国鉄五新線とは奈良県五條駅と新宮駅を結ぶ計画線だった幻の鉄道路線だ。
概要?
国鉄は五條から新宮を目指す計画を実行。現在の専用道阪本まで暫定開業する予定だったが沿線住民からは待ち遠しい意見なら「こんな程度の区間ならバス専用道にしろや!」とか気長な意見なら「んーや!もうしばらく待てば鉄道走るから少し待てばいい!」など賛否両論論争が繰り広げられたので国鉄は次の方法でこの論争を鎮静化させた。
- ①とりあえず城戸までバス専用道で暫定的に開業させる。
- ②阪本から新宮まで向けて路線延長工事を行う。
- 以上の方法で新宮まで開業したらバス専用道は当然鉄道路線になる予定だ。しかし、一家に一台マイカーというモータリゼーションの波を受けて日本各地で赤字83線に指定した路線が次々廃止されるとこの路線を全線開業させるのが難しくなった。さらに国鉄が多額の負債を抱え、国会では国鉄再建法が成立したことにより鉄道建設は凍結、当然トンネルも途中までしかなく貫通していない。この法令で国鉄がJRとして民営化されると国鉄バスもJRバスに転換されるものの元々人口が少ない所を走っているため利用が伸びず撤退、その後奈良交通が保有・運行実施するが年々本数が減少しており、現在では専用道阪本まで折り返すものと西吉野温泉まで全通するものがあるが土曜休日は阪本までで朝6時代五條駅を出て20分で阪本に付くと7時代に折り返して五條駅まで運行するだけの一往復のみである。西吉野温泉までは平日のみで土曜休日は運休気味。
最終更新:2011年10月08日 09:06