なんかそういった名前のラノベを書いたら売れるのではないかと。
4人組で、1人は女の子。

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鼻からスパゲッティを食べながら逆立ちして町内一周しないと死にます



4人組だと文系と理系二人ずつ?高校生でドクター持ってるってことは外国で飛び級で大学まで出てから日本に帰ってきたってことだよね。海外で大学を卒業して成功を収めつつあった若者がどうして日本に帰ってきて高校に通っているのかってとこにある程度真面目なバックボーンが設定できる。かもしれない。でも基本はドタバタ劇がいいな。
哲学博士:3年生。才女。お嬢様口調。って言うかいいとこのお嬢さん。一人称は「ワタクシ」がいいな。フワフワした、形而上学的な、地に足のつかないことをよく言っている。飄々とした愉快犯。4人組の中の中心的存在。面倒事を持ってくるのは大抵この人。悪化させるのも大抵この人。最終的に教訓めいたことを言ってまとめるのも大抵この人。研究生活に飽きて日本に帰ってきた(自称)。
文学博士:2年生。ハーフ。キザな二枚目。外国文学とか詩とかから台詞を引用して女の子を口説く。でも何故かモテない。実体験によって培われる実感がこもっていないから。机上の空論。包装は壮麗でも中身が伴っていない。薄っぺら。ペラペラ。和紙よりペラペラ。向こうが透けて見えるくらい。新天地で年相応の生活をして人間的に成熟しなさいという恩師の勧めで父の母国である日本にやってきた。
工学博士:1年生。まあ、発明家的な人がいると便利だよね。機械が友達。自分の発明が生み出す大金を巡る世俗的な争いに嫌気がさして厭世的な性格に。これまでしてきた発明の特許権を全部放棄して日本に帰ってきた。
数学博士:2年生。神経質。打たれよわい。会計係。暴走しがちな他の三人を諌めようとするけれども、結局は流されてサポートにまわってしまう的な。自分の才能の限界に突き当たって挫折して日本に帰ってきた。
主人公:2年生。転入生かつ(上記の連中に比べれば)普通人。しっかりものの少女がいいです。親の仕事の都合で転校を繰り返してきた。そういう意味では割と苦労人なんだけど、それを感じさせない快活さがある。ツインテールがいいな。ツンデレじゃない人がツインテールだと凄く萌える気がするのです。って言うかさ、ツインテールってのは本来はなかなかの萌え記号のはずなのにツンデレとセットで乱用されることによって、ツンデレの付属物に貶められていると思うんだよ。だから、ツンデレと切り離すことによって、人類は今一度ツインテールと無心で向きあう必要がある。

しかし哲工数学はともかく文学で高校生位の年齢の博士ってのはありえるのかね。

私立K陵学院高校には一般生徒から敬遠されている4人組がいて、主人公かつ普通人である新入生(or転入生)の少女(もしくは少年)がひょんなことから彼らと関わることになって云々。みたいなのを想像しました。
タイトルが博士団なのに主人公は博士じゃないじゃんみたいなツッコミをする人には三銃士を全巻投げつけます。

話としては、博士4人をメインにしたエピソード4話とまとめとして主人公をメインとした話の5話構成の連作短編。
5月か6月、年度の初めのほうの、転校にしては時期はずれの頃に主人公が転校してくる。新しい学校への期待と、また数カ月で転校しなければいけないという諦念を胸に抱きながら。で、その高校には天才4人組がいて、主人公はひょんなことから彼らと関わり合いになる。彼らはその圧倒的な才覚と奇矯な振る舞いにより周囲から敬遠されていたんだけれども、彼らと一般生徒の間を、持ち前の快活さと人当たりのよさで主人公が取り持つことによって、天才たちは一般生徒たちに学校に受け入れられていく。ちょっと変わって見えるけど、根はいい奴らなんですよ。主人公もそこでの学生生活に特別な愛着を持つようになる。ここまでが4話ね。各天才がメインのエピソード4つ。で、ラストエピソード。これまでは主人公が天才たちに居場所を作ってやってきたんだから、今度は天才たちが主人公に居場所を作ってやる番。家庭の事情でまた転校しないといけなくなった主人公。本心としては転校したくはない。けれども諦めるしか無い。と、繰り返される転校で否応なく積み重ねられてきた諦念思考をまた繰り返しそうになったところで、天才たちが頑張って何やかやでその事情を解決。転校しなくていいことに。これからもこの学校で皆と一緒に非日常的な日常を過ごせるね。次巻へつづく。みたいな。そういう割りと軽い感じの物語。
うーむ。フワフワしている。雑。ところでラノベ的に売れるためには女性比率が高いほうがいいだろうから、男女を入れ替えるのもアリなのかもね。



