07-025 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/17(火) 23:54:58 ID:gJrd3QAG
・男の自室

男「……」

男「あ~よくねた…」ファー

男「!?」

男「(…あれ!?なんかおかしい…)」

男「(…声が女の子ぽい!?)」

男「!!」ガバッ

男「……」ガサゴソ

男「!?…胸がある……下は?」

男「!!……ない」

男「…僕、女の子になってる!?」

男「(…どういうこと!?…意味が分からない…)」

男「(…考えて理解できるわけじゃないけど)」

男「(…どうしよ)」

男「(妹に相談するべき!?ブンブン…信じてくれないだろうな…)」

妹「……」コンコン

男「!?」ビクッ

妹「お兄ちゃ~ん、朝だよ~起きてる?」

妹「お母さんが、朝ご飯だから降りてきてだって」

男「(…まずい!返事するとよけいにまずい!!)」

男「(…ここは寝たふり、寝たふり)」スースー

妹「…返事ないなー、まだ寝てるのかな?また後でこようっと」

男「……(行ったかな…)」

男「……ふー」

男「(このまま部屋にいても、仕方がない…)」

男「(母さんに相談してみよう)」

07-026 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/17(火) 23:58:08 ID:gJrd3QAG
母「あなたが男なの?」

男「…うん」

母「…信じられないけど、話を聞けば聞くほど、男みたいだし」

母「いいわ…母さんは信じます」

男「!ほんと!?」

母「子供を信じない親はいないでしょ?ほら!そんな顔をしないの」

男「…ありがとう、母さん」ポロポロ

母「これからの事を考えていきましょ…今日は日曜で学校休みだし」

男「うん、そうだね」

07-027 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 00:00:25 ID:gJrd3QAG
・女の自室

女「(やばい事になってる…)」

女「(朝起きると…男になってるんですけど)」

女「(訳わかんない!)」

女母「……」コンコン

女「!?」ビクッ

女母「女ー起きてる?入るわよ」ガチャ

女「(やば!隠れなきゃ!!)」ガバッ

女母「なにやってるの?朝ご飯出来てるから、起きて食べなさい」

女「……」モゾモゾ

女母「布団かぶって何やってるの?起きなさい!」ガバッ

女母「…あなた…誰?」

07-028 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 00:06:49 ID:gJrd3QAG
女「朝、起きたらこうなってたんだよね…あはは…」

女母「そう…でも男になっちゃったんだから、仕方ないんじゃない?」

女「ママは軽すぎだよーボクはまだ信じられなくて、パニックなのに…」

女母「だってねぇーママは男の子欲しかったから、嬉しいんですけど!」ニコ

女「またそんな事言ってー今日は学校休みだから良いけど、明日からどうするんだよ!」

女母「そんな事はママに任せておきなさい!こっちで何とかしますから」

女「…ホントかな」

女母「でも困っちゃったわね…男ちゃんにどう説明するの?」

女「あー忘れてた…」アセアセ

女「…説明しても信じてくれるかな…」

女母「男ちゃんなら信じてくれるわよ、昔からあなた達、仲良かったし」

女「う~ん…どのみち、ばれるしね……うん、相談してみる!」

07-029 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 00:10:20 ID:oKsqckTv
・男の自室

男「(…困ったな~女ちゃんにどう説明しよう…)」

ピロリ~ン

男「!メールだ」

男「(誰だろ…あ!女ちゃんからだ)」

女『相談したいことがあるの、ボクの家に来て!』

男「え!?こんな時に??どうしよ…とにかく返事しよ」

ピロリ~ン

女「!男から返事かな?」

男『僕も相談したいことがあります、ただ家から出られないので僕の家に来て欲しいんだけど』

女「む~まいったな~ボクも家から出れないよ」

ピロリ~ン

男「!またメールだ」

女『ごめん!ボクも家を出られないんだ、お願いだから男が来て?』

男「どっどうしよ!!このままじゃ埒あかないし…」

男「…仕方ないなぁ…妹に服貸してもらお」

07-030 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 00:21:30 ID:oKsqckTv
男「……」コンコン

