飼いゆっくりが捨てられた

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我輩?俺?まぁ、どっちでもいいや!
うちには[ありす]と[ぱちゅりー]のツガイを飼っている。
元々ペットショップで廃棄処分なるやつを安く仕入れたものだ。
ショップにいたときはケージにツガイの他、4匹なる子ゆがいた。
内訳は[ありす]3匹と[ぱちゅりー]1匹だった。
どっちが出産したのかと店員に聞いたが、
いつの間にか増えたからよく分からない。
そして子持ちだと売れないから値下げしたと語った。
とりあえず家計に余裕があったので全部飼うことにした。
何日か過ぎ、赤ゆ達も少し大きくなり、子ゆへと変化する。
ある日、仕事帰りに道端で子れいむが倒れてるのを発見した。
「大丈夫か!しっかりしるぉ!」「ゅ…ゅ…」
命に別状はないようだが瀕死だった。なぜこんな所に倒れてたのか本ゅんでも分からないようだ。で、さっそく帰って汚い身体を適量の水と小麦粉や蜜柑汁で綺麗にした。
身寄りがないだろうと思い優しい飼い主?は子れいむを飼うことにした。家系的にはまだ小さいので余裕はあった。
本編
飼いゆっくりが捨てられた
家で飼ってるありすとぱちゅりーの一家へ道端で倒れていた赤れいむを新しく加えたら
「ゆ~とりしゃんみちゃい!!」
「新しい家族だぞ!仲良くしろよー!」
「ゆっゆーん!」
「むきゅっよろしくね!」
兄弟ともすぐに仲良くなった。
だが、これが後に悲劇の始まりだった
飼いゆっくりが捨てられた
一ヶ月後、それは飼い主の留守中に起こった
赤ありす・れいむが茶碗を見付けた
「ゆ~?」
「きれいだにぇ~!れいみゅのたからものにしゅるよ!」
"
「おうちにはこびゅよ!」ぐいぐい
赤れいむは気に入り運ぶ事にした
だが、な押してばかりで前が見えず
グラッ
パリーン…
テーブルの上からなのか落としてしまた
飼い主が帰宅すると
茶碗が割れていたことに気づき
「あぁ、れいむか!」
と瞬間で理解し、
ヒュオン パァンッ
「ゆびぃいぃいッいぢゃいよぉおお!!」
じたじた
ヒュオン パァンッ
子れいむを逆さにしたおしおき用台座ならやチョコ椀に載せ
小さめな輪ゴムで縛り
子れいむの底辺に向け定規を折れぬ程度に曲げ離した反動でか叩く
「ゆぐっ…ゆぐっ…」
子れいむは底辺を叩かれ
真っ赤に腫れ上がる
ショックで涙と失禁している
「ゆぅうう!?ゆっくちぃ…」
「ゆえぇん!れいみゅ!!れいみゅ!!」
心配する子ありす兄弟と子ぱちゅ
「連帯責任で三日間食事抜きな!」
「むきゅ!?」
「ゆんやぁあ!!」
三日後
「ちょっとだけ豪華なゆっくりフードとオレンジジュースにしてやるか…」
三日前のオシオキに罪悪感かな?
ツンデレか?
飼いゆ達がいる部屋に向かう
ガラッ
「お前達ゆっくり反省できたかな?
反省できた子には美味しい…」
「ばかな飼い主はゆっきゅりしにぇ!」
ポコン
「…え?」
何か足に当たる音がした
「……!」
カラ カラ…
みると足に赤ゆ達がスィに乗って
当たっていた
「おにーしゃん痛かった?れいみゅもおちおきいたかっちゃんだよ!ぷきゅううう!!!」
まだ底辺が赤いぞと
ぷりぷり「そうだよ!!ありしゅのとみょだちをいじめりゅばかなかいぬしはちんでにぇ!!」
「むきゅん!ばかなかいぬしはいちゃくてうごけにゃいらしいわ!」
プクッ「ありちゅはけんかでまけたことにゃいんだよ!ちゅよいんだよ!?」
「おねーちゃんたちおこりゅとちゅよいんだよ!あやまっちぇもおしょいよ!?」
「「ゆっゆー!!」」
赤ゆ達は反逆の意志を示していた
反省してるからご褒美あげようとた
飼い主の中では何かがキレた
ガ   タ ァ ン
持っていたフードとジュースを落とした
「「ゆっゆおー!えいえいゆー!!」」
「ちびちゃんたち何してるのおお!!」
「は 早くおにーさんにあやまりなさい!!」おろおろ
我が子に説教を始める親達
さすがペットショップで売られる前な親。ちゃんと上下関係を弁えてる。
その一方で……
ぷくうううう わさ わさ「あやまりゅひつようにゃんてなんよ!これはほうふきゅにゃんだよ?」
ゆふん!
「そうよ!ときゃいはなとうぜんのけんりよ!!」
