892 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 00:22:16.54 ID:oboWGpurO
…
~秋トウモロコシ畑~
ここは、アライさんがいる森の近くの畑。
秋トウモロコシを育てている畑である。
もうすぐ収穫の時期のようであり、畑には黄色いトウモロコシが実っている。
そんな畑に、なにか不思議な音が響く…。
余所アライさん「ふははははー!食べ物なのだぁー!」ガサッ
余所アライちゃん1「なのりゃー」ガサッ ヨチヨチ
余所アライちゃん2「なのだー」ガサッ ヨチヨチ
余所アライちゃん3「のだー」ガサッ ヨチヨチ
余所アライちゃん4「のりゃ!のりゃっ!」ガサッ ヨチヨチ
…先程とは別の、野良アライさん一家である。
先程のアライさんは、畑に近付くことを禁忌と認識していたが…
この野良アライさん一家は、何をしにトウモロコシ畑に近付いてきたのであろうか?
893 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 00:34:29.84 ID:oboWGpurO
余所アライさん「ここにはたくさん美味しそうな実が生えてるのだ!みんなで食べるのだー!」ドタドタ
余所アライちゃん1「なのりゃー」ヨチヨチヨチヨチ
余所アライちゃん2「なのりゃー」ヨチヨチヨチヨチ
余所アライちゃん3「なのりゃー」ヨチヨチヨチヨチ
余所アライちゃん4「なのりゃー」ヨチヨチヨチヨチ
余所アライちゃん5「のだ!のだー!なのだー!」ガサガサッ ヨチヨチヨチヨチ
余所アライさん「突撃なのだー!」ドタドタ
親の余所アライさんを先頭にして、アライさん一家は秋トウモロコシの苗へ近付いた。
余所アライちゃん達「「「なのりゃー!」」」シッポブンブン
余所アライちゃん達は、トウモロコシの苗の根元をぐるりと囲んでいる。
余所アライさん「さあチビ達!お腹いっぱい食べるのだ!」
余所アライちゃん1~5「「なのりゃー!わっちぇ、わっちぇ!わっちぇ、わっちぇ!」」ヨジヨジヨジヨジヨジヨジヨジヨジ
余所アライちゃん達は、一斉にトウモロコシの苗に爪を立て、よじよじと登り始めた。
894 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 00:49:27.24 ID:oboWGpurO
そして…
余所アライちゃん1「はぐはぐ」ムシャムシャ
余所アライちゃん2「がぶっ、くちゃくちゃ」クチャクチャ
余所アライちゃん3「あむあむあむあむあむあむ!!あむあむあむあむっ!!」クチャックチャッ
余所アライちゃん4「んんー、おいちぃのりゃぁ!!あぐっはぐっもぐもぐ」バリバリムシャムシャ
余所アライちゃん5「なのりゃー」ヨジヨジヨジヨジ
余所アライさん「ふははー!アライさんも食べるのだあ!がぶっ!」バリバリムシャムシャ
余所アライさん「くっちゃくっちゃ、美味しいのだぁ!自然の恵みなのだあ!もぐもぐ!」クチャクチャ
なんと余所アライさんは、何の躊躇もなしに畑の作物を荒らし始めた。
余所アライさん「もぐもぐ…ここを見る限り、人間はいないのだ!だからここはハタケっていう場所じゃないのだ!もぐもぐ!」クチャクチャ
…インターンシップに行くアライちゃんに、教育係はいない。
人間は歴史に学ぶが、アライさんは自身の経験に学ぶ。
そのため、全てのアライさんが同等の知識水準を保てるわけではない。
中には、このように変な知識の習得の仕方をするアライさんもいる。
…ときたま、アライさん同士で話して情報交換をする個体もいるようだが…
この余所アライさんはそうではないようだ。
895 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 00:52:34.33 ID:oboWGpurO
そして、時間が経つにつれて…
アライちゃん達はどんどん大きくなってきて…
気温はどんどん下がっていく…。
904 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 20:12:50.91 ID:53Ha/3n3O
余所アライさん「ふははー!美味しかったのだー!お土産も持っていくのだぁ!のだっ!のだっ!」ドタドタ
余所アライちゃん1「のだ!」ヨチヨチ
余所アライちゃん2「だあだあ」ヨチヨチ
余所アライちゃん3「くっそうんまかったのりゃあ!≧∀≦」ヨチヨチ
余所アライちゃん4「あゆくのちゅかれたのりゃ~、おなかぽよんぽよんであんよくたくたなのりゃ~」ゲェップ ヨチヨチ
余所アライちゃん5「おかーしゃ!おんぶぅ!ありゃいしゃんのことおんぶしゅゆのりゃ~!のりゃっ!のりゃっ!」シッポフリフリシッポフリフリ
余所アライさん一家は、秋トウモロコシ畑を荒らし回った後、いくつかトウモロコシを引き抜いて持っていった。
越冬のための保存食にするのであろう。
余所アライさん「のあっ」ポロッ
トウモロコシ「」ゴロン!ゴロン!