妹「ん?お兄ちゃん??開いてるよ~入って~」

男「……」ガチャ

妹「…どうしたの?おにいちゃ……って…どちら様?」

………

……



妹「…そうなんだ、女さんのところに行くから服貸して欲しいと?」

男「うん、外出したいんだけど僕の持ってる服ぶかぶかで…」

妹「お兄ちゃん、背とか小さくなっちゃったね~かわい~」ニコニコ

妹「うん!分かったよー私の服、貸してあげる」

男「…ありがとう、ズボンとかある?」

妹「あー私、スボンは持ってないよー」

男「…スカートしかないんだ」アセアセ

妹「スカートに男物の下着はダメだよね……良いよ下着も貸してあげる」

男「へ?あーうん、ごめんね」

男「(色々ときついよーもう!)」

07-031 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 22:09:40 ID:oKsqckTv
男「じゃあ行ってきますー」

妹「行ってらっしゃい~気をつけてね~」

………

……



「ねぇ見て見てーあの子可愛いわね」ヒソヒソ

「ほんとー近所の子かしら」ヒソヒソ

「この近所では見ないよね」ヒソヒソ

男「(うー恥ずかしいよー急がなきゃ)」タタタ

07-032 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 22:10:15 ID:oKsqckTv
・女宅前

男「(ここまで来たら…どうにでもなれ!行っちゃえ!!)」ピンポーン

女母『はーい、どちら様ですか?』

男「(え!女ちゃんのお母さんいるんだ!まずい!!)」アセアセ

女母「どちら様ですかー」ガチャ

女母「…どちら様?」

男「あ!えっえーと、ぼ…私は女ちゃんの友達で、あのその…女ちゃんいますか?」アセアセ

女母「あら!可愛い子ね~女は部屋にいるからどうぞ!」

男「はい!お邪魔します!」アセアセ

女母「女~お友達がいらっしゃったわよ」コンコン

女母「ちょっとびっくりするけど、ゆっくりしていってね」ニコ

男「へ?あ!はい、ありがとうございます…」ペコ

男「…あの!入るね…」ガチャ

女「待ってたよ、男!」

男「……」

女「……」

男・女「誰?」

07-033 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 22:12:06 ID:oKsqckTv
女「まさか男も変わってるとは~ボクだけでもびっくりなのにね」

男「ホントだね…どうしようかと思ってたから」

女「……」ジー

男「えっえっえ!?なになに??」オロオロ

女「可愛くなっちゃって~男と思えないよ、あはは」

男「恥ずかしい!」カァー

女「あはは、赤くなってよけいに可愛いぞ??」ニヤニヤ

男「おっ女ちゃんだって、あのそのかっこ良くなってると言うか、あのその…」モジモジ

女「ホント!?」

男「うっうん、びっくりするぐらいに、あのその…」アセアセ

女「あははー男らしいというか、変わらないね」

男「女ちゃんだって…あのその…こんな状況なのに冷静だよね?いつもと変わらない…と言うか」

女「まぁねーなっちゃったもんは仕方ないっしょ?」ニコ

男「!そっそれはそうなんだけど…」カァー

女「お互い変わっちゃったから、相談は簡単で済んで良かったよ」

男「でも明日は学校だし、どうしよ…」

女「うーん、ママは何とかするって言ってたし、まぁなんとかなるんじゃない?」

男「またそんな事言って…僕は不安でいっぱいだよ」

女「なんとかなるってーボクも一緒だし…ね!」

男「うっうん、分かった、今日は帰るね」

女「んじゃまた明日、学校で」バイバイ

07-034 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 23:37:30 ID:oKsqckTv
・通学路

女「おっはよー男!!」バシッ

男「いたっ!加減してよ、痛いって」ウルウル

女「ごめんごめん、男の子って力強いんだね、加減が分からないや」

男「もう…気をつけてよ」

女「だからごめんってば!…そういやその制服、どうしたの??」

男「朝起きたら母さんが用意してくれてた…スカート…慣れないから恥ずかしいけど」カァー

女「そうなんだ…ボクの制服もママがそろえたんだよね」

男「どこで手に入れたんだろうね…不思議」

女「まぁいいんじゃない?気にしない~♪」

男「ホント、その性格が羨ましいよ」ハァー

女「もう!男はいつもそうだよ…なっちゃったもんは仕方ないでしょ?」

男「まだ信じられないし、受け止められないんです!」プイ

女「怒らないの!まぁいいやー…あ」

女「女友ちゃん、おっはよー」ブンブン

女友「え…はいっ?…どちら様??」

07-035 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 23:38:32 ID:oKsqckTv
女友「で、そっちが女ちゃんで…その小動物が男くん?」

