何言ってるの…
アライちゃんだって、生き物なんだよ…。
生き物が生きたいと願って、何が悪いの。
…いや、私にそんなこと言う資格はない。
私も今まで、ただ生きたいだけの野良アライちゃんを、容赦なくたくさん殺している。
この男がやってることと、私がやった駆除…
アライちゃんの側からしてみれば、何の違いがあるというのか…。
アライちゃん「ご…も…」ジュウウウウ
やがて、アライちゃんのお腹のあたりから煙が立ち上ぼり始めた。
アライちゃん「」ジュウウウウ…
狂人卍「…もういいか」パッ
狂人卍は、アライちゃんの後頭部から箸を放した。
アライちゃんはもう、何にも反応しなかった。
命乞いも、暴れもしなかった。
唯一の反応は…
火が通ったことで、肉が焼けて色が変わっていく科学反応だけであった。
291 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 01:31:40.30 ID:v658ljroo
狂人卍「ちなみに、さっき飲ませた卍ドリンクは、ミルクに下剤と嘔吐剤と利尿剤を混ぜたやつ^^」
狂人卍「アライちゃんの腹の中から排泄物ぜんぶ抜いて、丸ごと食えるようにするためのドリンクだよ^^」
狂人卍「さて…こちらのアライちゃんが突っ伏したヨチラ餅。アライちゃんが暴れたせいで、焼き加減がばらばらですね^^」スッ
狂人卍は、鍋を取り出した。
狂人卍「というわけで、こちらの雑煮に入れて茹でましょう^^」パカッ
鍋の中には、美味しそうな雑煮が入っていた。
狂人卍「丸ごとぽいー^^」ポイッ
ヨチラ餅「」ボチャンッ
餅に埋まったアライちゃんは、雑煮の鍋に投入され、コンロで茹でられた。
292 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 01:39:15.85 ID:v658ljroo
画面に「10分後」というテロップが出た。
狂人卍「はーい、10分かけて餅がトロットロになるまで茹でました^^」スッ
狂人卍が、先程タレを入れていたのと同じどんぶりへ、鍋の中身をよそった。
狂人卍「はーい完成です^^自己中で傲慢なアライちゃん入りの雑煮でーす^^」
狂人卍「名付けて…」
…うわぁ…
見た目がヤバすぎる…。
こんなの食べれるの…?毛皮ついてるし…
って、そんな事言ってる場合じゃない!
あのアライちゃんは、ペットとして工場できちんとお勉強を頑張ってきたのに…!
こんな風に、遊びながら殺されるなんて…
…おかしいよ…。
…そして…
この動画を観て、興奮し、悦楽を感じてしまった私も、おかしいんだ…。
294 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/04(日) 01:45:04.55 ID:v658ljroo
つづく
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 01:51:04.46 ID:W6bn5op50
この作者に勝てるアラジビ料理が思いつかない
298 : ◆19vndrf8Aw [sage]:2018/03/04(日) 02:24:42.42 ID:v658ljroo
ちなみに今回の話のイラスト有りパートはここまでです
なにか気に入った絵はあったでしょうか
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 02:26:20.45 ID:iIYDO7sNo
最後の偉大なんだぞぉ煮が気に入りました。
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 02:28:05.63 ID:UDsS/spO0
乙です
アラジビ料理もネーミングセンスもこの作者さんに敵う要素が見当たらない
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 02:31:14.60 ID:UDsS/spO0
298
偉大なんだぞぉ煮です
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 03:13:50.88 ID:n3E5zr2t0
乙でしゅ。ネーミングに大草原
モチで身動き取れなくて足掻く絵が良かったです。ニッコリしました
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 04:50:51.96 ID:rN7LkvrU0
おつ
集中線はずるい(小並感)
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/03/04(日) 10:23:38.17 ID:HVKJZ7Rn0
ここまでのssを書けるとは…やはり天才か…
Gみたくカサカサ動いてるヨチラーが好きですねえ
最終更新:2018年05月18日 23:20