04-413 :ジョシュア女性化1/5:2007/04/29(日) 02:28:59 ID:TCi0FIKS
空気を読まずに初投稿失礼します。
銃×剣(要英訳)のラングレン兄弟/弟の女性化です。
兄妹ものなので、苦手な方はスルーよろしくです。

ホバーベースのバスルームでシャワーを浴びていたジョシュアは、
ヴォルケイン修理の作業中に使っていた
はんだごての電源を切るのを忘れていたことを思い出した。
そのままにしておいて発火したらまずい。
この節約しなければいけない時に電気の無駄も良くないだろう。
兄のレイがまだ作業をしているだろうから、
声をかけて消しておいてもらおうと考えた。
ジョシュアはバスルームの窓から身を乗り出して、作業中の兄に向かって叫ぶ。
ここからでも大声を出せば聞こえる筈だ。

「兄さ~ん!ボクが使っていたはんだごてですけど!」
ヴォルケインのところにいたレイはジョシュアの声に辺りを見回している。

「こての電源消すの忘れちゃったんで、消しておいてくれませんか~!?」

「…あのバカ…」
レイはバスルームの窓から
裸のままぶんぶんと手を振りながら大声で叫んでいる妹に呆れて、
ため息をついた。
レイは小さい頃弟を欲しがっていて、
弟としてなら遊んでやる、とずっと弟扱いしていたため、
この妹は女性としての慎みという物が殆ど無い。
部屋の外でも平気で裸で歩き回ってしまいかねないのだ。
周りに誰もいないのを確認しようと見回すと、
オリジナルセブンのヨロイであるダンの、
流体が見える青い部分がスパークしているのが見えた。
中にヴァンがいるのだ。
あんな格好のジョシュアを見せる訳にはいかない。
レイは「窓を閉めておけ!」と怒鳴って、バスルームに向かった。
少し自覚させなくてはいけないだろう。

04-414 :ジョシュア女性化2/5:2007/04/29(日) 02:29:43 ID:TCi0FIKS
「おい、シャワー浴び終わったら話がある」
バスルームの外から兄の声が聞こえた。
珍しく兄の方から出向いてきたらしい。

「お話なら今でもいいじゃないですか!
そうだ、一緒にお風呂入りましょう!」
兄の妻であったシノの習慣で、
この兄妹はシャワーだけでなく湯船につかることも多かった。
ジョシュアはドアを思い切り開けて兄の腕を捕まえた。

「お、おい!そういう格好で表に出てくるなと…!」
「いいじゃないですか、兄妹なんですから。
それに昔はよく一緒にシャワー浴びたじゃないですか」
そう言いながら兄の服を剥いでいく。

「子供の頃の話だろう!…こ、こら!」
妹のすることに本気で抵抗するのもバカらしいと油断していたおかげで
レイはすっかり脱がされてしまった。

「ずっと作業で食事と仮眠以外殆ど休んでないでしょう?
たまにはゆっくり休んで下さいよ。背中洗ってあげますから」
言われてみればそうだった。
仕方なくレイは椅子に座って、背中を洗ってもらうことにした。
疲れているのか、背中を撫でられるととても気持ちが良い。
ジョシュアのマシンガントークを半分以上聞き流しながら
背中を預けていた。

04-415 :ジョシュア女性化3/5:2007/04/29(日) 02:30:33 ID:TCi0FIKS
「兄さん、ここで寝たら溺れますよ」
「わっ」
ここのバスルームには大きなバスタブがある。
中で洗うのではなく、
ゆったりとふたりで手足を伸ばしてもまだ余裕がある。
レイはついうとうととしてしまったようだ。
目の前のジョシュアの顔に驚いて、少し湯を飲んでしまった。
目の前?
気が付いたらジョシュアが兄の上に馬乗りになっていた。

「な…何をしているんだ。どけ!」
「ええー、昔はそんなこと言わなかったじゃないですか」
「だから子供の頃とは違うんだって…」
自分に抱きついてくる妹を引きはがそうと焦ったレイだったが、
藻掻くレイはこすりつけられた胸の感触にドキリとした。
僅かだが膨らみかけた胸の頂が尖っている。
レイのものに押しつけられたジョシュアは
湯の中で気づかなかったが、熱くぬめっている。
上気した頬は、湯にのぼせたのではなかったのか。
動けなくなってしまったレイに、ジョシュアは唇を合わせた。

