GM:エルヴィカさんは、現在は一人旅でしょうか?
一人旅が危ない気がして(笑)

エルヴィカ:一人なんじゃないでしょうか。ただ、服装はゴージャス踊り子服と簡易踊り子服とあるので、地味な方です

GM:前にいたのは冒険者パーティーでしょうか、それとも旅芸人の一団とか?

エルヴィカ:じゃあ、多分旅芸人一座で団長のセクハラが鬱陶しくなって出てきたんです(笑)

GM:あっはっはw
では、団長のセクハラに嫌気がさしたところ、ちょうど行商団を見かけてそっちに逃げ込んだ感じでしょうか

エルヴィカ:あ、産まれたときからいたのとは違うところで。冒険者の仲間であったこともありたいので。

GM:はい。流れ流れて、ひとところには長くいないイメージですね

エルヴィカ:そうですね。行商団に紛れたはOKです

GM:では、オープニングをはじめます

GM:エルヴィカ さん。あなたは、現在身を寄せていた旅芸人一座の、団長の度重なるセクハラにとうとう嫌気がさし、行商団を見つけるなりするりとそこに飛び込みました。

GM:もともと、一時身を寄せていただけの場所なので、離れることにすっきり感はあれど心残りはないです。

行商団の男:おおっ!?これまた綺麗な踊り子さんが!!どうしたんだい!?

エルヴィカ:ちょっとわけありで・・・あなた方はどちらに行かれるのかしら?どこか町にいかれるなら、ご一緒させてくださらない(若干流し目で)

行商団の男:今から、砂漠側に向かうんだよ。踊り子さんには向かない場所だね。なにせ治安が悪いし…。

エルヴィカ:(中:今これどこですか?)

GM:首都から一週間ほど離れた場所で、街道からははずれています

エルヴィカ:(中:フォートレンの東じゃなければ途中までと思ったんですが、フォートレンより東なのかな?)

GM:※ その後、ちょっとした理由で行商団はルートを変更し少しだけ首都近くに寄ることになり、戦士と遭遇します

GM:フォートレンより東です。とりあえず、一緒に首都には連れて行ってもらえないルートですw

行商団の女:あちらに、黒髪黒い目以外で、通行証を持っていない人が行ったら、あっという間に捕まっちゃうわ。

エルヴィカ:そう、では仕方ないわね・・・今晩だけ一緒に過ごさせていただけるかしら。明日になったら自分で何とかするわ。 

行商団の男:砂漠じゃなかったら、ずっとご一緒も嬉しいくらいの美人さんなんだけどね(笑) ま、あんたなら、首都のほうが稼げるだろうさ。

エルヴィカ:まあ、ありがとう(^_-)-☆

少年トマ:お姉ちゃん、きれいだね!

エルヴィカ:(トマ君ににっこりわらって)ありがとう。あなたももう少ししたらかっこいいお兄さんになりそうね

少年トマ:おっきくなったら、かっこよくなるよ(*^▽^*)

行商団の女:あら、すみません。うちの息子が。もう、六つのくせに女の子を口説かないの(笑)

少年トマ:…あのね、あのね(くいくいと服の袖を引っ張る)

エルヴィカ:(微笑のままで)なにかしら?

少年トマ:ないしょだよ。おばばさまが、よんでるの。お姉ちゃんとお話したいって。
ないしょっていわれたから、ないしょできたの。

エルヴィカ:(おばば様・・・女性なら悪い話ではないでしょう。なんとなく行ったほうがよさそうな気がするわ。)まあ、ありがとう。案内してくれるかしら

少年トマ:うん!

GM:トマに促されるままに付いていくと、行商団のテントの中にひとつ、色がわずかに違う、香のかおりがするテントがあります。

少年トマ:おばばさまは、「ほしみ」ができて、占いもする、すごい人なんだよ!

エルヴィカ:なるほど・・・(トマ君に)それはすごい方なのね

少年トマ:みんな、困ったことがあったら、おばば様にそうだんするんだ。でも、おばばさかまらよぶのはめずらしいんだよ。

エルヴィカ:まあ、そうなの?