女「あははー小動物ってかわい~♪」

男「……」ブルブル

女「ほらほら隠れないの…はい!ご挨拶」

男「あっあのその…おはようござ…います、男でちゅ」カミッ

女友「かわいー噛んじゃってる♪はい、おはよー」

男「恥ずかしい!!」カァー

女友「でもさーなんかお互い性別が変わった方が違和感が無いのはなぜかな??」

女「んー見た目が性格に追いついたんじゃない?」

女友「…納得」

男「(あ、やばい…友だ)」ササッ

女「男どうしたの?」

友「おーい女友ちゃん、おっはよーさん」ブンブン

女友「おはよー友くん」

友「ん?いつもの夫婦はどこ行った??…てかその二人は誰?うちの制服来てるが友達か?」

女「だーれが夫婦よ!」

男「…ふ…うふ…」カァー

07-036 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/18(水) 23:39:17 ID:oKsqckTv
友「うひゃーマジかよ…この可愛い子が男なのか?」

女友「みたい」

友「で、こっちが女ちゃんか」

友「でもさ全然、違和感が無いのは…どうしてだろうな?」ヒソヒソ

女友「私もそれは思って、言ったんだけどね」ヒソヒソ

友「まぁいいんじゃね?いつもの二人だし」

女「そうそう!なっちゃったもんは仕方ないよねー」

男「なっなに言ってるの!こっちは大変なんだよ!!」プイ

女友「まぁまぁそれより急がないと遅刻しちゃうよ?」

友「やべホントだ…みんな急ごうぜ!」

07-038 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/19(木) 21:22:45 ID:rEUJDX1R
・教室

女「何か…みんな…こっち見てるよ」

男「恥ずかしい!」カァー

友「まぁ仕方ないんじゃね?」

女友「何かと問題ある二人が…夢のような話だからね~」

友「その割にさーみんな納得してるように見えね?」

女友「そこなんだよねー普通だと大事件だよ…この話は」

友「本来の姿になったって事ですか?」ニヤニヤ

女友「そうかもね」クスッ

07-039 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/19(木) 21:25:54 ID:rEUJDX1R
女「学校終わったーさぁ帰ろっと~♪」

女「男~帰るよー」ポン

男「うん、帰ろー」

女友「おやおや、今日も一緒にお帰りですか?お二人さん」クスクス

女「ばっばか!そんなんじゃないよ!ご近所さんだから、帰り道が一緒なだけだよ」

男「そだね」

男「んじゃ帰ろ?」

女「ほいほーい…んじゃ女友ちゃん、まったねぇ~」ブンブン

女友「またね~(デレてる感じもないな…なんか兄妹みたいな感じ?…まぁいっか)」

07-040 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/19(木) 21:30:21 ID:rEUJDX1R
男「…あのその、女ちゃん?」

女「ん?どったの?」

男「なんかさ、うん…昨日から色々とあって」

女「まぁ色々とあったねぇ~」

男「そっそれでね、いっぱいありすぎたから疲れちゃったな~って」

女「そう?ボクはいつも通りだけど??」

男「へ?あ…そのあの…」モジモジ

女「?なんかあったの?」

男「いきなり男になったのに…その…平気なのかなって」

女「まぁねー男の体なんて小さい頃に、男の見てるし~今更って感じ」ニコ

男「えっえっえっ!あのその…」モジモジ

女「男だってボクの体見てるだろう?今更じゃないの??」

男「ぼっ僕は女ちゃんみたいに割り切れないの!」カァー

女「そんなもんかなー男は少し考えすぎるところがあるよ?」

女「なっちゃったもんは仕方ないでしょ?」

男「…もういいよ、僕…先帰るね」タタタ

女「あーうん、また明日ね~」バイバイ

07-041 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/19(木) 22:41:53 ID:rEUJDX1R
男「ただいま~」ガチャ

妹「あ!おかえり~お姉ちゃん」ニコ

男「へ?は?おねえ…ちゃん??」

妹「だってー女の子になってるのに、お兄ちゃんはおかしいでしょ?」

男「え?あ…うん、そうなのかな?」

妹「そうそう!可愛いお姉ちゃんなんだから」

男「そっそんなことないってば!でも…僕ってそう言う風に見えるのかな…」

妹「あ!」

男「!何??」ビクッ

妹「お姉ちゃんは女の子なんだから、僕はおかしいでしょ??」

男「えー?んじゃあのその…わっ私?」

妹「そうそう!もう女の子だから言葉使いには気をつけなきゃ!」

男「うん…わかった、気をつけるよ」

07-042 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/19(木) 22:43:10 ID:rEUJDX1R
男「ふー良いお風呂だった」ガチャ…バタン

