安房トンネル

{{Infobox tunnel |name = Template:PAGENAME |image = Abo Tunnel 001.JPG |caption = 安房トンネル(中ノ湯IC側) |location = 長野県岐阜県 |coordinates = |route = 中部縦貫自動車道安房峠道路) |status = 供用中 |start = 長野県松本市(旧南安曇郡安曇村) |end = 岐阜県高山市(旧吉城郡上宝村) |startwork = |open = 1997年12月6日 |close = |owner = |operator = |traffic = 自動車 |character = |toll = |vpd = |construction = 1995年(本坑貫通) |length = 4,370m |lanes = |speed = |hielevation = |lowelevation = |height = |width = |grade = }} 安房トンネル(あぼうトンネル)は、中部縦貫自動車道安房峠道路)の中ノ湯IC平湯ICの間にある、長野県松本市(旧南安曇郡安曇村)と岐阜県高山市(旧吉城郡上宝村)を結ぶ全長4,370mの自動車専用トンネルである。

概要

国道158号安房峠の直下を通っている。また、深さ450mの換気縦坑によって安房峠に排気している。

焼岳火山群中の活火山であるアカンダナ山南側の高温帯を通過しており、長野県側の中の湯温泉取り付け道路工事では、火山性ガスを含む水蒸気爆発事故が起き、作業員4名が死亡して工事が一時中断するなど、建設は困難を極めた。この影響により現在の長野県側坑口は当初の予定よりも北側に移した仮の坑口に変更になり(写真で、トンネルが急に右(西)に曲がっているのはその現れ)、トンネル延長が当初の予定より20メートル長くなった。建設中の陸橋の一部は現状破棄された。また「中の湯温泉旅館」はこの事故の影響を受けて安房峠への途中にある現在地へ移転した。掘削中の熱水湧水や、それに伴う灼熱地獄から、施工に関わった飛島建設の社員も吉村昭高熱隧道を思い出したと語っている[1]

※通行料金などは安房峠道路参照のこと。

歴史

  • 1964年(昭和39年) : 現地調査実施
  • 1967年(昭和42年) : ボーリング調査開始
  • 1980年(昭和55年) : 長野県側から調査坑の掘削開始
  • 1983年(昭和58年) : 岐阜県側から調査坑の掘削開始
  • 1989年(平成元年) : 岐阜県側から本坑の掘削開始
  • 1990年(平成2年) : 長野県側から本坑の掘削開始
  • 1991年(平成3年) : 調査坑が貫通
  • 1995年(平成7年)2月11日 : 水蒸気爆発事故発生(4名死亡)
  • 1995年 : 本坑が貫通
  • 1995年 : 換気縦坑が貫通
  • 1997年(平成9年)12月6日 : 中ノ湯IC-平湯IC間開通に伴い供用開始

中部縦貫自動車道安房峠道路
中ノ湯IC - 安房トンネル - 湯ノ平トンネル - 平湯IC

関連項目

外部リンク

Template:road-stub Template:デフォルトソート:あほうとんねる

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最終更新:2012年01月10日 19:55
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