GM:事前会話からやる?なんか説明が面倒だw

グラツィア:はい。

ヘリオス:(皆がエティックに構っている間に、少し離れたところで)グラン。地図を見せてくれ。

グラツィア:はい(さっと地図を出す)

GM:古い地図には、ミレペダだろう場所(フェンネルさんの地図のしるしと同じと思われる)、サニーチップの少し東、サナフィルの森の真ん中あたり、三点がきれいに二等辺三角形を描くようなかたちで印されています。

グラツィア:これは何かある、という事なのでしょうね…。

ヘリオス:……。王家からの情報は、ミレペダを指していた。
もしかしたら、こっちの2つにも、「なにかを祀った建造物」があるのかも知れないな。
ま、行ってなにもない、ということはないだろう。

グラツィア:はい。ですが、真ん中…という事も考えられるのでは?

ヘリオス:トライアングルの真ん中か。

グラツィア:ああ、ですが、ミレペダにあった以上、その考えは違っているかもしれませんね。

ヘリオス:(困った顔で)真ん中だったら、さらに大変だな…。

グラツィア:…大変?

ヘリオス:フォートレンからサナフィルの森へのルートは、騎士団の演習場だ。

グラツィア:演習場ですか…それは大変なのですか?

ヘリオス:対アルティアスにむけて、川越えの砲弾練習をやっていた気がする。
つまり、この草原から、森に向かって大砲を撃って飛距離を計ってるということだ。

グラツィア:危なくないのですか?

ヘリオス:無論、危険地帯故に一般人は立ち入り禁止。下手に入れば木っ端微塵だ。

グラツィア:では、どうしますか?
練習は毎日行っているのでしょうか?

ヘリオス:そのあたりを、少し調べてくる。

グラツィア:調べる…。

ヘリオス:これでも情報屋だ。まあ、「生前は」だが。
話をつけて、たとえ演習中でも一時ストップまでもっていく。

グラツィア:どこへ行くのですか?

ヘリオス:まずは、砲弾演習している騎士の駐屯地だな。

グラツィア:私も付いて行ってよろしいでしょうか。

ヘリオス:……。

グラツィア:お願いです。

ヘリオス:正直、一人のほうが身軽だが…。

グラツィア:…では、どこかでお待ちしています。

ヘリオス:(頭なでなで)二度と置いてはいかない。(微笑む)

グラツィア:(ぱっと顔を上げて)はいっ(笑う)

ヘリオス:うん、いい笑顔だ。

グラツィア:(ウキウキ♪)

ヘリオス:(…嬉しそうなのは何故だ?(^_^;))

ヘリオス:ロアから、こう(地図の草原をつーっと指でなぞる)行くから、街道からは離れる。

グラツィア:街道から離れるのはどうしてですか?

ヘリオス:街道は首都へのルート、つまり民間人が使う道だ。騎士駐屯地に最短で行くにはここを通ることになる。
とりあえず乗り合い馬車は使えないな。

グラツィア:分かりました。

グラツィア:ああ、ヘリオス。
この剣、お話ができるようなのです。

ヘリオス:!? 剣とか!?

グラツィア:はい。
皆さんの前ではお話ができなかったので、話をしてみたいのですが、どこか落ち着ける場所はありますか?

ヘリオス:そうだな…。
悪いが、行程は急ぎだ。剣と会話は夜でいいか?

グラツィア:はい、構いません。

ヘリオス:砲撃やめ、ですぐ全隊が止まるわけじゃないからな(^_^;) 
万が一でも王子になにかあったら、王に顔向け出来ない。

グラツィア:確かにそれはそうですね。

グラツィア:ヘリオスに訪ねたいことも、夜にお聞きしてよろしいですか?