男「……」パフ

男「(昨日からいっぱいありすぎて疲れちゃったな~)」

男「(女ちゃんは相変わらずで、ある意味…羨ましいよ)」

男「(どうしてあんなに…平然とやり過ごせるのかな~)」

男「(でも女ちゃんが男の子かぁ~男の子だったらいいな~って思ってたけど)」

男「(まさかなっちゃうなんてさ…でもぼっ…私が女の子になっちゃうし)」

男「(まぁいいや、女の子でも女ちゃんに何かできればいいし)」

男「(疲れちゃったから…もう寝ちゃおうと)」

07-043 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/19(木) 22:45:24 ID:rEUJDX1R
女「あー良いお風呂だった~気持ちよかったよ!」ガチャ…バタン

女「(ホント…男ってうじうじとしちゃってさ~)」

女「(悩んでも仕方ないのにね~)」

女「(まぁでも、男が女の子か~女の子になればいいな~って思ってたら本当になっちゃうし)」

女「(ボクは男の子になっちゃったけど…その方がいいよね)」

女「(今まで以上に男を守れやすくなったし…後は男がもっとポジティブになればいいのに」

女「(…男では無理かな、まぁ可愛くなったし友達も出来やすくなったじゃないかな)」

女「(男のために色々とがんばらなくちゃね、男の子だし!)」

女「よーし!明日のためにしっかりと睡眠を取らなきゃね」

07-044 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/20(金) 00:35:20 ID:cqCuvZvr
・通学路

女「おっはよ~おっとこ!」ダキッ

男「ひゃん!?」

女「ん?どうしたのかね?顔が赤いよ?」ギュー

男「あっあのその…そっそれは、その…は…ずかしいよぉ~女ちゃん」カァー

女「だってー男可愛いもん、つい抱きつきたくなったさ!」

男「え?あっあのその…かっかわいいとかっあの…わっ私が?」アセアセ

女「うん、そだよ~…ってあれ?今、男…私って言ったね?」

男「あのその…えーと、その…おかしいかな…」

女「ん~ん全然!そっか~男も女の子と認めたって事かな?うんうん」

07-045 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/20(金) 00:35:46 ID:cqCuvZvr
友「おい~す!男に女ちゃん」

女「おは~よ!友くん」

男「…おっおはよ」カァー

友「うんうん、なんだ?朝から仲良いね~お二人さん」

女「ん~そうかな?ボクはただのスキンシップだよ、ご近所さんとの」

友「まぁいいけどな!仲良い事は」ウンウン

女「ねーそれよか友くん聞いてよ」

友「ん?どうした??」

男「男がね~自分のことをわたしって言ったんだよ」

友「お!ついに認めたって事か」

友「まぁ俺とかじゃないし僕でもおかしくはなかったけどな」

男「んも…二人して…」カァー

女「また赤くして…かわい~」ギュー

男「ひゃ!やっやめてよ~…ほんと…はずかしいか…ら」アセアセ

07-046 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/20(金) 00:38:29 ID:cqCuvZvr
・教室

「男くん、ホントに可愛いわね」ヒソヒソ

「女の子になって一段と可愛くなったね」ヒソヒソ

「女ちゃんは逆に凛々しくなったよね」ヒソヒソ

「お似合いのカップルじゃない、あの2人」ヒソヒソ

女友「なんかよけいに注目されたね、あの二人」クス

友「まぁ仕方ないよな、男は可愛いし、女ちゃんは格好良くなったし」

女友「男くんは赤くなって伏せちゃってまぁ…逆効果って事が分かってないわね」クス

友「その点、女ちゃんは変わらないよな…見てみろよ、何食わぬ顔で見てるし」ハハハ

女友「今まで進展が無かった二人じゃない?この機会にうまく行ってほしいよね」ヒソヒソ

友「ほんとだな~お互い鈍いって言うのか…あまりに近づきすぎて見えてないんだろうな」ヒソヒソ

女友「…かもしれないね…そう考えると幼馴染みって面倒くさい関係かも」ヒソヒソ

友「俺らがとやかく言えないし…まぁ応援はしてやるけどな」ヒソヒソ

07-047 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/20(金) 00:39:19 ID:cqCuvZvr
不良A「おい、本当にあの子は奴なのか?」

不良B「姿が違うが言動や行動を見ても、どうやら間違えなさそうだな」

不良A「奴がホントに女かどうか…確認してみるか?」

不良B「それ面白そうだな…おし!俺に良い考えがある」フフフ

07-048 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/20(金) 21:22:27 ID:cqCuvZvr
女「おっとこ~帰ろう~♪」タタタ

