06-661 : ◆zOOxF/vvz6 :2010/03/24(水) 10:20:57 ID:32g5hjtJ
「あ゛~…」
「大丈夫?」
「さっき飲んだ解熱剤が効いてくれる事を祈る…」
吉本 優(よしもと ゆう)は熱にうなされていた。
彼は高校2年生。
学力、素行とも不良。
所謂、不良という人物。
顔は今で言うイケメンなのだが、目がきついせいで、よく喧嘩を売られるが、今のところ負けはない。

「そうだね…明日の朝、治ってると良いね」
彼女は吉本 真弓(よしもと まゆみ)、優の姉で22歳のOL。
優は、実家から遠く離れた高校に通っていて、真弓のマンションが近かった為、転がり込んでいる。
それでも、バスで20分かかるが…

「じゃ、ゆっくり休みなさいね」
「うい…おやすみ」

その夜、優は夢を見た。
真っ暗闇の中、自分の体が浮かんでいる。

…なんだ、これ…
…体が熱い…
ぐぅ!?
痛い!?全身が痛い!
痛すぎて、頭が狂いそうだ!
苦しい…
誰か…助け…て…


「うわあぁぁぁ!」
叫び声をあげて飛び起きると、全身、汗でびっしょりになっていた。

「どうしたの!?」
叫び声を聞いて、真弓が飛んできた。

「大丈夫…変な夢見ただけだから…」
「そう…あ、具合はどう?」
「おう!もう、すっかり良くなったよ!」
そう言って優は布団から立ち上がり、治った事をアピールした。

「良かったね!…?」
「あ?どうした?」
「なんか、体の線が細くなってない?」
「そうか?」
そう言って、優は自分の腕を見た。

…なんか、筋肉落ちてる気がするような…

「姉貴の気のせいだよ」
「そう?…なんか声もいつもと感じ違うし…」
「熱でやられたかな…あ!トイレトイレ!」
優は真弓を押し退けて、トイレに駆けて行った。

06-662 : ◆zOOxF/vvz6 :2010/03/24(水) 10:26:12 ID:32g5hjtJ
「うわあぁぁぁ!?」
トイレに駆け込んだ優が、また叫び声をあげる。

「今度はどうしたの!?」
真弓がトイレに駆けつけ、中の優に問う。
なかなか返事が返ってこない事に真弓が痺れを切らした頃、トイレの鍵が開いた。
真弓は、ドアノブが取れんばかりの勢いでドアを開ける…そこには、下半身丸出しの優が、呆然と立っていた。

「何て格好してるの!早く履きなさい!」
「…ねぇ…」
「…は?」
「ちんこがねぇ!」
「何言ってんの!?頭も熱でやられた!?」
「違うわ!よく見ろ!」
真弓がしゃがんで見てみると、真弓には見慣れたものが優の股間に。

「うっそぉ!?こ…これって…」
「俺…女になっちまってる…」
真弓は呆然としたまま、優の下半身に手を伸ばす。

ぐい

「わ!?いきなり広げるな!」
「ごめんごめん…でも、ちゃんとしたの付いてるわ…」

くりくり

「ん!そこ触んな!」
「ふふっ…面白い♪」

くりくり…

「んあ!やめろって…ああん!」
優は初めての感覚に恐怖しつつも、その感覚から逃げられなかった。
クリトリスを一捏ねされる度に、脊椎から脳天まで快感が走る。

「立って…らんね…」
優は崩れるように、便座に座った。
真弓は優の股間から一切目を離さず、一心不乱にクリトリスを責め続ける。

「あ!…激し…いや!…はぅん!」
自分でも分からないが、口から勝手に甘い声が出てしまう。
凄く恥ずかしいが、優にはどうする事も出来ない。

「あ!…止めっ!…姉貴…俺…」
「いいよー、イっちゃいな」
「いや…んあぁぁぁぁん!」
優は不覚にも、姉の手により果ててしまった。


「トイレで良かったね」
「うるせぇ…バカ姉貴」
「ごめんごめん、可愛かったからつい」
「可愛かっただ!?俺は男だぞ!」
「今、女」
「ぐ…」
「ところで、学校どうする?」
「あ…とりあえず、今日も休む。その間に考えるわ」 
「そう…これから楽しめそ…」
「何か言ったか?」
「いえいえ、何も♪」
優の受難はまだまだ続きそうだ。

最終更新:2012年01月24日 10:06