ヘリオス:そうだな、道中だったら舌を噛むぞ(軽く笑う)

グラツィア:わかりました。

ヘリオス:(義手能力発動)…お馬さんにまともに乗ったことのない俺が、戦闘馬に振り落とされないよう、頼むぜ。左腕。

ヘリオス:(シルバーブルーにまたがる)…よし。いけるな。
王家秘蔵の名馬さん、頼むぜ。…グラン。試し乗りだ(引き上げる)

グラツィア:あ…(乗る)

ヘリオス:しっかりつかまれ、お世辞にも乗馬は巧くない。軽くこのへん一週するぞ。

グラツィア:シルバーブルーは、人の言葉を理解していると思うので、お願いします。とお伝えすれば何とかなるかと思いますよ。
シルバーブルー、どうかよろしくお願いしますね(軽く体を撫でる)

ヘリオス:そうか。話せば馬でもわかるか(笑)

グラツィア:ああ、いえ、そうではなく…。とても頭がいいと言うか…。
話せないだけで、理解はしているのでは…?と感じると言いますか…。

ヘリオス:シルバーブルー、頼む。騎士の任を授かりながらも本来騎士じゃない俺を、サポートしてくれ。

シルバーブルー:(二人をゆっくり見つめて、軽く頷いたような動作)

グラツィア:(ブルーに)ありがとうございます。

ヘリオス:…本当に会話出来てる感覚だな。すごいぞ、シルバーブルー。

グラツィア:そうですよね。

ヘリオス:じゃあ、お前の力を借りる!
今は練習だが、ロアについたらお前の全力疾走を見せてくれ!

シルバーブルー:(ゆっくり駆け出し、そのうちどんどんスピードが)

グラツィア:(ヘリオスにしがみつく)

シルバーブルー:(速くなっても体躯が大きくぶれないので、振り落とされにくい)

ヘリオス:こりゃ、すげえ!ずぶの素人でも乗せてくれる、真の名馬だなお前は!

グラツィア:(ぎゅうううう)

ヘリオス:グラン、もう少ししがみつけ!俺もお前をフォローする余裕がない!!

グラツィア:わかりました!(ぎゅううううううううううう)

GM:フォロンの洞窟近くをくるっと回って帰ってきました。プチデート?

グラツィア:(乗馬体験では…)

ヘリオス:これなら、もしかしたら4日程度で駐屯地までいけるかもな。
シルバーブルー…これからは相棒だ。俺をよろしく頼む。

シルバーブルー:(軽く微笑んだように見える)

グラツィア:(嬉しそう)

GM:という訳で、ヘリオスが、皆に別ルートで行動することを告げ、次の行き先はサナフィルの森であることを地図を見せて説明。
皆より先に、フォロンにロアまでテレポートさせて貰いました。

GM:ということで、回避判定です。転ぶかどうか

グラツィア:1D100<=5 回避?する予定などありませんが…
Cthulhu : (1D100<=5) → 18 → 失敗

ヘリオス:1D100<=80 転びたくはないな。
Cthulhu : (1D100<=80) → 52 → 成功

ヘリオス:1D100<=80 器用度でどうにかイアを支えてみる
Cthulhu : (1D100<=80) → 7 → スペシャル

GM:(笑)

グラツィア:(中:愛を感じた)

ヘリオス:…っと!(片手で転びかけたイアをつかみ抱き留める)
転ぶ前に間に合ったな(微笑む)

グラツィア:ありがとうございます…(照)

ヘリオス:(ぎゅ…)

グラツィア:(心:あ、これはどうしたら…)

ヘリオス:こんなことしてる場合じゃないな(照)(離れる)

グラツィア:そうですね(離れる)

GM:ちなみに、個人の荷物とブルーしか持ってきていません。共有荷物は皆に預けています。
なので、保存食、足ります?あと、テントがないんですよ。

グラツィア:何日くらい必要ですか?

ヘリオス:乗合馬車なら7日、それくらいは持っておきたいな。まあ、駐屯地まで行けば食料がゼロってことはない。

グラツィア:ですが、騎士の皆様の貴重な食事を分けていただく訳には…。

ヘリオス:分けて貰うんじゃなく、備蓄食料を金で買う。

グラツィア:買うのですか?売っていただけるのですか?

ヘリオス:交渉は任せろ。専門だぞ?

グラツィア:でしたらお願いします。
テントは買っておくでよろしいですか?