男「ひゃん!抱きつかないでよ~もう」ササッ

女「いいじゃん!減るもんじゃないし」

男「恥ずかしいから嫌なんです!」カァー

女「まぁいいや、帰ろ~」

男「うん」

07-049 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/20(金) 21:24:03 ID:cqCuvZvr
・校舎玄関

男「…ん?何だろこれ?」

女「どうしたの?早く帰ろ~」

男「なんかね…手紙が入ってた」

女「お~それはラブレターというものでないのかね?やるな~おっとこ~」コノコノ

男「ちょっちょっとやめてよ!痛い!痛いってば!!」

女「で?なんて書いてあるの?」

男「ちょっと待って見てみる…」ガサゴソ

『お話ししたいことがあります。放課後、屋上まで来てください』

男「…差出人の名前…書いてない」

女「これは告白かな?かな?」ワクワク

男「へ?あ…あのその…これって間違って、そのわっ私のところ入れたんじゃないかな?」アセアセ

女「でも…ちゃんと男くんへって書いてるじゃん」

男「…ホントだ、どっどうしよ!?女ちゃん!」アセアセ

女「(これは友達を作る良い機会だ!うんうん)」

女「行ってきなよ男!」

男「え…えええ!?ええええええ!!」

女「その人も勇気振り絞って手紙出したんだから、無下には出来ないでしょ?」

男「へ?あのその…そりゃ…わか…るけど」モジモジ

女「んじゃ、ボクは先帰るね~明日、結果を教えてね~」バイバイ

男「へ?いや私は、行くとも…言ってないんだけど……って行っちゃった」ハァー

07-050 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 00:32:56 ID:0dmwoJCq
・学校屋上

男「……」ガチャ

男「(来ちゃった…けど…)」

男「(女ちゃん…酷いよ…一人だけ先に帰っちゃうし……)」

男「(…ホントに告白だったら…どうしよう……)」

男「(…兎に角…会うだけだから…会うだけ)」

男「(…何処にいるのかな?)」キョロキョロ

07-051 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 00:34:00 ID:0dmwoJCq
不良A「おい!男!!」

男「!?ひゃい!」ビクッ

不良B「おいおい、ホントに来ちゃったぞ、しかも一人で」ハハハ

男「へ?なになに??…君たちは…」オロオロ

不良A「ホントにお前はあの男なのか?」

男「…あの…その…」ブルブル

不良B「どうもホントみてーだな、この口ぶりこの震え方…まんま奴だな」ニヤニヤ

不良A「俺らが虐めすぎて…学校にはもう来ないと思ってたんだがな~」

男「…いやっ…いやっ…こっちに…こないで…」ガクガク

不良B「まぁそんなに恐がるなよ…今日はお前が女かどうか確かめるだけだから」ニヤニヤ

男「…ゆる…し…て…くださ…い…」ポロポロ

07-052 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 01:13:26 ID:0dmwoJCq
………

……



不良B「ふ~本当に女だったとは…なかなか良かったぞ、男ちゃん」ニヤニヤ

不良A「ばっちり携帯にも収めたし、またよろしく頼むよ…これをばらされたくなかったらな!」ハハハ

男「……」

男「(…どうして…こうなっちゃったんだろ……女ちゃん、私…汚されちゃった…)」

男「…う、うぅぅ…」ポロポロ

07-053 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 01:14:06 ID:0dmwoJCq
・男自宅

男「…ただいま」フラフラ

妹「あ!お姉ちゃんおかえり~…ってどうしたの!?大丈夫?」

男「え?あ…うん、その疲れちゃっただけだから、大丈夫だよ」ニコ

妹「……お姉ちゃん…何かあったの?」

男「ホント…大丈夫…だから…少し…休むね」フラフラ

妹「あ…うん…」

07-054 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 01:17:34 ID:0dmwoJCq
・女自室

女「…男、あれからどうなったのかな~」

女「付き合ったりなんかして…」

女「…それはないかな~まずは人に慣れないとね」ウンウン

女「明日どうやって聞こうか楽しみだな~」ムフフ

女「最近の男は楽しすぎるから、どんな反応してくれるかな~♪」

女「明日の楽しみのため、早く寝よっと」

女「…おやすみ…男」

07-059 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 21:22:38 ID:0dmwoJCq
うわ!皆さん見てくれていたんですか?嬉しい限りです。

>>55
書き溜めてはいるのですが、誤字等修正して時間かかっていました…
今日に全部投下する予定です。

>>56
ありがとうございます。台本を意識して作成してますので…ご勘弁を。
今回はこの形式で終わらせますが、後1本あるので、考えて投下します。

>>57
>>58
まとめサイトとか読みあさりまして…
特にTSもの、妹ものを読んで書きたくなったので…
それを参考にと言うか…真似てるので、そう思われても仕方ありません…。

では投下していきます!

