国鉄信富線

昭和だったか明治だったか国鉄が松本と富山を結ぶ目的で計画していた未成線だる。 富山県側は神岡線として開業した後、赤字82線で第三セクター神岡鉄道に転換⇒元々赤字路線だったので貨物撤退したら赤字が膨大になる。そして2000年代に廃止された。一方で松本側は既に筑摩鉄道(現在:松本電鉄)が松本~前渕間で開業していたのでいずれ繋げる計画だった。ただし松本電鉄は当時、富山ではなく高山を目指していたためまるで小湊鉄道と国鉄木原線の関係と同じで目的が全くかみ合わない。

で?どうした?

松本電鉄は長大なトンネルを掘るなど線路を敷くには膨大な資金が必要となるため取りやめた。せめて島々地区に駅を設置しようと考えるも前渕と島々では標高に差がありその間を流れる梓川の際は足場を作らないと線路が敷きにくいなど問題が判明したため前渕に仮駅として島々駅を設置した。一方で国鉄神岡線は奥飛騨温泉で工事が止まっている。こちらも水蒸気爆発を懸念したり高原川沿いに安定した地盤がないなどの問題が判明し結局当線が民営化するまで国鉄は延伸を検討しなかった。むしろ永遠にないに思われる。

一方で松本電鉄も前渕(改称)~赤松間の土砂崩れで不通。ただ、前渕では用地が狭くターミナル機能が不足しており、既に赤松へターミナルを移していることから該当区間は復旧しても需要がないと判断され休止されたまま一回も列車が走ることなく廃止された。

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最終更新:2011年11月23日 10:52
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