アライさんトラップラボ―『研究所の歴史』

512 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/04(水) 21:38:48.02 ID:0GS8WH/t0
みなさん、こんにちわ。

アライさんトラップ研究所、通称、ATLです。

今回は我が研究所のお話をさせて頂こうと思います。
尺稼ぎ、という意味もありますが、少々お付き合いください。


513 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/04(水) 21:39:57.85 ID:0GS8WH/t0
我が研究所の設立は今年で八年目を迎えます。

思えば、十二年前のフレンズパニックから一年ほど経った時に「フレンズ生態研究所」が設立されました。
そこで活動していた五人がアライさんに特化した研究をするために退社し、立ち上げたのがこの研究所でした。

「フレンズ生態研究所」ではフレンズの生態のみが研究されており、個々のフレンズを研究することはありませんでした。
理由はよくわかりませんでしたけどね。

フレンズと我々は始めこそ打ち解けることはできませんでしたが、徐々に手を取り合うことが出来ました。
しかし、創設メンバーが抜ける直前ぐらい前まで打ち解けることが出来ないフレンズがいました。

それがアライさんです。
他のフレンズでもうまく打ち解けていない者はいましたが、完全に打ち解けていなかったのはアライさんだけでしょう。

アライさんだけ打ち解けることが出来ない。
その思考に疑問を抱いたメンバーが独自の研究をさせてほしい、と懇願しましたが上に取り合ってもらえませんでした。

そのため、専用の研究所を設立したのです。

ちなみに「NameD」こと、堂本も創設メンバーの一人ですよ。
動画ではふざけているような喋り方をしていますが、仕事はしっかりやっていますよ。


514 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/04(水) 21:42:06.42 ID:0GS8WH/t0
しかしながら、設立一年目は研究環境の整備で時間を使ってしまいました。
その時は当然のことながら、まともな研究は出来ていないんですよね。

設立以前からアライさんによる被害も確認され始め、そのデータを元に、省庁に呼びかける日々が続きました。
データに関しては、創設メンバーが秘密裏にかき集めていました。

二年目の半ばか終わりぐらい...だったと思います。
その頃にようやく我々が動けそうな法整備がされましたが、幾分資金が足りない。
そこからは地獄のような日々でしたね。

ですが職員一同、被害を減らしたい思いで研究に邁進してまいりました。
我々の熱意が伝わったのか、今我々に賛同してくださる企業、個人スポンサーがいるのです。

彼らの支援無くして我々はここまでやってはこれなかったでしょう。

大変感謝しています。


515 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/04(水) 21:42:53.72 ID:0GS8WH/t0
今話した内容を、簡単に年表を作ってみました。

十二年前:
 フレンズパニック 発生

十一年前:
 フレンズ法 制定
 フレンズ生態研究所 設立

七年前:
 創設メンバー 退社
 アライさんトラップ研究所 設立

六年前:
 フレンズ特別法 制定

今年:
 研究所の成果が初の商品化 「アライフレグランス 無香料タイプ」


516 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/04(水) 21:43:45.27 ID:0GS8WH/t0
如何だったでしょうか?

もし興味を示していただける人が多くいれば、この話に関して詳しくお話ししてもいいかもしれませんね。

今回は息抜きがてらのお話をさせていただきました。
次回の更新では、何かしらの研究成果を報告できるかと思います。

短いですが、これで失礼します。


519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/05(木) 23:35:55.66 ID:ogCVLszx0
おなじみのNameDが堂本だってはじめて知った

ついでにハンター資格まわりの設定もあれば書いて下さい
研究員が資格を後から取得したのか取得者をラボに勧誘したのか、とか気になります


521 : ◆cOAKBMeRl6 [saga]:2018/07/07(土) 22:23:52.79 ID:ZZSHh3AV0
519

自分の中で設定は考えていますし、終わり方も考えてはいます。
そのための伏線を回収していくために、こうして名前を出しました。


最終更新:2018年07月16日 17:11