07-060 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 21:25:36 ID:0dmwoJCq
・通学路

女「…あれ?いつもの時間に男こないな~どうしたんだろ?」

女友「おはよー女ちゃん」

女「あ!おっはよ~女友ちゃん」

女友「…おや?お姫様がいらっしゃらないみたいだけど?…ケンカでもした?」

女「ん?いや~そうじゃないけど、男から何も聞いてないんだよね」

女友「んじゃ…あれじゃない?あの日とか」

女「あ!あの日か~んじゃ仕方ないね、男も女の子の苦しみを味わうがいい」フフフ

女友「帰りでも寄って上げたら?」

女「そだね~感想でも聞いてくるかな?」アハハ

07-061 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 21:26:55 ID:0dmwoJCq
・男自宅前

女「……」ピンポーン

妹『は~い、どちら様ですか?』

女『妹ちゃん?女だけど男いる?』

妹『…ちょっと待ってくださいね』

妹「女さんお久しぶり~どうぞ入ってください」ガチャ

女「妹ちゃんお久しぶり~」

妹「うわぁ!お姉ちゃんから聞いてましたけど、本当に男の子になっちゃったんですね」

女「まぁね!」

妹「…ホント、かっこいいな~」

女「そんなことないよ~…で、男いるかな?」

妹「あ!ごめんなさい、どうぞ入ってください」

女「でさ…男になんかあったの?風邪とか??」

妹「それが…昨日帰ってきてから、一度も部屋から出てこないんですよ」

女「へ?」

妹「声かけても返事がないし…部屋に入れてくれないんです」

女「そっか…うん、わかった!ボクが何とかするよ!!」

07-062 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 21:28:32 ID:0dmwoJCq
女「男~ボクだよ」コンコン

男「……」

女「どうしたの何かあった?部屋入ってもいい??」

男「……」

女「んじゃ入るね~って……鍵がかかってる!?」ガチャガチャ

女「もしかして…昨日の手紙の件で何かあったんじゃ?」コンコン

男「!」ビクッ

女「話だけでもしてよ~何かあったなら、ボクにも責任があるし」

男「…か…えって…」ポロポロ

女「え?何??」

男「帰って!帰ってよ!!うわぁぁぁんーーーー!!」

女「えっえっえええ!?」オロオロ

男「誰の顔も見たくない!帰ってーーーーーー!!」

07-063 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 21:38:16 ID:0dmwoJCq
・男宅、妹部屋

妹「女さん…昨日、お姉ちゃんに何かあったのですか?」

女「昨日…学校の帰りに男の靴箱に手紙が入ってて、読んでみたら…放課後会って欲しいって書いてたんだ」

妹「…ラブレター?」

女「たぶん…でさ、男って人見知りで友達少なかったから、良い機会だと思って…」

妹「会ってこいって言ったのです?」

女「…うん」

妹「…そっか…その件で何かあったのですね…」

女「…それ以外に思いつかない」

妹「お姉ちゃん…昨日帰ってきた時、すごく疲れてて、フラフラしてました」

女「へ?」

妹「…なんて言うんだろ、精神的に疲れてる感じがしてて、大丈夫?って声かけても」

妹「私を心配させまいと笑ってましたけど…目が…笑ってませんでした」

女「(…普通の告白で、男がそこまで精神的に追い込まれるわけがない…)」

女「(精神的な痛み……って…まっまさか!!)」

妹「女さん、何か分かったの?」

女「へ?あ…いや、分からないよ…」

妹「そっか…」

女「とにかく今日は帰るね、これ以上いても会ってくれそうにないし」

妹「うん、ありがとうございます」

女「また明日来るよ、じゃあまたね」バイバイ

07-064 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 21:43:43 ID:0dmwoJCq
・女自室

女「……」フー

女「(…たぶん奴らの仕業だと思う)」

女「(確信はないけど…男の急変は頷ける…)」

女「(明日、ボクが何とかしてみせる!)」

女「(待っててね…男はボクが守ってみせる!)」

07-065 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 21:49:45 ID:0dmwoJCq
・教室

