松本町(長野県)

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松本町まつもとまち)とは明治時代に長野県に存在した町でウィキペディアにも存在した街だ。 (1889年4月1日-1907年5月1日)</br> 1907年5月1日に市制施行し松本市となった。

松本町は松本村が町制施行して誕生したわけではない。松本町は江戸時代から存在した松本城下が明治22年4月1日の市町村制に基づいて町制施行したもの。 一方の松本村は松本町に南接する村で、従前の筑摩村などの村々が合併して誕生したものである。 この村は後に松本市に編入されることになる。

松本町は県庁所在地ではなかったが明治末期までは長野県最大の都市であった。当時は長野県の経済、商業、文化の中心を担っていた。

歴史

  • 1871年(明治4年)7月14日 - 廃藩置県により松本藩は松本県となる。11月には伊那県、高遠県、高島県、飯田県、名古屋県の信濃国分、高山県(=飛騨国)と合併して筑摩県となり、松本城下筑摩県筑摩郡松本深志町となる。
  • 1875年(明治8年)2月18日 - 筑摩郡松本深志町、北深志町(武家町)と南深志町(町人町)に分立。(筑摩県庁所在地は南深志町となる。)
  • 1876年(明治9年) - 筑摩県が信濃国分が長野県に、飛騨国分が岐阜県に編入される。信濃国分に属していた北深志町・南深志町は長野県に属することとなり長野県筑摩郡北深志町・南深志町となる。
  • 1879年(明治12年 - 東筑摩郡制施行により東筑摩郡北深志町・南深志町となる。
  • 1884年(明治14年)7月5日 - 東筑摩郡北深志町が松本北深志町に、同郡南深志町が松本南深志町に、それぞれ町名変更。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制施行。東筑摩郡松本北深志町、松本南深志町、桐村、蟻ヶ崎村、宮渕村、白坂村、渚村、筑摩村(=旧征矢野・鎌田村、小島村の田川西区を除く)が合併し松本町が発足。
  • 1907年(明治40年)5月1日 - 東筑摩郡松本町が単独で市制施行。松本市発足。(長野県では2番目)

町長

代(通算)氏名就任年月退任年月
初代菅谷司馬1889年6月1898年5月
2牧野岸治1898年6月1902年7月
3小里頼永1902年7月1907年4月





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最終更新:2012年02月12日 21:49
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