余所アライさんが落としたトウモロコシの1つが、坂道をごろごろと転がっていく。
余所アライさん「待てー!待つのだー!アライさんのご飯なのだー!」ドタドタ
余所アライさんは、坂道を駆け降りていく。
余所アライちゃん1~5「「なのりゃー」」ヨチヨチヨチヨチ
余所アライちゃん達も、母親のあとをついていく。
905 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 20:23:15.32 ID:53Ha/3n3O
トウモロコシ「」ガサガサッ
トウモロコシは、草影に落ちた。
余所アライさん「うぅーあそこなのだ!」ドタドタ
余所アライさんは、トウモロコシが落ちた草影へ近付いていく。
余所アライさん「たあ~!」ズボォ ガサガサッ
余所アライさんは、草影に手を突っ込み、トウモロコシを探すが…
余所アライさん「のだ?見つからないのだあー」ガサガサッ
どうやら余所アライさんが草影に来るまでの間に、トウモロコシは草影から移動していたようだ。
余所アライさん「どこなのだー?」ドタドタ
余所アライちゃん1「どこなのりゃ~?」ヨチヨチ
余所アライちゃん2「ここなのりゃ~?」ヨチヨチ
余所アライちゃん3「そこなのりゃ~?」ヨチヨチ
余所アライちゃん4「のりゃ~?」ヨチヨチ
余所アライちゃん5「のりゃあ!なのりゃあ!なのりゃあ!」ヨチヨチピィピィ
余所アライちゃん5が、やけに騒いでいる。
余所アライさん「どうしたのだチビ?お腹すいたのか?さっき食べたばかりなのだ!」プンスカ
余所アライちゃん5「なのりゃあ~~!!なのりゃあ~~!!ふぅぅーーっ!きゅるるぅ!」シッポブンブンブンブン
余所アライさんは、余所アライちゃん5の視線の先を見た。
906 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 20:25:03.94 ID:53Ha/3n3O
視線の先には…
落第アライちゃん「はぐっはぐっ!くちゃくちゃ!もむっもむっ!ごくんっ!おいちーのりゃああ!≧∀≦」ムシャムシャバリバリ
…転がっていったトウモロコシを美味しそうに食べるアライちゃんの姿があった。
907 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/27(金) 20:32:47.99 ID:53Ha/3n3O
落第アライちゃん「おいちーのりゃー!あむあむっ!はみゅはみゅっ!」クチャクチャ
余所アライさん「お…お前ぇ!その野菜を返すのだ!野菜泥棒め!」バッ
余所アライさんは、落第アライちゃんに詰め寄る。
落第アライちゃん「うゆ!?うしょなのりゃあ!このおやしゃいは、あむっ、くちゃくちゃ、ありゃいしゃんが!ごくんっ!」モグモグシッポフリフリ
落第アライちゃん「さいっしょに、あむ、しゃりしゃり…ごくん!みつけたのりゃ!」ムシャムシャシッポフリフリ
余所アライさん「嘘なのだ!アライさんが最初に見つけたのだ!アライさんが盗られたのだ!野菜泥棒めぇ!」フゥーーッ
余所アライちゃん1~5「「「のりゃー!なのりゃあ!な~のりゃあ~!」」」シッポブンブン
余所アライさん一家は、落第アライちゃんを威嚇している。
一家6匹での総威嚇。
とにかくやかましい。
落第アライちゃん「う、うゆう…!」ビクゥ
このド迫力には、落第アライちゃんもタジタジのようだ。
920 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 21:32:00.13 ID:h/a7U7+ZO
落第アライちゃん「う、うゆぅ…!ありゃいしゃんはおなかぺこぺこなのりゃっ!だからこれたべゆのりゃあ!ふぅーーっ!」フゥフゥ
落第アライちゃんも、しばらく食事をしていないらしい。
