定位的熱凝固手術

頭蓋骨の一部に穴をあけ視床と呼ばれる部分に電極を入れ誤作動を起こしている部分を電極で焼いて破壊するというもの。 その手術は患者が意識のある状態で行われる。もちろん麻酔はするが頭皮のみです。これは脳に痛点がないからだ。

局所性ジストニアの治療に用いられる。

局所性ジストニアとは

脳や神経の異常により筋肉を動かす指令が誤作動を起こす病気。 無意識に体の一部が異常な働きをしてしまう。原因は不明。 複雑な働きを繰り返す職業で発症することが多い。別名 職業性ジストニア。親指が回り込み指が滑らかに動かない。 ほとんどのひとがなっても日常生活に支障がないため軽く見られてしまうがプロにしてみたら死活問題であるため職業性ジストニアとも呼ばれている。 プロが発症すると、まるで超素人が引いたかのようなぎこちない動きになってしまうのだ。

検査でも見過ごされやすく、長らく苦しむ患者がいるというのだな。