おばば様:(しわがれた手がにゅっとテントから出る)…どうした、ほら。入っておいで。

エルヴィカ:(ちょっと手にびっくりしたけど顔には出さず)では、おじゃまいたしますわ。

GM:テントの中は薄暗く、中に光が入らないような布を使っているようです。
黒いローブに身を包んだ…というかうずもれたというか、そんな感じで座っている老婆がいます。

GM:ロウソクの明かりがテント内を照らし、怪しい感じです。

エルヴィカ:(心:こんな踊り子崩れに占い師がどんな用?)はじめまして。

おばば様:はじめまして…かねえ。ほっほっほ。
あたしはあんたを知っているよ、夢でね。

エルヴィカ:まあ、それは光栄ですわ。夢の中で悪さしていないといいのですけれど(くすくす)

おばば様:悪さはしとらんよ。むしろ逆さね。あんたは吉夢の中にいた。

エルヴィカ:それは、よかったわ

おばば様:あんたはここに来たことを偶然だと思うだろう。そう思っておるだろう。だがな、あんたはここに呼ばれたんだよ。

エルヴィカ:あら、誰に呼ばれたのかしら。

おばば様:「メルリース」…さ。聞いたことはなかろうよ。この名は、過去に消えていったものだからねえ。

エルヴィカ:そうね、聞き覚えはないわ。むしろ悪い覚えのある相手でなくてほっとしたわ。で、そのメルリースさん?は私に何の用かしら。

おばば様:あんたはそいつに選ばれたのさ。

エルヴィカ:選ぶ?タダ働きは遠慮したいのだけれど・・・

おばば様:あっはっはっは!だったらなおさら喜ぶがいいさ。「メルリース」を得たものは、なんでも願いが叶うのさ。巨万の富でも、国の王でも、力でも。
あんたが富を望めば、あまりあるほどの富が手に入る。
あんたが不老不死を望めば、世界の摂理をねじ曲げてでもそうなる。

エルヴィカ:あら、それはまた急に豪勢な話ね!
でもあまりに報酬が高すぎるのも胡散臭いわね・・・

おばば様:報酬が高すぎると言うことはないね。あんたはまだ、選ばれただけさ。
選ばれたあと、見つけ出さなければ、泡の如く消えちまうものよ。

エルヴィカ:何を見つけさせようというのかしら。

おばば様:さあねえ。あたしには、そこまでしかわからないのさ。

おばば様:こいつは、どうやらあんたのものらしい。ほら、あげるよ。あたしが持っていても仕方がないからねえ。

エルヴィカ:?

GM:金色の短剣を渡されます。長さは果物ナイフくらい。柄の部分にハート型の紋様が刻まれた、黄金色なのに金ではない不思議な金属です。
刃の鋭さはペーパーナイフ程度、なまくらです。

おばば様:こいつはね、変わった代物だ。なにせ、「メルリースに愛された者」のしるしだからねえ。
あんたは愛された。でも、その愛にあんたはなにをもって返すのかねえ?

おばば様:愛なんてものは基本、身勝手で自分勝手。望むものがかえってこなきゃへそを曲げる、気まぐれ娘みたいなものよ。

おばば様:それが、その剣にこめられた意味で、あんたが今、得たものさ。

エルヴィカ:勝手に愛されて、勝手に返せって言われてもねぇ・・・でも、全くその通りだと思うわ、愛なんて。

おばば様:そうだろうそうだろう。身勝手なのだよ。メルりースとやらはなあ。

おばば様:さてさて、報酬は高すぎるかい?あたしは、難しすぎるくらいだと思うがねえ?

エルヴィカ:それなのよ。だから、高すぎる報酬は嫌なのよ。

おばば様:もし嫌なら、その剣を捨てるか、売っぱらっちまいな。そうすればあんたの権利は消える。
あんたはチャンスを得た。生かすか殺すか、あんたの心のままに。

エルヴィカ:(売っても大した額にはならなさそうだけれど・・・)まあ、いいわ、気が向いたら探してあげる。これ(剣をさして)くれるっていったわよね?ありがと。

おばば様:ああ。気が向いたらな(笑)

おばば様:今から7の夜が明ける頃、首都フォートレンで「はじまり」の鐘が鳴る。
あんたの足なら、今からちょうど首都まで7日。
気が向いたら首都に行きな。そして「メルリース」の名を口にしてみな。
あんたの世界は、その瞬間に、色を変えてゆくだろう。

エルヴィカ:鐘?大々的なお祭りでもするの?

