- 03-700 :名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 01:15:28 ID:pBa/dH0n
- ジャハナ王国の寝室のベットにルネス王国第一王女エフラムはその身を押し倒されていた。
目の前には戦いを友にした仲間であり夫となったジャハナ王子ヨシュアの顔があった。
「まさかあんたが俺の所に来てくれるなんて思ってなかったぜ?」
「俺も人間だからな…好きな相手に望まれて嬉しくないはずがないだろ?」
「エイリーク王女に感謝しないとな?」
ルネスの跡取りであるエフラムが他国の王子であるヨシュアに嫁ぐ事が出来たのは、彼女の妹のエイリークが家臣であるフォルデと結婚してルネスの女王の座を継いでくれたからだ。
そうでもしなければエフラムはルネスの女王として他国のヨシュアの元にはいかなかっただろう。自分の幸せを思ってそうしてくれたエイリークにエフラムは感謝してもしきれなかった。
そう呟き合いながらもヨシュアは彼女の唇に口付けて衣服をゆっくりと脱がしていく。
衣服を脱がし終えるとヨシュアはエフラムの身体に視線を向けた。
この身体で男装をしていたなど信じられないぐらいに美しい身体つきをエフラムはしていた。
「あ、あまり見ないでくれ…恥かしいんだ。」
「…恥かしい事などない綺麗な身体だ。」
恥かしそうに視線を逸らしているエフラムの頬に軽く口付けるとふっくらと膨らんでいる乳房に手を添えて胸を優しく揉む。
「あっん…」
乳房からの刺激に彼女の口から小さい声が漏れた。
その声を聞いてヨシュアは気を良くしたのか、指で胸の先端をこりこりと動かす。
乳首にちくりと痛みと快楽が走りエフラムは先ほどよりも甘い声を漏らした。
「あんたの此処は、こんなにして俺を誘っているのか?」
「んっ…そんな事…あっんん…ん!」
ヨシュアはエフラムの耳元でそう囁くと秘部へと指を這いずらせた。
指が動く度に聞こえるクチュクチュという音にエフラムは頬を赤く染めた。
「なあ…そろそろ限界なんだが?」
エフラムはヨシュアの言葉の意味を理解するとヨシュアの首に両手を回した。
首に手が回されたのを見るとヨシュアは自身を彼女の秘部に宛がいズブズブと押入れていく。
「あっああ…あっんん…!!」
奥へと進む度に身体に走る快楽に耐えるかのようにエフラムは力を入れるとぎゅっとヨシュアに抱きついた。
奥まで突き上げるとヨシュアは間をおかず腰を振るい始めた。
「はぁあんん…んぁああ!!」
エフラムも快楽を求めて腰を動かし始める。
「エフラム…愛している!」
「俺も…愛してるッ!」
その言葉と同時に限界が来てヨシュアはエフラムの中に欲望を吐き出した。
そしてヨシュアが欲望を吐き出したのと同時にガクガクと身体を揺らしながらエフラムも果てた。
「あんたは今日から俺の妻だ。ルネス王国第一王女…いや、ジャハナ王国女王エフラムだったな。」
「あんたも今日から俺の夫だ…ジャハナ王国のヨシュア王。」
これで終りです。
キャラの口調や性格が変になって申し訳あまりせん。
- 04-031 :名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:44:33 ID:qJFBbPFh
- 夜―ジャハナ王国の女王エフラムは寝静まった娘を見るとふっと笑みを浮かべて我が子の頭を撫でた。
「なんだ此処で寝ていたのか…?」
部屋に戻って来たヨシュアは先ほど部屋に行っても姿を見せなかった娘に視線を向ける。
「俺に話しを聞かせてくれとねだって来た。」
「どんな話しをしたんだ?」
「俺とヨシュアが出逢った数年前の戦争の話しだ。」
「あの戦争が無かったら…俺達は結婚しなかっただろうな。」
二人はそう話し合いながら数年前の事を思い出していた。
ルネスの王女エイリークは仲間達にエフラムについてくれと仲間達に頼み、そのエイリークの頼みにより仲間達はエフラムと行動をする事となった。
そしてエフラムと行動を供にしていたヨシュアがエフラムの正体を知ったのはグラド侵略の後であった。
その夜、グラド城周辺をうろついていたヨシュアはグラド王子リオンとエフラムの行為を見てしまったのだ。
「っあ…や…やめてくれ!リオン!!」
「此処を濡らしているのに…本当に止めて欲しいって思っているエフラム?」
彼女の身身元でそう囁くとリオンは女の秘部を指で擦った。
すると女は身体はビクンと振るわせた。
「当たり前だ…ッこんな…事…あん…」
最初は女が誰かは判らなかったが声を聞くと直ぐに女がルネス王国の王子エフラムだという事が判った。
女の正体を知るとヨシュアは剣を握り締めリオンに向かって切りかかったがリオンは彼女から離れてそれを交わして。
「エフラム…最後まで勧めなくて残念だよ。」
と言葉を残してリオンは姿を消した。そして残されたのはヨシュアとエフラムの二人だけとなった。
「…大丈夫か?」
突然の事に驚きながらもヨシュアはエフラムに言葉を掛けて手を差し出す。
「ああ…平気だ。」
そう言うとエフラムはヨシュアの手を掴もうとするが先ほどの恐怖からかふれる事が出来なかった。
そんな彼女を見るとヨシュアは強引にその手を握り締めた。
最初は怯えていたが手の温もりに安心したのかエフラムはヨシュアの手を握り返すとその身を起こした。
- 04-032 :名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:46:10 ID:qJFBbPFh
- 「今日の事は皆には黙っていてくれ頼む…余計な心配は賭けたくはない。」
自分のテントに辿り着くとエフラムはヨシュアにそう告げた。
皆に余計な心配を掛けたくないというのは本当だが、何よりこの事を離せば自分の正体がばれてしまうのだ。
「ああ…皆には黙っておくが俺には教えてくれ。先ほどの事とあんたの事だ。」
ヨシュアの言葉を聞くとエフラムはこくりと頷き口を開いた。
話しを聞き終えるとヨシュアは黙っていたが暫くすると口を開いた。
「つまり先ほどの奴はあんたの親友で正体を知っていたって訳だな。それであんたはルネスの跡取りとして男として生きていた。」
「ああ…」
エフラムは下を俯いたままそう呟く。ルネス王国には男子がいなかった為、己が男のふりをして王位を継ぐしかなかったのだ。
彼女の正体を知っているのは両親と妹のエイリーク、家臣であるゼト、フォルデ、カイル、親友のリオン…そして先ほど知ったヨシュアだけだ。
「なあ…女として生きたいって思った事はないのか?」
「思った事は何度かあった…だが、俺はルネスの王子として生きる事を選んだ。」
女として生きたいと思った事は何度かあったが、エフラムが王子として生きていた時は長く、エフラム自身今更戻ろうという気になれなかった。
「…俺と賭けをしないか。内容は俺があんたに惚れたらあんたの勝ち、あんたが俺に惚れたら俺の勝ちだ。」
その日から二人の賭けは始まった。
―意味不明な上、狭い文で申し訳ありませんでした。
最終更新:2012年01月24日 09:28