他言語にみられる主文・従属文(~する○○は××する)の概念は存在しません。ある文を別の文によって修飾する場合、単に2つの文を文法的に隣接させることで修飾関係を表します。
○作り方
修飾する文(従属文)、修飾される文(主文)をそれぞれ先行文、後行文として配置することで、主文と従属文のようなものを作ることができます。このとき主語や目的語が2つの文で同一であれば、先行文においてその語が省略されることが一般的です。
Na Pŗicĭeŗe invaniş, jusumìú
çađmităó u ļipaŗciŗ natampevìaņa.
ナ プスィキェーレ インヴァーヌィシュ ジュスミュー チャヅミトー ウ リパルキル ナタンペヴャーニャ
プリキュアに変身した彼女は、電撃で怪物を打ち倒した。
上の文では、「invaniş(変身した)」が「natampevìaņa(打ち倒した)」の支配を受け、修飾語として機能しています。また、2つの文の主語がどちらも「jusumìa(彼女)」なので、先行文においてこの語が省略されました。
○時制の一致
ピース語の時制は2つしか無いので、修飾する文、される文の間に時制に関する約束事は存在しません。話し手の好みと気分に応じて、どちらの時制も使うことができます。
最終更新:2013年12月02日 12:10