しばらくぶりにありつけた食糧を手放したくないのであろう。
余所アライさん「だったら力づくで奪い返すのだぁ!」ダッ
余所アライさんは、落第アライちゃんへ襲いかかった。
落第アライちゃんは…
落第アライちゃん「ぴ、ぴいぃぃ~~~っ!にげゆのりゃあ!あむぅっ!」ガプリ
食いかけのトウモロコシを口に咥え…
落第アライちゃん「ぬぬりゅぅ~~!!」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ
余所アライさんから逃走を試みた。
921 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22:04:26.49 ID:h/a7U7+ZO
しかし。
余所アライさん「ガイジなのだ!逃がすわけないのだ!ふはははー!」ドタドタドタドタ
落第アライちゃん1「ふみゅぅう!?」ヨチヨチシッポフリフリヨチヨチシッポフリフリ
余所アライさんは、落第アライちゃんへあっという間に追い付いた。
ヨチラーのアライちゃんが、二足歩行する成体のアライさんにかけっこで勝てるはずがないのである。
余所アライさん「蹴飛ばしてやるのだ!たあ~!」ドガァッ
落第アライちゃん「ぶへぇぁっ!」ボゴォ ゴロゴロ
余所アライさんは、落第アライちゃんの幼く未発達な小さい体を容赦なく全力で蹴飛ばした。
尻を蹴られた落第アライちゃんは、口に咥えていたトウモロコシを離してしまう。
922 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22:13:33.30 ID:h/a7U7+ZO
落第アライちゃん「ぴぎいいぃぃいーーーっ!!いぢゃいい!いっぢゃいのりゃああああああーーーっ!おがーしゃあああーーんっ!!」ピギイィイビエエエエエン
落第アライちゃんは蹴られたお尻を擦りながら、大声で泣き叫び必死に助けを呼ぶ。
余所アライさん「無様なのだ!どうしたのだガイジ!アライさんから自力で逃げてみるのだ!」ニヤニヤ ゲシゲシ
落第アライちゃん「ぴっ!ぴっ!」
余所アライさんは、落第アライちゃんの尻を蹴っていたぶっている。
落第アライちゃん「おちりいぢゃいいいいいいーーーーっ!いっぢゃいのりゃあああああーーーっ!にげれないのりゃああああああーーーっ!」ビエエエン
どうやら落第アライちゃんは、尻を蹴られた時に筋骨に大きなダメージを受け、歩けなくなってしまったようだ。
余所アライさん「逃げれないならどうするのだ?」ニヤニヤ
落第アライちゃん「ひぐっ…ぐしゅっ…!ひどいのりゃああっ…!たべものどよぼーが、ありゃいしゃんをいぢめゆのりゃ…!ありゃいしゃんがかわいそーなのりゃあ…!」ウルウル
余所アライさん「ガイジか!元々お前のものじゃないのだ!これは最初っからアライさんのものなのだ!たぁ!たぁ!」ゲシゲシ
余所アライさんは、明らかに酷い重症を負っているであろう落第アライちゃんの尻に、さらに蹴りを加える。
落第アライちゃん「びっっぎいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーーーーーっ!!いいーーーぢゃああああああああいいいいいいいいいいーーーーーーっ!おがああああーしゃああああーーーんっ!おがーしゃんだぢゅげでえええーーーっ!」ビエエエン
余所アライさんが蹴りを加える度に、落第アライちゃんの体内では傷が深刻になってゆく。
余所アライさん「ガイジなのだ!お前はインターンシップが辛くて逃げ帰って来たんじゃないのか?もう親元を離れたはずなのだ!」ゲシゲシ
923 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22:21:00.56 ID:h/a7U7+ZO