ヘリオス:毛布と寝袋で、ひっついて寝てもさすがに夜風は遮れないな(苦笑)

グラツィア:テント、買いましょう。
3人が入れるものなら、二人で入れますよ

ヘリオス:悪いな、あとで余裕があれば俺が出すが、今は買って貰っていいか?

グラツィア:では、テント(3人分)と保存食をあと7日分追加購入しておきます。

GM:ヘリオスも+7日保存食買います。

ヘリオス:交渉に金がかかるかもしれないからな(^_^;)

グラツィア:構いません。フェル様より多額のお金をいただいていますので…。

ヘリオス:へえ。王子、子どもながらに頑張るなあ。俺も負けていられないな。

グラツィア:フェル様は、年齢とは大きく違うように感じます。
王子ゆえでしょうか。

ヘリオス:そりゃあ違うだろう。それはお前が、神殿で育ったように。
生きていく場は、目で見て、肌で感じて学ぶものだ。

グラツィア:はい。

ヘリオス:(にこっと笑って)今のお前に、この旅はさぞ「新しいことだらけ」なんだろうな。
楽しいことは見つかったか?

グラツィア:私は、5年前にあなたと出会った時から「新しいことだらけ」です。

グラツィア:楽しいこと…。
今はあります。

ヘリオス:今は楽しいか。なら、よかった。

グラツィア:はい。

グラツィア:あなたに再び出会えて良かった。

ヘリオス:………。
まともな存在ではないかもしれないぞ、俺は。

グラツィア:それが何か?

ヘリオス:ま、それでも。
会えないより、会える方が何百倍もいい(太陽のように笑う)

グラツィア:はい(笑う)

ヘリオス:グラン。すぐ出発する。準備はいいか?

グラツィア:はい。大丈夫です。

GM:ということで、乗馬スキル1%のヘリオスとともに、シルバーブルーのパワーだけで走ってもらいます。

グラツィア:(中:ありがとう、ブルー)

GM:しがみつきまくってください。ヘリオス自身、手綱は握ってるだけの飾りです。
行き先をブルーに告げているので、全自動ナビ状態(笑)

グラツィア:(中:ブルーが有能過ぎる)

GM:シルバーブルーの走りは、風のようです。
力強く大地を蹴り、しかし体躯は大きく揺れず、青い風のように。

グラツィア:(中:すごいなー)

GM:有能でないわけがないのですよ。有能なんだから使わないと損なのですよ。

ヘリオス:騎士でなくても、見惚れる馬だぜ…ブルー!感謝する!

シルバーブルー:(ヘリオスの声に応えるようにスピードが上がった)

ヘリオス:!?おいっ、まだ速くなるのか、うわっ!(しがみつき状態)

グラツィア:ああ…まるで喜んでいるようです…。

ヘリオス:落ちる、これ以上は落ちるってばよ!!(半分笑っている)

GM:想像以上に行程を進み、夜になったのでテントを張りました。
ヘリオスはブルーにたっぷり水を飲ませ体をふいてやり、手入れをした後、保存食を煮込みます。

GM:イアさん、ゆっくりした時間が出来ましたよ。

グラツィア:ヘリオス、剣と話をしてもよろしいでしょうか。

ヘリオス:ああ。ゆっくり話せ。寒いからテントの中でな。
問題ない内容なら、あとで俺にも教えてくれ。

グラツィア:分かりました(テントに入る)

グラツィア:(短剣を取り出す)

GM:このテントで今日は添い寝…。

グラツィア:(中:気づいてません!)

グラツィア:あなたと会話できるのですよね?

イアの剣:『はい。貴方が、私を目覚めさせてくてましたから』

グラツィア:初めまして。私はグラツィア・リューナ・エストレリシャス と言います。
イアとお呼びいただければ。
貴方様にはお名前がありますか?

フリーズフォルト:『では、イア。私の名はフリーズフォルト』

グラツィア:フリーズフォルト…。

フリーズフォルト:『白き雌狼、右の足を司るものです。私も長いので、フォルトとでも』(微笑んだような)

グラツィア:ああ、あの時一瞬現れた狼様でしょうか。右足…?

フリーズフォルト:『ええ、それが私の真の姿にて、魂のかたち』

グラツィア:分かりました、フォルト様。よろしくお願いします。
会話のできる狼であったという事でしょうか?