「好きです…兄さん…」

誰も大人になることをジョシュアに教えなかった。
親は子供の頃に亡くなっていて、
兄もどう妹に教えたらいいのか迷っているうちに
家を出てしまった。
そういう話をするような友人もいない。
しかしジョシュアはもっとずっと前に知っていたのだ。
レイが結婚していた当時、妻のシノと愛し合っているところを
思いがけず見てしまったのだ。
その頃はなんなのかさっぱりわからなかった。
しかし今ならそれが何なのかわかる。
兄のものを優しく撫でると、
抵抗が弱まり気持ちよさそうな顔をするので
一生懸命撫でていたら、徐々に硬くなってきた。

「ジョッシュ、バカなことはやめろ」
「でも兄さん本気で抵抗してないでしょう」
「な…!」
突き飛ばそうとすればレイのちからならできないこともないのに
そうしないのはジョシュアのことが好きなのに違いない。
でなければここもこんなに大きくなる筈がない。
そう思うことにして、
ジョシュアはすっかり硬くなった兄の上に腰を落とした。

04-416 :ジョシュア女性化4/5:2007/04/29(日) 02:31:18 ID:TCi0FIKS
レイは、自分にしがみついて痛みに耐えている妹を
つい昨日までのように邪険にすることができなかった。
涙を零しながら飲み込んでいく妹を見ていたら、
その涙が痛みだけのものではない様に思えたのだ。
いつからこんな想いを抱えてきたのか、
シノと結婚した時にどんな想いをしたのか。
そう思うと簡単にふりほどけなかった。
しかしこの体の反応はまた別のものだ。
可哀相だと思っただけで
妹を愛しいと思っただけでここまで反応するものだろうか。
ただ体が気持ち良いと思っただけなのか、自分でもわからない。
とにかく今は目の前の苦しそうに動いている妹を
労ることに専念したいと、半ば開き直る様に思った。

ただジョシュアの体にのめり込むために
何か理由をこじつけたいだけではないのかという心の声を無視して、
レイはジョシュアを突き上げた。
しかしお湯の中では動きづらく、
ふわりと持ち上げると、そのまま反対側の壁に押しつけた。

「え…?あ…あ!」
突然積極的に動き出した兄に戸惑いながらも
ジョシュアはもっと快感を得ようと身をくねらせる。
2人の動きに合わせてお湯がちゃぷちゃぷと音を立てた。
それが妙に現実的に思えて、
ジョシュアは珍しく恥ずかしいと思った。
やがてやってきた大きな快感の波を
2人は夢中で貪ったのであった。

04-417 :ジョシュア女性化5/5:2007/04/29(日) 02:32:05 ID:TCi0FIKS
お湯の中にいたせいもあるが、火照ってしまった体を冷ましがてら休もうと、
ジョシュアの部屋に珍しく2人で戻ってきたが、
一度一線を越えると簡単に再び越えてしまえるらしく、
またそこで抱き合ってしまった。
たぶん兄は自分のことを本気で好きな訳ではないだろう。
ジョシュアはそう割り切ろうと思っていたが、
今だけ形だけでも愛してもらえることが嬉しかった。
その後、はんだごての電源を切っていないことを思い出したレイは
慌ててヴォルケインのところへ戻り、電源を切った。
そのはんだごては、見ただけではわからないけれど、
彼の胸と同様に熱く焦がされていたのであった。

終わり

あのジョシュアなら女性化しても
裸でそこらを彷徨いていてもおかしくないかと思って書きました。
誘導して下さった方、ありがとうございます。
お目汚し失礼しました。

04-418 :ジョシュア女性化追加:2007/04/30(月) 10:19:36 ID:jH1+GpjY
ジョシュア「…という夢を見たんです」
ヴァン「…寝ろ」
ジョシュア「眠れません」
ヴァン「寝ろ!」
ジョシュア「眠れません!」
ヴァン「それ兄貴に知られたら殺されるぞ」

お好みで追加して下さい。それでは失礼します。

最終更新:2012年01月24日 09:36