4種類の相が存在します。それぞれ未然相準備相将然相完結相と呼ばれ、動作・変化の進行状況に応じて異なった相が使用されます。
 
・未然相
その動作・変化の進捗状況を気にしない、もしくは計画、素振りのみで実際には全く行われない場合に使用される相です。日本語では「~する」、「~しようとする」などと訳されます。
 
・準備相
その動作・変化を達成するために必要な作業が行われる場合に使用される相です。日本語では「途中まで~する」、「~している最中にある」などと訳されます。
 
・将然相
その動作・変化が達成される直前まで進捗する場合に使用される相です。日本語では「~しつつある」、「~しかける」などと訳されます。
 
・完結相
その動作・変化が完全に達成される場合に使用される相です。日本語では「~してしまう」「完全に~する」などと訳されます。
 

○作り方

動詞に接中辞を連結させることで相を表します。接中辞が連結されていない場合は未然相として扱い、準備相は「-ipì-」、将然相は「-ảç-」、完結相は「-ẻv-」を連結させます。
 
ņutaş-oニュターショ(滅ぼされる/未然相
ņutipìaş-oニュティピャーショ(途中まで滅ぼされる/準備相
ņutçaş-oニュッチャーショ(滅ぼされかける/将然相
ņutvaş-oニュトヴァーショ(滅ぼされてしまう/完結相
最終更新:2014年03月15日 20:58