友「…今日も男は来てないのか…」

女友「どうしちゃったんだろうね?」

友「一昨日は元気だったし、調子が悪そうにも見えなかったんだけどな~」

女友「あ!そう言えば…女ちゃん。昨日男くんの家に寄ったんじゃないの?どうだった??」

女「……」

女友「…女ちゃん!?」

女「へ?あ…何?ごめん…話を聞いてなかった…」

女友「今日はどうしたの?…ずっと考え事してるみたいだけど…」

女「(どうしよ…昨日の男の様子をしゃべると、2人に迷惑かけちゃいそう…)」

女友「…やっぱ、昨日男くんの家で何かあったんだね」

女「あ…いや、そうじゃなくて…」オロオロ

女友「すぐ顔に出る…嘘つけないよね…あなたって」

友「男のことだったら俺も気になる。協力するから教えてくれよ」

07-066 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 21:51:22 ID:0dmwoJCq
女「…一部、ボクの想像を含めてしゃべるから、そう思って聞いて欲しい…」

女「一昨日にね、男と一緒に帰ろうとした時…男の靴箱に手紙が入ってたんだ」

女「内容は放課後に会って欲しいとの事…ただ差出人の名前が書いてなかった」

女「ボクは男の良い機会だと思って、会ってみればって…」

友「はぁ!?断らずに勧めたのかよ!」

女「…うん。その時は軽い気持ちだった…男に友達が増えればいいな~って」

友「(マジかよ…男の気持ちを分かってねぇな…まぁ男もだろうけど)」ハァー

女友「(この子の良いところなんだろうけど…男くんには残酷な選択だわ…)」ハァー

女「!2人してなぜため息!?続けて良いかな?」

女「ボクは邪魔しちゃ悪いと思って、男を置いて帰ったんだ」

友「はぁ!?なんて無責任な…」アチャー

女友「まぁまぁ…最後まで聞こうよ」

女「そこから後の行動が分からないんだよね…」

女「昨日、男の家によって、部屋に入ろうとしたけど、拒絶されちゃってね…」

女友「!拒絶されたって!?」

女「手紙のことを聞くと、突然泣き出しちゃって…とても話出来そうになかったし」

女「妹ちゃんに話聞けば、一昨日帰ってきてから部屋に籠もって出てこないって…」

女「…だからボクは考えたの。もし仮に告白されて…そこまで精神的に追い込まれるものなのかって」

女「…そこで思ったんだ。例の2人組」

友「!…男を虐めてたあいつらか!!」

女「…でもこれは確信じゃない…ボクの想像だけの話だから、情報がほしいんだ」

友「わかった、協力しよう。俺の連れにその2人組が男に接近したかどうか」

女友「私もそれとなしに聞いてみる」

女「…ありがとう2人とも。迷惑かけます」

女「あ!それでね…男が呼び出された場所が、屋上で時間は放課後」

友「了解!任ししとけ!!」ビシッ

07-067 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 21:57:40 ID:0dmwoJCq
>>66

友「了解!任ししとけ!!」ビシッ

 ↓

友「了解!任せとけ!!」ビシッ

脳内変換お願いします…誤字すみません

07-068 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 22:00:25 ID:0dmwoJCq
・教室(放課後)

友「…女ちゃんの予想は的中だ…」ヒソヒソ

女「!ホント!?」ヒソヒソ

友「ああ、クラスは違うけど…俺の連れが奴らを放課後に屋上へ上がって行くの見たそうだ」ヒソヒソ

女「…わかった、話してくる」

友「おいおい!一人で大丈夫かよ…」

女「ケンカするつもりはないけど、状況によってはボクも止まらないかもね…」

友「……」

07-069 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 22:10:21 ID:0dmwoJCq
不良A「それでよ~あいつがさ、あの女に声かけてよ」

不良B「おうおう、それでそれで?」

不良A「見事に無視されてやんのよ!」ゲラゲラ

女「2人ともちょっと良いかな?」

不良B「あ!?なんだ?」

女「…ちょっと話があるから来て欲しい」

不良A「男女…って今は男か、何のようだ?」

女「良いから…ついてきて」

07-070 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 22:10:51 ID:0dmwoJCq
・屋上