余所アライさん「アライさん達は!自分の力だけで生きていく生き物なのだ!自分自身以外、誰もお前を助けないのだ!」ドガァッドガァッ
落第アライちゃん「もうやべでええええええええええーーーーーっ!!あげゆかりゃあああーーっ!ありゃいしゃんのおいちくてきーろいちゅぶちゅぶおやしゃい、おまえにやりゅかりゃああああーーーっ!!」ピギイイィィイ
余所アライさん「野菜とかもうどうでもいいのだ!アライさんは、お前みたいな甘ったれたクソガキがいっちばん大嫌いなのだ!人間より嫌いなのだ!」ドガァッドガァッ
落第アライちゃん「のりゃっ!のりゃっ!」ドガグシャ
草影「」ガサガサッ
その時、草影が揺れた。
『チビ!?チビの声なのだ!チビ!』ガサッガサッ
余所アライさん「のだ!?」
落第アライちゃん「こ、このこえ、は…」ゼェハァ
アライさん「ち…チビ…!」ガサッ
落第アライちゃん「お…おがー……しゃんっ……!」
…やってきたのは、先程小太りの男性と交尾していたアライさんであった。
小太りの男性から聞いたアライさん一家の様子を視察しに来たのである。
924 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22:28:20.56 ID:h/a7U7+ZO
落第アライちゃん「おがーーしゃああああんっ!おがーしゃんなのりゃああああーーーっ!おがーしゃん!ずっとずっとあいたかったのりゃあああーーーーっ!」ビエエエン
落第アライちゃんは更に泣き出した。
尻の痛みとは別の涙である。
アライさん「チビ…お前…そんなに大きくなって…」
アライさんは動揺している。
余所アライさん「なんだ?お前、こいつの母親だったのか?」
余所アライちゃん「「「のりゃ~?」」」クビカシゲ
落第アライちゃん「おがーしゃん!だぢゅげでええーーっ!このやさいどよぼーがありゃいしゃんをいぢめゆのりゃああーーっ!ありゃいしゃんのききなのりゃあっ!」ピギイイィイジタバタ
落第アライちゃん「ぶっこよちてぇえーーーっ!このわゆものぶっこよちてええーーっ!おがあああしゃあああーーんっ!」ピギイイィイ
アライさん「あ…あ…」
アライさんの脳裏に、かつて落第アライちゃんを産み落とし、母乳を与えて育てたときの記憶が甦ってくる。
925 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22:33:34.19 ID:h/a7U7+ZO
余所アライさん「今の時期にこの大きさってことは…夏の終わり頃に産んだチビなのか」ガシィ グイイ
落第アライちゃん「ぴ、いぃ…!」ブラーン
落第アライちゃんは余所アライさんに尻尾を掴まれる。
アライさん「ち、チビに何を!」
余所アライさん「たあ~!」ポイッ
落第アライちゃん「のりゃっ!」ヒューン ドサッ ゴロゴロ…
落第アライちゃんは、アライさんの足下へ投げられた。
落第アライちゃん「い…ぢゃい…おが、しゃ…」ブルブル ガシィ
落第アライちゃんは、アライさんの足首をつかむ。
余所アライさん「お前…。子供をインターンシップに出した母親なら。アライさん達のルールは分かってるのだ?」コスリコスリ
アライさん「っ…」汗ダラダラ
アライさんは、汗をかいている。
926 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/04/28(土) 22:34:56.14 ID:h/a7U7+ZO
落第アライちゃん「おがーしゃん…!ありゃいしゃん、おかーしゃんといっしょにくらちにきたのりゃああっ!」
アライさん「…」
落第アライちゃん「ありゃいしゃん、おかーしゃんといっしょがいーのりゃあっ…!はなればなれしゅゆの、さびちくって…!」ブルブル