そんな躾も教育も受けてない子ゆ達(特に子れいむ)は上下関係すら弁えず、反省の色すらない
「お兄さん!子供たちはおふざけがすぎただけなのよ!
…お兄さん?」
「むきゅ~ おりなさ~い!!」
ブンッ
ポコ ポコ 「ゆびぃっ」「ゆ"ー」「ゆ~」
我が子らをスィから殴り降ろす親ぱちぇ
ぐわっ
飼い主の手が伸び
ポイッ ポイッ
「むぎゅ」ベチャッ
「いちゃぁい!」
ドンッ「ゆ"ぁあ"」
「ごあいよぉ!!」
「おしょらとんでりゅ~!」
バタン!
赤ゆ達は電子レンジに入れられた
「ゲホ ゲホ」
「ゆぅぅ…!」
咳ぱちぇ心配ありす
ぷきゅ~「にゃにしゅるの おこりゅよ!?」
てし てし「ゆえ~ん みゃみゃ~ たしゅけちぇ~!!」
「ここからだしてー!!」
「……」
叫ぶ子ありす達とま反抗する子れいむに
飼い主は無言
「あああ ちびちゃんたち!!」
「たしゅけちぇね みゃみゃ~!」
「む…きゅ…」
「おにーさん!子供たちを許してあげて下さい!!」
ぷくぅぅぅ「おきぉぅゃーしゃんからはにゃれろー!!」
必死に許しを求める親ぱちゅよそに
「死ね」
!?
そんなこと知るかと
飼い主は電子レンジに99:59でスイッチを入れた
ブゥ…ン…
「ゆっ?ゆかしゃんがまわっちぇるよ!? 」
「ほんちょだおもちろ~い!!」
オロオロ 「ゆ~にゃにこれ?!」
エレエレ 「め…が…まわりゅうう…」
「ぱちゅうぅ!!」
動き出すテーブルに
不安がる赤ありす達
酔う赤ぱちぇ
脳天気にはしゃぐ子れいむ
  て~んて~ん「ゆかしゃんくりゅくりゅ~♪」
ハシャグ子れいむ
しばらくすると異変化か
庫内は熱を帯び始め
赤ゆ達を火傷地獄が襲う
スゥド
…「ゆっ!?」
「ゆ"ッびィイイ!?」
ペシャ
「いぢゃぃよぉお!!」
「!?」
ズキッ
「!!」
ドン 「あがががが」
 ドン 「いぢゃいあぢゅい」
  ドン 「たしゅけておかーじゃぇ」
「む むきゅ~!?どうしたのちびちゃん!?」
「おにいさんたすけてあげてえぇ」
助けを求める親ありす
コロコロ 「にゃにこれぇ いぢゃいい"」
じた じた 「ゆぎぃいい もぅやぢゃぁあ」
「む…」
 ビグン 「ぎゅっ!!」
「むぎゅ-!?」ポ ンッ
「ぱぢゅぅうう」
「む…ぎゅ…」
熱がる子ゆ達の中では赤ぱちゅに異変が
目がポンッと飛び出したのり
ショックで衰弱する子ぱちゅ
「ぴゃああああ いぢゃいいぢゃいィイ」たむ  たむ
グチャ「ぎゅ」
「ゆ"ぅううぅ」
熱がる跳ねる赤れいむに踏まれ
絶命か
子ぱちゅの目が弾けたのを皮切りに、
他の子達にも変化が現れた。
ゴポ ゴポ 「ゆ"っ ゆ"っ」
長子ありすの体中からは、ドロリと餡子?を吹き出し
ボコッ… 「ゆべぇ…」
 ブチュ…
「ゆびいっ」 ペチャッ
次子のありすは上半身が溶け、醜く歪み
「ゆびっ」 ぱぁんっ
三女ありすは子ぱちゅと同様に、
両目が破裂し―
そして子れいむは――
「あぢゅッ いぢゃぁあッ」
じたた
「ゆぎぃいッいい
やぢゃやぢゃぢにちゃくにゃぃよぉお」
じたた
「ゆっ!?」ぷくぅぅ
「も…う…れい…みゅ…ぷくぷくしちゃく…にゃいの…に」ぅうううぅ
「ゆ"っ!?」ボ ンッ
バラバラに四散した
び ちゃっ
レンジの扉に子れいむの餡子が飛び付きに、涙を流し呆然とする[ぱちゅりーとありす]。
この日、飼いゆっくりが捨てられた。

考察

どこぞの子れいむを加えたことが
子ありす達に余計な知恵を与えるきっかけとなり反逆ら
しかし飼い主も短気で気に食わないから殺した程度に怒りやすい
ポイントは、子れいむを加えたことで、子ゆ達にあかの他ゅんであるも家族同然かつ友達のよーな存在が芽生え、
何かあったときは同情するということになったんだろう。ま、れいむを飼わなければありぱちゅ一家も我が子を殺されずに済んだものを。
れいむを飼っていても、全匹大人しくしるぉ、てりゃ殺されず捨てられずに棲んだものを。

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最終更新:2013年10月04日 22:46
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