- 03-524 :fool:2006/08/07(月) 14:06:16 ID:14DnmM3q
- 珍しく、熱く寝苦しい夏休みの夜だった。
エアコンをつけて、寝たはずなのに、壊れたのか?
思ったのもつかの間、夢の中に誘い込まれていった。
目が覚めるようで覚めない夢うつつの中で、宗たんは身を捩った。
(う・・・、あ、はぁ。千鳥、そんなとこ舐めないで。)
夢の中では、かなめが宗たんの股間に顔を埋め、敏感な部分を舐めあげている。
手で、髪を掴むと現実と思うほどリアルな感触だったが、手に伝わる感触は、かなめの髪よりも、
硬くごわついていて、痛みきっているような気がした。
太腿でかなめの頭を挟み込み、絶頂へ向かう快感へと身を捩った。
(あ、はぁ、あふぅ。)
熱い蜜が太腿をつたう。
(気持ちよかった?)
優しく聞いてくるかなめに、首を縦に振って答える。
かなめの熱が、宗たんの中に入ってくる。実際に股間にも熱いものが入っている感触があった。
耳元に、荒々しい息使いが、かけられくすぐったさに、やわらかい笑い声が漏れる。
その息が荒くなり始め、自分の息もあがっていく。
(あ、なにかくるぅ。あ、あ、あ、あ、あ、あーーーーーー)
宗たんの絶頂とともに、腹の上に、熱い液体がばら撒かれた。
(気持ちよかったよ。カシム)
かなめ?なんで、カシムなんて呼ぶんだ?
かなめの顔が、歪んで違う形になり始めたが、誰なのかはよくわからなかった。
体の熱がエアコンの風で、冷やされると、寝心地がよくなり、夢の中の倦怠感とともに、
宗たんは、深い眠りに落ちていった。
- 03-525 :fool:2006/08/07(月) 14:07:40 ID:14DnmM3q
- 翌朝、キッチンのテーブルの上に置かれた一枚の紙には、
英語で「良い思いさせてもらったよ。愛しのカシム。」
と、書かれていた。
指でつかむと、掴んだところからさらさらと、紙は消えてなくなっていった。
「・・・・・?」
非科学的な事を、信じられない宗たんは、首をひねり、髪を乱暴にかきむしると、
あくびをしながら、シャワーを浴びに、浴室に向かった。
結局・・・です・・・・・・。しかも、幽霊です。先生。
ガウルンとラブラブカシムたんって、想像すらつきません。気の毒に・・・誰か書いて。
最終更新:2012年01月24日 09:22