落第アライちゃん「おがーしゃん…だいしゅきなのりゃあ…!おがーしゃんっ…!」ウルウル スリスリ
落第アライちゃんは、アライさんの足首に頬を擦り寄せている。
アライさん「…」
930 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/05/01(火) 17:59:33.44 ID:TPonmpgRo
アライさん「っ…チビ…帰ってきちゃダメって…言ったのだ…」
落第アライちゃん「うゆぅ!ありゃいしゃん、ほんとはずっとずっとずぅーーっとおかーしゃんといっしょにくらちたかったのりゃあ!」シッポフリフリ
アライさん「…独り立ちすれば、お前は自由になれるのだ」
落第アライちゃん「じゆーなんていらないのりゃあ!ありゃいしゃん、ほんとーはいんたーんちっぷいくのもやだったのりゃ!」スリスリ
アライさん「…」
読者の皆さんは、もはやお気付きであろう。
これまで本作に登場した野良アライちゃん達は、ことごとく人間に駆除されて死んでいった。
その一方で、登場するアライしゃんは、比較的生存率が高い。
これは何も、神の見えざる手がアライちゃん達に都合よく悪運を与え不自然に死へ誘うバイアスをかけているわけではない。
ただ単に、ヨチラーのアライちゃんは独力での生存能力が低いだけだ。
本来ならば、ヨチラーのうちは親に保護してもらい、二足歩行ができるようになってから独り立ちさせた方が、個体生存率がずっと高くなることは自明の理といえよう。
そう…
自身の種の繁栄のために生きる動物としての視点で見れば…
ヨチラーのアライちゃん達は、明らかに、独り立ちするには早すぎるのである。
それ故に、野良アライちゃん達は、人に甘えたがる。
人にごはんをねだる。
愛情を求める。
本来であれば、まだ独り立ちするには早すぎるが故に…
人間に自らを母親がわりに保護してもらい、可愛がって貰うことを求めるのである。
931 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/05/01(火) 18:12:53.92 ID:TPonmpgRo
落第アライちゃん「おかーしゃん!ありゃいしゃん、おかーしゃんとまたあえてうれちーのりゃあ!しゅきしゅきなのりゃー!」スリスリ
アライさん「…他の姉妹はどうしたのだ」ナデナデ
落第アライちゃん「うゆぅ…はんぶんはしんじゃったのりゃ…」
落第アライちゃん「でも、ほかのおねーしゃんやいもーとたちは、ありゃいしゃんをおいてどっかいっちゃったのりゃ…」
落第アライちゃん「おいてけぼりされたのりゃ…。ありゃいしゃんかわいそーなのりゃあ…!」ウルウルシクシク
アライさんは、愛しい我が子の頭を撫でる。
このアライちゃんは、姉妹の中でも特に甘えん坊で、独立心が弱いようだ。
落第アライちゃん「もうひとのすみかなんてこりごりなのりゃ!おかーしゃん!いっしょにもりでくらしゅのりゃー!」スリスリペロペロ
932 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/05/01(火) 18:43:05.73 ID:TPonmpgRo
アライさん「…ところで、森で暮らすはいいとして、チビ…」
アライさん「…ご飯はどうするつもりなのだ?」
落第アライちゃん「うゆぅ!おかーしゃんといっしょに、もりのなかでさがすのりゃ!ごはんいっしょにたべゆのりゃー!」
アライさん「…」
933 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/05/01(火) 18:43:32.41 ID:TPonmpgRo
つづく
最終更新:2018年05月26日 01:09