ACE COMBAT ~THE UNSUNG Striker~ 設定その1 F-14D+について このコーナー!?では本編に登場したオリジナルメカ等について出来うる限りにマニアックにそれっぽく解説するコーナーです。 今回はタイトル通りに、主役機であるF-14D+についてグダグダと語って行きたいと思います。 F-14D+ (スーパートムキャットプラス) 開発経緯 AVF-X計画 自国や周辺各国の空軍がF-22AラプターやSu-47ベルクート、Mig-1.44/1.42等の第5世代戦闘機の配備を進めるのに対して、海軍の主力は未だにF-14B/DとF/A-18C/D/E/Fだった。 F-35C/Bも少数配備されてはいたが、主力機が第4~4.5世代機である現状は洋上防空能力の点において不安要素だった。 そこで現状で配備数と要望の多かったF-14B/Dの性能向上版を主力戦闘機として運用する事となった。 F-22NというF-22に可変後退翼機構を新たに加えた機体も採用が検討されたが、F-14B/Dのエンジンとコックピットとレーダーのアップデートで済むF-14D+と比較するとF-22Nの可変後退翼機構の研究等で時間と費用が約4倍かかると言う試算の結果、このF-22Nは廃案となった。 この計画はオーシア連邦、オーレリア連邦共和国、ISAF参加各国の国際共同開発により行われた。 目標 スーパークルーズ能力の取得 3次元ベクターノズルの搭載 電子戦AIを搭載し、パイロットのみで長距離空対空ミサイルの誘導を可能にする 通常運用時(AWACS等からの支援が可能な場合)はレーダーを使用せずに統合戦術情報分配システム等のみで索敵を可能にする 空対空戦闘能力向上のためAIM-120及びAIM9、AIM-54Xの運用を可能にする。 対地攻撃、ワイルド・ウィーゼル任務への対応のため各種JDAMとAGM-65F/G/G2、AGM-88Eの運用を可能にする。 主要変更点 エンジンをF-100からF-140(オリジナル設定:F-119の3次元ベクター゙ノズル版)に換装 レーダー波吸収素材含有の塗料でのコーティング F-22Aと同じAN/APG-77アクティブ・フェイズドアレイ・レーダーを火器管制用レーダーとして搭載 JHMCS(ジョイントヘルメットマウントキューイングシステム)の採用 ELS(アメタリーロケーティングシステム、電波源測位システム)の採用 電子戦AIの搭載 評価 スーパークルーズ能力は申し分無いものの、機動性は高過ぎて熟練者以外の機体にはベクターノズルにリミッターを設ける事となった。 ステルス性能はレーダー波吸収素材を含んだ塗料を塗布したのみなので、F-22A等の開発段階からステルス性能を考慮した機体と比べると数段落ちるが、F-14Dと比較すると格段に向上したと言える。 またベクターノズルと電子戦AI以外は既存技術を使用する事により新規開発に比べ、大幅なコストダウンに成功した。 補足 ISAFよりX-02ワイバーンの3次元ベクターノズルの設計・制御データの提供を受けて3次元ベクターノズルは完成した。 搭載可能武装 対空武装 AIM-9L/M/P/X AIM-7F/M/P AIM-120 ※ AIM-54C/ECCM:Sealed/X 対地武装 GBU-31(V)2/B (Mk84:2,000ポンド爆弾) GBU-32(V)2/B (Mk83:1,000ポンド爆弾) GBU-38/B (Mk82 and BLU-111:500ポンド爆弾) GBU-54/B レーザーJDAM (MK-82:500ポンド爆弾) GBU-31(V)4/B (BLU-109:2,000ポンド爆弾) GBU-35(V)1/B (BLU-110:1,000ポンド爆弾) AGM-65F/G/G2 マーヴェリック ※ AGM-88E アンチレーダーミサイル ※ 固定武装 M61A1 20mmバルカン×1(装弾数675発) ※の付いている武装は実在するF-14シリーズでは使用不可 AIM-54Xは架空の武装で、AIM-9Xと同様に推力偏向ベーンを備えたモデル とこんな感じです。 ELS略無しの読みは適当です、ゴメンナサイorz ちょとマニアックになり過ぎましたかね?w [[目次>F-16CCV氏]] [[次へ>]]