接続語

 
動形容詞の中で、文同士を連接させその関係を示す語を接続語と呼びます。接続語によって文と文の繋がりがより明確に示され、話し手の意思や主張を聞き手に伝えやすくなります。
他言語の接続詞に相当しますが、ピース語では独立した品詞として扱われません。
 

○置き方、種類

動形容詞の一種なので、原則として動詞の直前に配置されます(義務的ではありません)。その際、他の動形容詞と同様に動詞に応じて初音を交替させ、動詞と同じ人称語尾を連結させます。
先行文に配置されるものと後行文に配置されるものの2系統が存在し、同じ意味の接続語であれば、どちらの系統を使用しても文法上は問題ありません。両方配置すれば、その接続語の意味を強調することができます。
 

○意味

関係(そして~)、順接(だから~)、条件(~すれば)など、数多くの接続語が存在します。
 
・関係(そして~)
先行文用の「çu-チュ」と、後行文用の「pi-ピ」が存在します。
 
・順接(だから~)」
先行文用の「ruj-ルジュ」と、後行文用の「haj-ハジュ」が存在します。
 
・逆接(しかし~)」
先行文用の「ħep-メプ」と、後行文用の「cop-コプ」が存在します。
 
・転換(ところで、一方)」
先行文用の「zùeņ-ズウェニュ」と、後行文用の「vuĭ-ヴイ」が存在します。
 
・条件(~するなら)
先行文用の「dof-ドフ」と、後行文用の「gef-ゲフ」が存在します。
 
・選択(または~)
先行文用の「ăeļmi-エリュミ」と、後行文用の「coŭe-コーウェ」が存在します。
 
・引用(~と言う、~と思うなど)
先行文用の「ļag-リャグ」と、後行文用の「nug-ヌグ」が存在します。
 
最終更新:2013年09月16日 23:51