不良A「で?何のようだ!?しょうもない事に付き合うほど暇じゃねぇんだよ!」

女「一昨日の放課後の時間…君たちがここに来るのを見た人がいる」

不良B「はぁ!?俺たちがここに来ちゃ悪いのかよ!」

女「ここに男が来たはずだ…」

不良A「しらねぇな」

女「…しらばっくれるな!…またお前達…ボクの…ボクの男に何をした!!」

不良B「ひゃははは!!ボクのだってよぉ!おかしいなぁ~おい!」ヒャハハ

女「……」ギロリ

不良A「ああぁ!?てめぇは何ガンくれてるんだ?」イライラ

不良B「まぁ待てよ!いいじゃねーか、この間のことしゃべっても」ククク

女「!やっぱり…ボクの男に何をしたんだ!!」

不良A「そりゃ!あのヨナヨナしたやつが、本当に女になったのか身体検査をしたまでよ」ククク

女「!それって…まっまさか…」サァー

不良B「最高に具合は良かったぜ!健気に…お前の名前を呼びながら謝ってたぜ!!」ハハハ

女「……」ワナワナ

不良A「証拠に…ほれ!携帯にばっちり写ってるだろ!?」ヒャハハー

女「!」プチン

女「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダ

不良A「!やんのかーてめえぇぇぇ!!」ガシッ

07-071 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 22:22:33 ID:0dmwoJCq
友「やべ!オレたちも行くぞ!!…女友ちゃん、後は頼んだぞ!」

女友「任せといて!」タタタ

友「この野郎!!よくも男を!!!」ダダダ

「友に続け!!」ダダダ

「うおぉぉぉぉぉ!!」ダダダ

07-072 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 22:29:11 ID:0dmwoJCq
・男宅前

女「……」ピンポーン

妹「は~い!どちら様ですか?」

女「…女です、男いますか?」

妹「ちょっと待ってくださいね~」ガチャ

妹「!どうしたんですか??すごいケガ…手当します、入ってください」オロオロ

女「…いいよ、男と話がしたい…クッ!」ヨロヨロ

妹「ここで座って待っててください、お姉ちゃんを呼んできます!」タタタ

妹「お姉ちゃん!お姉ちゃん!女さんがすごいケガしてるよ!!」ドンドン

男「!」ビクッ

妹「今ソファで座ってもらってるから…会ってあげて!!」ドンドン

男「……」ガチャ

妹「あ!お姉ちゃん」

男「……」タタタ

男「…うぅぅ…」ポロポロ

女「!…おっおと…」

男「うわぁぁぁぁぁんーーー!!」ダキッ

女「え?え?」オロオロ

男「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめ…ん…な…さい…」ギュー

女「よしよし、泣かないでね?ボクは大丈夫だから…」ナデナデ

男「ホント…ごめんなさい…私のために…ごめん…なさい…うぅ…うっぅ…」ギュー

女「もういいから…ね?」ナデナデ

男「……うん」グス

07-073 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 22:30:03 ID:0dmwoJCq
男自室

女「痛い!もっと優しく…」イテテ

男「だっ大丈夫!?」オロオロ

女「男が受けた傷を思えば…って、しみる!」イテテ

男「…もう、昔から変わらないね…女ちゃんは」クス

女「そっかな?少しは成長したと思ってるだけど…」ポリポリ

男「…いつも正直な気持ちを隠さずに…突っ走っていっちゃうだもん」

女「…そっかも」ヘヘヘ

男「覚えてる!?小学校の時に私が虐められてて…」

女「…忘れもしないよ」

男「その時も女の子なのに、ケンカして…ボロボロなりながら私を助けてくれたんだよね…」

男「…また助けられちゃったね、あの時の言葉…覚えてる?」

女「…うん」

女『男の事はボクが一生守ってみせる!だから』

女『…ボクをお嫁さんにして』

女「って…その気持ちは今でも変わらないよ」

男「…私も…変わらないです…」カァー

女「…男…目を閉じて…」

男「…うん」

男「…ん…んぅ…」

女「…男…好きだよ…」

男「…私も…好き…です…」

07-074 :女「…ボクをお嫁さんにして」:2010/08/21(土) 22:30:46 ID:0dmwoJCq
女「…やば…そのまま…寝ちゃったんだっけ?」

男「……」ジー

女「!ひゃ!?…男…おはよ…」

男「うん!女ちゃんおはよ~」ニコ

男「女ちゃん、疲れてそのまま寝ちゃうんだもん」

男「大切な事…言えないままだったよ!」プンプン

女「へ?大切な事って??」アセアセ

男「…今度は…私から言わせて…ください…」

男『私は女ちゃんを一生支えていきます…だから』

男『…私をお嫁さんにしてください』

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女「…ボクをお嫁さんにして」 END

最終更新:2012年01月24日 10:14