命令法はピース語にある法の1つ(もう1つは直説法=普通の文)で、事実と異なる事象について述べる際に使われます。「命令」という名が付いていますが、実際には「~しろ」、「~しよう」、「~すればいい」、「~だったら」など話し手の主観や感情に基づいた動作・行動全般を表します。
○作り方
動詞の末尾に連結された人称語尾を命令法用のものに付け替えることで、命令法は作られます。
命令法は時制を持たず、一方で各人称に対応した専用の人称語尾を持つため、実質的には現在、過去と同じ時制の一種として扱われます。
jard-oジャルド(殴られる)→jard-eìnanジャルデイナン(あなたは私に殴られろ)
ŭajèol-oワジョーロ(釣られる)→ŭajèol-oĭワジョーロイ(彼は私とあなたに釣られればいい)
最終更新:2013年08月23日 17:27