おばば様:祭りが起こるのは、あんたの運命にだ。今しか無い、これから先はない、一度きりの派手な祭り。

おばば様:無論、祭りに背を向けて慎ましやかに生きるってのもアリだろうねえ。

おばば様:騒がしいことはいいことばかりじゃない。あんたが言ったように、高すぎる報酬には危険がつきものなのさ。

エルヴィカ:それは誰に言えば、いいの?あと、メルリースってどんな人なのかしら。

おばば様:ヒトかねえ、モノかねえ、はたまた、どれでもないのかもしれないねえ。あたしには、そこはわからんよ。
誰に言うかも、あたしには見えない。誰彼かまわず言ってりゃ、あたりをひくだろうさ。

エルヴィカ:(まあ、なんてありがちな胡散臭さ!)そう。

おばば様:少なくとも、7の夜が明けた時に首都、ということは間違いないよ。

おばば様:ま、あたしを信じないってのもひとつの手さね!(ほっほっほと笑う)

エルヴィカ:でもあなたは、本物でしょう?

おばば様:あんたの心はいつも自由。どんなことがあっても、なにをされてもだ。あんたは自由の運命を持っている。あんたの心は誰にも縛られない。
これから先も、あんたは、思うままに生きればいい。あんたの好きに、自由に、気ままに、興味が向くままに。

おばば様:あたしの話はこれで終わりだよ。なにか聞きたいことはあるかえ?

エルヴィカ:ええ、そうね。私は思うようにするわ。ありがとう(にっこり)

おばば様:ああ。気をつけてな。
自由を忘れてきまりごとにとらわれぬよう。

エルヴィカ:真に自由でいるためには社会の決まりごとを無視できないのも摂理だけど(ため息の後極上の笑みで)おばば様も達者で。

GM:そうして、エルヴィカさんはテントを出ました。ここで一晩過ごすと、「7の夜」に間に合いません。
旅立ちますか?

エルヴィカ:首都まで、足を借りる手持ちはなし・・・仕方ないわね。行きましょうか。元々そのつもりだったし。

行商団の男:あんた!そんな格好で行くのかい!?凍死しちまうよ、この寒空に!これもっていきな!

GM:毛布と、あたたかいお茶の入った水筒をもらいました。(水筒も以後使えます)

エルヴィカ:あら、持ち合わせは今あまりないのだけれどいただいてもいいのかしら?

行商団の男:袖擦れ合うも何かの縁ってね。放り出すほど冷たかないよ、俺たちは。達者でな!

GM:ただでもらえますよ(^^)

エルヴィカ:ありがと。ではお礼に。(1曲だけ踊ってから去ります)

行商団:(拍手、大喝采)

GM:道中に「食料探知」成功すれば、保存食減りません。

エルヴィカ:1D100<=33
Cthulhu : (1D100<=33) → 28 → 成功

GM:一日目、木の実や食べられる草ゲット

エルヴィカ:1D100<=33
Cthulhu : (1D100<=33) → 14 → 成功

GM:二日目、うさぎゲット

エルヴィカ:1D100<=33
Cthulhu : (1D100<=33) → 15 → 成功

GM:三日目、鳥を3羽ゲット

エルヴィカ:1D100<=33
Cthulhu : (1D100<=33) → 75 → 失敗

GM:四日目は保存食を食べました

エルヴィカ:1D100<=33
Cthulhu : (1D100<=33) → 51 → 失敗

GM:五日目は保存食を食べました

エルヴィカ:1D100<=33
Cthulhu : (1D100<=33) → 14 → 成功

GM:六日目 木の実をためまくってる小動物の巣を発見。中身ゲット

GM:7日目、到着です!

エルヴィカ:中:了解です。では剣(♡)と毛布と水筒ゲット、保存食マイナス2で。

GM:それでは、心の向くままに、首都を散策して下さい。オープニング終了です!

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最終更新:2019年04月11日 01:25