フリーズフォルト:『正確には、私は動物という枠ではありません。
私は魔力で構成された存在であり、生命体かどうかも微妙でしょう。
今、こうして剣に宿っている…そうですね、剣の精霊とでも考えれば、解りやすいのではないかしら』

グラツィア:そういう事ですか。分かりました。
右足を司る、と言われていましたが、左足もおられるのでしょうか?

フリーズフォルト:『ええ。それは、私ではないけれど。
その存在が名乗らなければ、私からそれに対して伝えることは出来ません。ごめんなさいね』

グラツィア:謝らなくても結構です。フォルト様にはフォルト様の事情もおありでしょう…。
答えられない事は、「答えられない」と言っていただいて結構です。

フリーズフォルト:『ありがとう、イア』

グラツィア:という事は、足以外の部位の方もおられるのでしょうか?

フリーズフォルト:『…それは…。存在としては、あるのでしょう。
しかし、今も存在しているのかどうかとなると、私にはなんとも答えられません』

グラツィア:他の部位は存在しているかどうかわからない…ですか…。

グラツィア:フォルト様、エティックとはお知り合いですか?

フリーズフォルト:『知り合い…そうね。知っているわ』

グラツィア:どのようなご関係ですか?

フリーズフォルト:『過去、あの子を知っていた者がこの私。…過去なのです』

グラツィア:そうですか。

グラツィア:エティックはどうして自分の事を『メルリース』と名乗ったのでしょうか。
フォルト様、あなたは『メルリース』をご存知ですか?

フリーズフォルト:『…………。
エティックは、記憶が混濁していたのでしょう。…たぶん…。
そして、私は、「エティック」というあの存在について、最も重要なことを、知らぬという存在です』

グラツィア:最も重要なこと?

フリーズフォルト:『ええ。最も重要なこと、あの子をあの子たらしめた要因の時、私というものは存在がなかった、のです』

グラツィア:どういう事ですか?

フリーズフォルト:『………そうですね。
私もまだ、貴方に何をどこまで話していいか、迷っています。信用という意味では、互いに探っているのでしょうね』

グラツィア:わかりました。
お互い何者かを知らず、いきなり信用するのは難しいと思います。
私が一方的に質問しましたので、フォルト様がお聞きになりたいことはありますか?

フリーズフォルト:『みっつの封印をときなさい。
それを為したなら、貴方を、私は信じたい』

グラツィア:みっつの封印?

フリーズフォルト:『その意味を、その意志を、そのかたちを、成し遂げられるかを、見ています。
だから、それについては、ここまで。…信じていますよ、イア』

グラツィア:…わかりました。

フリーズフォルト:『貴方が本当にメルリースに関わる資格があるなら、必ずたどり着けるはずです』

グラツィア:メルリースに関わる資格…?この短剣以外にも何かあるのでしょうか。
短剣は7本そろいました。
短剣を持つすべての者がさまざまな形の『メルリース』を求めています。
だから、私は『メルリース』を倒さなければならないのでしょうか。

フリーズフォルト:『ええ、そのようね。
メルリースは…求めるようなものではないのに…』

グラツィア:メルリースは求めるものではない…ですか?

フリーズフォルト:『貴方は「メルリースを倒す」ことができますか?』

グラツィア:今は、分かりません。『メルリース』が倒せる存在なのか…。

フリーズフォルト:『私は、それを…それを、避けたくて。そうしたくなくて。…逃げたのです』

グラツィア:『倒すことを避けたかった』…?

フリーズフォルト:『自らの記憶の主要部分を、私は、自ら封印しています。
そうしなければ、「倒すことが出来ないと思った」のでしょう。
…そうしたところで、変わらなかった。だから私は決意しました。
私はメルリースを倒すものとして、目覚めました』

グラツィア:『倒すもの』…?
でも、フォルト様はそれを望んではおられないのですよね?

フリーズフォルト:『いいえ』

グラツィア:?

