ロードス島戦記 あらすじ・レビュー

君たちは自由都市ライデンに居ます。
今、情勢は、魔神の軍勢によって、ドワーフの「石の王国」が滅ぼされたところです。
魔神はロードス島全土に繋がる地下道を手に入れたことにより、各地でのゲリラ的な攻撃を可能としました。
魔神の被害を直接受けることになったモスでは、連合騎士団が組織されましたが《竜の盟約》、戦力の集中が難しく、苦戦が続いています。
また魔神は「人に化ける」という特殊能力を使い、各国の指揮系統に入り込み、混乱を引き起こしました。
モスでは連合騎士団が解散し、他諸国では内乱が起きるなどして人々や国同士の結束が乱されたのです。
これに対抗するため、「荒野の賢者」ウォートの立案によって、人間たちの中から「百の勇者」と呼ばれる者たちを募る宣言がライデンでなされた――



水野良の「ロードス島伝説」シリーズの世界観を使ったサイドストーリーと言えばいいか……。
小説中の「至高神の聖女」フラウスの後輩というオリジナルキャラをGMの操るNPCにして、
冒険者の宿というTRPGの定番の場所を始まりにして、ストーリーを進めた。
最初、アリアンロッドRPGという別のシステムのキャラが書き込んだ。
GMは参加させようとノリノリだったが、このPLの書き込みは一回で終わってしまう。
その後、GMよりもSWやロードスに詳しいPCが現われ、次にGMがどんなキャラでもウェルカムと言っていたことに乗じて、
何とピカチュウが登場する(!)
このキャラの登場後、この「ロードス島伝説」的な雰囲気がカオス的になった。
この二人の後、ファラという女傭兵のキャラが登場する。
しかし、GMがフェラと二度も名前を間違ったことから非難が噴出する。
ファラはリアの為に引退、その後、セイという女追っかけのPCが参加するも、
急遽転勤の為、GMが引退表明。
まだ最初の宿から出てまもないところで、話は「完」となってしまう。
準備(だけ)はいいと言われたGMだけにこの結末は惜しまれる。
「ロードス」という版権モノで勝負したのは良かったが、既に時代遅れだったか……。
余談だが、このロードスの後、版権モノで「刻命館」と「ガンダム」とあり、それぞれ好評である。



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年03月09日 22:35