←実態としては哲学博士とそれ以外の3人の構図。
表面的には哲学博士がヘンさの中心にいるように見えて、その実、一番まとも。変キャラになろうとしているごく普通の人。
逆に周囲の3人が、そこに乗ってくるorサポートするor諌めるようなサブ的な立場のようでいて、リアル奇人変人の一歩手前。心底、深い悩みを抱えていて、4人で馬鹿をやるのが唯一の救いとなっている。
みたいなシリアス設定をバックにすることでkeyに売る。



天才4人をキャラとして効果的に動かすためにはそれを相対化するために普通の人の視点を導入する必要があるはず。だからごくごく普通の少年or少女を読者の代行としての役割も込みで導入する。話を広げるためには天才たちと一般生徒たちの間のインターフェース役も必要だしね。そうでないと天才4人の閉じた世界の物語になってしまう。で、その役は個人的にしっかりものの女の子がいい。って言うか俺の中でこれは花男なんだよ。花男見たことないけど。要は浮世離れした連中の手綱をしっかりものの女の子がとるって話でしょ。違うの?ともかくそんな感じのドタバタ劇。天才4人に振り回されつつも彼らとともにエキセントリックな学園生活を楽しむ。そんな非日常な日常。
シリアスな話は主人公がそれぞれと交友を深める時のアクセントとしてあるいはキャラの人間的奥行きを想像させる要素としてちょっと出てくるぐらいでいいと思う。そもそも泣かせるための設定っていうのを俺はあまり好きではありません。いやまああってもいいんだけど、泣かせ設定を後半になって急にぶっこんでくるのは勘弁して欲しい。初めっからその設定がキャラのパーソナリティとして織り込まれてるのならともかく、普段はあんなに楽しそうに振舞っていた彼女が実は……みたいなのを急に明かされると人物としての連続性が絶たれる気がする。少なくとも俺はそういう印象を受けた。まあ、世界の秘密が分かったらまた違う印象をうけるのかもしれないけれども。って言うかいい加減アレをクリアしてしまわないといけない。

ともかく(「花男」+「有閑倶楽部」)÷2に天才キャラを突っ込んだみたいな感じ。どっちも読んだこと無いけどね!!

ところで登場人物全員が天才って話は面白そうなんだけど、そういう小説とか漫画ってないのかね。ありそうなんだけど思いつかない。出てくる人出てくる人みんな才気煥発ってのはきちんと書ければ非常に面白いと思う。

しかし設定考えるのは楽しいなー。



←確かに高校博士がどーのという設定の雰囲気的にはコミカルメインでシリアスはちょっとした小道具程度にする方がそれっぽいかもというのは思ってました。敢えて快活な雰囲気を荒ませてしまうのも面白いかなと思って言ってみた程度です。
花男っていう方向性はわりと素直で設定に合いそう。ただ花男では一般生徒があんま絡んでこない印象がある。その上で、4人が人気者じゃなくて浮いてるって所が花男との大きな違いで、かつプッシュするべき所だと思うわけで、じゃあ少し一般生徒サイドを格上げして、天才⇔主人公を描くんじゃなくて、天才⇔主人公⇔一般生徒を描いたらいいんではなかろうか。その場合は、一般生徒側の主要キャラを出すと良い気がする。ちなみに花男は俺も読んでません。
あと文学博士にはツッコミ役をつけてあげて下さい。でないと非常にかわいそうなことになりそうです。
連続性うんぬんだけども、そもそも人間、裏表作りたがる性質なので不連続なんて現実にも往々にしてありうること。ただ、じゃあ完全に二面はっきり分かれるのかというとそうではなくて、隠してるものが言動の端々に滲み出てきたり、あるいはそもそもその裏側に気付いて欲しいという感情があって当人が意識的に滲み出させていったりするということがあって、それが伏線としてバラ撒かれるというのが、わりとリアルに作られたお話の構造なんだろうと思います。アレは個々のルートに関しては後半で無理やり設定を突っ込んできてるけど、一番人気のメインルートに関しては結構しっかり伏線を張ってくれてると思う。だからとりあえずやれ。
てか、はよう書きなさい。


博士号持ち4人が高校にいるというのが俺の中でどうにもしっくりこない。作為的過ぎるというか違和感バリバリというか。まあでもそのギャップがミソなんだからそこを上手くスムーズに物語or設定の中に回収できるようにしなければならない。
そもそも博士号とは何のメタファーなのか。
ただの天才ではなく博士ってことは専門性があってかつ実績を持っているってことだよね。それを高校につっこむことの意味はどうすべきか。















最終更新:2010年07月23日 02:43