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半母音

 
母音同士が子音を挟まずに隣接した場合、前後どちらかの音が半母音となります。半母音となった母音は、母音としての性質を失い、もう1つの母音と共に重母音を形成します。子音と隣接した(もしくは語頭、語末に現れた)半母音は母音の一部として扱われ、前後の音素配置に制約を与えません。一方、他の母音と隣接した半母音は子音のように扱われ、音節の区切り目として機能します。
 

○半母音化の規則

5つある母音のうち、「a」、「e」、「o」が強母音、「i」、「u」が弱母音と呼ばれます。強母音と弱母音が隣接した場合、必ず弱母音が半母音になります。強母音同士もしくは弱母音同士が隣接した場合、それが1つの単語や助詞の中であるなら、予めどちらが半母音となるかが決まっています(補助記号で示されます)。単語間であるなら、その単語の品詞区分によってどちらが半母音になるかが決定されます。
 

○半母音を表す文字

半母音は、右下がりのアクセント記号付きの母音字(「à」、「ì」、「ù」、「è」、「ò」)によって表記されます。どの母音字が半母音となっているかが明らかな場合、この記号は省略されることがあります。
 

○半母音の発音

強母音(「a」、「e」、「o」)による半母音は、発音を持ちません。弱母音(「i」、「u」)による半母音は、それぞれ「ĭ」、「ŭ」と同じ発音になります。半母音は母音間に現れた場合、音節の区切り目として扱われます。
最終更新:2013年08月26日 13:17