04-294 :名無し:2007/03/24(土) 11:12:04 ID:+enJcQ1e
嫌な方はスルー願います。
のだめの峰×女体化千秋ものです。
(千秋はちゃんと指揮者です。オケの女性指揮者も実在するので。)

~雨天の偶然~

「ぐえええ~~。気持ち悪ぃ・・・・。」
「考えもせず飲むからだろうが!」
酔いつぶれた峰を支えつつ、晴れてR☆Sオケの指揮者となった千秋は、暗い路地を歩いていた。
余り人通りがなく、街灯だけが道を照らしている。
峰の実家・裏軒にはまだ遠い。
(第一なんで私が・・・。)
千秋は内心毒づいた。
さっさと帰ってしまった、R☆Sのメンバー達が恨めしい。
真澄に頼ろうとも思ったが、彼(女)も泥酔しきっていて、負担が増えるだけなのでやめた。
酔っ払い二人の面倒を進んで看てやるほど、千秋は優しくない。一人で充分なのだ。
自分のマンションが見えてきた。もう少しだ。
そう思った瞬間、空から滴が落ち、あっという間に道路を濡らした。

「げっ!」
そういえば今日の朝の天気予報、夜から雨が降るとか・・・。
最悪だ。
仕方がなしに、千秋は峰を自分の部屋に入れたのであった。


濡れたブラウスやズボンを洗濯機に放り込み、さっさと着替えた千秋は、台所に行った。
コップに水を注ぎ、ソファの上で屍と化した峰に出してやる。

「ほら。飲めるだろ?」
「ぉぉ・・・。」
危なっかしい手つきでコップを受け取り、峰は一口飲んだ。

「ここで吐いたら即蹴りだすぞ。」
本気である。
聞いているのかいないのか疑わしい返事をした後、峰はトロンとした目で千秋を見つめた。

「・・・?」
千秋も何なのかわからず、しばしの間沈黙が続く。

「千秋ってさ・・・・・・。」
沈黙の後、峰がようやく口を開いた。

「・・・・・・美人だよな。」
「・・・は?」
一体何だ、今更。
そう言おうとした時、千秋は峰に抱きしめられていた。

皆様の反応しだいで続きます。

04-300 :名無し:2007/03/27(火) 17:22:26 ID:gMue0nRh
急に抱きしめられ、千秋は勿論のこと抵抗した。
だが酔っているせいで加減をしていないのか、峰の力はかなり強い。

「おいコラ!何してんだ馬鹿!」
殴るぞ、とか、オケをクビにするぞ、と言っても、峰は千秋を抱く力を緩めない。
今だけ千秋はのだめの到来を待った。
だがのだめは今、ハリセンこと江藤先生の家で猛レッスン中だ。
ならば真澄、とも思ったが、バーでの様子を思い出し、考えを打ち消した。

「千秋・・・いい匂い・・・。」
千秋の心情も露知らず、峰はというと千秋の首に顔をうずめていた。
おまけに手は腰にあり、「細いな~~」とか言っている。

「アホかぁっ!どけ!この手放せ!」
ジタバタする内、二人の体のバランスが崩れ、床に揃って倒れてしまった。
・・・峰が千秋を押し倒す格好で。

ヤバイ。これはヤバイ。
誰かに見られたら、間違いなく変な誤解は免れない。
どかそうとするものの、峰の体重が重くて無理だ。
ふと、峰と目が合う。
さっきよりも、ほんの少しはっきりとしてきた目。

「おい、み――――」
峰、といいかけた言葉は、峰が千秋に口付けたことで遮られた。
あまりにも突然のことに、千秋は目を白黒させた。
おまけにあろう事か、舌まで入れてきた。

「んっ!・・・ぅ・・ふ・・・んぅ・・・」
息が苦しい。
何とか逃れようとするものの、頭が酸欠でクラクラしてきた。
何とか退かさないと、と思う傍ら、今のコイツはのだめ以上の変態だな、とどこかで現実逃避していた。
峰がようやく唇を離し、千秋を見つめた。
千秋は何度も咳き込み、峰を睨み付ける。

「・・・・ゴラ峰。大概にしないとオケ辞めさすぞ。」
―――――普段ならば。こんな状況で無いなら。
この台詞を発した千秋の後ろには、いつかのSオケの練習の時みたいに背後に
魔王様なり閻魔大王なりいるはずだ。
だが今の千秋の姿は、峰に押し倒され、顔を赤く染め、目尻に涙がついている状態。
この色っぽい姿を見て、やめられる健全男子などいない。
峰自身も、己が高ぶっていくのをはっきりと感じ取った。

04-317 :名無し:2007/03/29(木) 14:44:05 ID:g7EnUtX8
峰は、千秋の両手首を頭の上で片手で押さえつけ、もう片方の手で器用に
スポーツシャツのボタンを外していく。
千秋は峰に罵詈雑言を浴びせながらもがくが、ビクともしない。
胸元が露わになるところまでボタンを外すと、峰はその白い肌に手を這わせた。
雪のように白く、きめ細かいすべすべした肌。
大きくもなく小さくも無い、お椀のように形のいい膨らみ。
鎖骨に舌を這わせると、千秋が小さく震えた。

「・・・・ぅ!」
ブラをたくし上げ、そこにも舌を這わした。
空いた手で胸を揉み、舌でその頂を弄る。
くすぐったさと、体中を奔る奇妙な感覚に、千秋は身を捩った。

「峰・・・頼む、やめてくれ・・・。」
懇願の声も無視し、峰は徐々に硬くなってきた乳首を口に含み、もう片方は指で抓った。

「っあ!」
千秋の体がはねる。
その行為を繰り返し続けると、声にならない熱い吐息が漏れる。

「うぁっ、はぁ・・・っ」
「千秋、すっげぇ綺麗だ・・・・。」
硬い乳首を押すと、千秋の体がしなった。連続してやる。

「ひぅっ!んっ!うぁっ!」
もうすでに、手首の戒めは解いていた。
逃げられないようにのしかかり、左手は胸を愛撫し、右手は足の付け根へと伸ばした。
股の部分のデニム生地は、すでに湿り気を帯びていた。

「感じてるのか?」
峰のその言葉に、千秋は怒りとも羞恥ともとれる表情をし、顔を背けた。

誰にだって、過ちというものはある。
例えば、今この時だって。
最初は「こんなの強姦じゃないか」とも思ったが、「峰が相手なら」とも思った。
事実、今自分は抵抗らしい抵抗もせず、峰の手で喘がされている。
―――今晩だけ。これが最初で最後だ。
心に決め、千秋は峰に身をゆだねた。

最終更新:2012年01月24日 09:35