フリーズフォルト:『私は迷うこと、逃げることをやめ、貴方を信じて目覚めることに決めたのです』

グラツィア:フォルト様…(ぎゅっと短剣を胸に当てる)

フリーズフォルト:『私は、貴方を、メルリースを倒すよう導くでしょう。それは私の真の願い。
もう…かなしみを、終わらせたい、と…。
記憶の断片が、私に叫んでいるから…』

グラツィア:(涙を流す)


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GM:イアの脳裏に、白い長い髪をした高貴な婦人がたたずむようなイメージが。
美しくも、その顔は憂いに満ち、悲しげに月をうつして、でも、涙は流さない。
きっと、心は泣いているだろうに…。そう感じる姿…。人なのに、あの狼にオーバーラップする…。

フリーズフォルト:『イア。私の記憶の封印は、貴方が真実をつかんでゆく度に、解けてゆくでしょう』

グラツィア:はい。

グラツィア:フォルト様…。
私は…迷っても逃げても良いと思うのです…。
それを否定してしまっては、苦しいばかりです。
フォルト様、共に迷いましょう、逃げましょう。そして、戦いましょう。

フリーズフォルト:『ふふ。貴方は、優しい子なのですね。
ありがとう、イア。でも、これは私だけのことではないのです。
迷いすらしなかったもの、逃げることを決して自らに赦さなかったものがいます』

グラツィア:その人たちにお会いするのですね…。

フリーズフォルト:『私は、かれらと約束を果たすために、決意したというのもあるのですよ』

グラツィア:分かりました。まずはその人たちにお会いしましょう。

フリーズフォルト:『イア。貴方ならばわかるはず。
一人なら、悩んでも逃げてもいい。でも、大切な人がいるなら?』

グラツィア:(テントの入り口を見る)

フリーズフォルト:『すべてを振り切って、断ち切って、決意もできはしないかしら?』

グラツィア:私も決意をします。

ヘリオス:(味見中)…ん、いい具合にできたかな。

グラツィア:私は決意をしました。あの日、あの時、あのチョコレートを食べた時に…。

フリーズフォルト:『私は、あのチョコレートの意味はわかりませんが、貴方の心の氷が溶けたことは感じました』

グラツィア:狂いそうな自らの心を押さえ、何事もないように振る舞い続けました…。

フリーズフォルト:『貴方こそ、我慢しては駄目よ?』

グラツィア:フォルト様もお優しい…。

フリーズフォルト:『貴方は、したいことをしてもいいの。
私は、貴方に過酷な未来を突きつけるかも知れないけれど、その心までねじ曲げようとは決して思わない』

グラツィア:はい…。
私は今度は彼を守りたい。

フリーズフォルト:『大切な人に、大切だと伝えてもいい。触れてもいい。
…それが二度と出来なくなるような未来が、いつ来るとも限らないのだから』

グラツィア:何もできず、何も知らなかった、あの時と違う未来を得たい…。

フリーズフォルト:『一緒にその未来を探しましょう。イア』

グラツィア:はい、フォルト様…。ありがとうございます。

フリーズフォルト:『私は必ずメルリースを倒す。それが私の願いなら、貴方の願いは、彼を守ること』

グラツィア:はい。

フリーズフォルト:『互いに叶えましょう?』

グラツィア:はい!
よろしくお願いします。フォルト様。

フリーズフォルト:『ありがとう。素直で可愛い、信仰の子』

グラツィア:…(照)

ヘリオス:飯、できたぞ?

グラツィア:あ、ありがとうございます。

ヘリオス:おい?…あ、話し中だったか。悪かった。

グラツィア:ヘリオス、すみません。もう少しだけ…。

ヘリオス:ああ。

フリーズフォルト:『いいのですか?彼が来たので、言葉を置こうかと思いましたが』

グラツィア:(心:フォルト様1つだけ確認を…。あなたの事をヘリオスに話ても良いでしょうか?)

フリーズフォルト:『(微笑むように)彼は「騎士」の地位でしょう』

グラツィア:はい。

フリーズフォルト:『ならば任は貴方と同じ。どうぞ伝えて』

グラツィア:わかりました。ありがとうございます。

ヘリオス:(心:剣を手に、祈っているようにしか見えないな…)

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最終更新:2017年02月12日 10:24