- 04-514 :しっと団×女マーテル:2007/06/10(日) 16:52:30 ID:nLv23WRE
- 『突撃! パッパラ隊』のフォン・マーテル女体化です。
原作に出てきた性転換薬『男が女になっちゃうアラ不思議ドリンク』で女体化
します。
カップリング(?)はしっとマスク&しっと団×女マーテルで輪姦モノ。
ですが、原作が不条理ギャグマンガなせいか陵辱モノな割にやたらノリは軽い
です。
苦手な方はスルーの方向で。
原作のOPERATION66~67のストーリーを踏まえた上でのパラレルなんで、原作
知らないと読んでも全くワケわからないかもしれません…………。
一応原作の該当部分のあらすじを書いておくと、
マーテルが部下に造らせた幼女型ロボットの蓮花にパッパラ隊基地を破壊さ
せる。
でも実は基地は無人で、建物だけ壊した直後にパッパラ隊員たちが帰って来
ちゃって、マーテルと蓮花は見つかってしまう。
隊員たちに責任追及されたくない蓮花は、「自分はマーテルに性的イタズラ
をされそうになった通りすがりの幼女だ」と嘘を吐いて難を逃れる。
基地を破壊したのがバレた上、幼女虐待の濡れ衣まで着せられたマーテルは
ランコたちに全裸に剥かれてフクロにされた挙げ句、
しっとマスク&しっと団にも「しっと団の名を汚した(マーテルもしっと
マスク2号としてしっと団の一員なので)」として文字通り吊し上げられ、
「しっと団秘密裁判」にかけられる。
が、蓮花がしっと団秘密裁判の様子を偶然目にしてしまい、しっとマスクが
「見られたからには黙って帰すわけにはいかん」とか言い出して、
色々ゴタゴタしてる内に裁判自体がうやむやになって、
結局マーテルは放置されたまましっと団が蓮花に始末され、
そこで話は終わっている。
で、今回のSSは、「もしも裁判を蓮花に見られてなくて普通に(?)刑が
執行されてたら」というパラレル設定です。
前置きムダに長いですが、この次から本文始まります。
- 04-515 :しっと団×女マーテル:2007/06/10(日) 16:55:56 ID:nLv23WRE
- 巨大軍事帝国シュバルツ・ラントの戦闘家老という高い地位にあり、そこそこ整った容
姿も持っていながら、愛しのミラルカ陛下の心を奪った男・水島一純への激しい嫉妬に狂
ったがために、『しっとマスク2号』となって、モテない男たちの組織である『しっと団』
に所属している。
この、他人から見れば不憫というか、かなり意味不明な自分の生き方について、フォン
・マーテルは、今までそれほど疑問を覚えたことはなかった。
しかし、今は、自分がしっと団に入っていることを死ぬほど後悔していた。それほどに、
この『しっと団秘密裁判』は恐ろしいモノだったのだ。
先程、破壊された基地の跡地でランコ少尉によって全裸にされたマーテルだったが、そ
こから程近い森の中にて、しっと団秘密裁判にかけられている今も、未だに身に纏うもの
は何も与えられていなかった。それどころか、素っ裸のまま両手両足を一纏めに縛られて、
熱湯煮えたぎる大鍋の上に宙吊りにされているという、ちょっと正気を保つのも難しそう
な恐ろしい状態を強いられてさえいた。
彼はこの状態のまま、しっと団員の協議によって自らがどう処刑されるのかが決まるの
を待たなければならなかった。
現在被告となっているマーテルの罪状は二つ。
一つは、パッパラ隊基地の破壊。しっと団のメンバーはその大半がパッパラ隊の隊員で
あるため、これに対する怒りは大きい。
しかし、ここで更により重大な罪として取り上げられているのは、幼女へのイタズラ行
為であった。いかに女にモテないしっと団員といえど、年端もいかぬ少女に手を出すなど
という邪欲に走ることは許されない。その行為は「しっと団の名を汚した」として、厳し
く断罪されるべきものなのである。
実際のところは、基地の破壊はともかく、幼女へのイタズラというのは蓮花に裏切られ
て着せられた単なる濡れ衣なのであるが…………しかし、マーテルがそう訴えたところで、
聞く耳持ってもらえないのはわかりきっていた。今はただ、呆然とコトの成り行きを眺め
ているしかできることはない。
しかし、協議は意外にも難航し、処刑方法はなかなか決まらなかった。
まず最初に、団員ナンバー74の安藤によって提案されたのは、恋愛シュミレーション
ゲーム「どきどきメモリアル」を、ミスター兄貴――――しっと団と馴染みの深いホモの
兄貴――――と実演してもらうという意見だった。しかし、しっと団の総帥であるしっと
マスクの「やってるうちに楽しくなってくるかもしれんからねー」という一言で、その案
は却下された。
その他にも、「ボスザル1万頭の中にメスザルのカッコさせてほーりこむ!!」「巨人グ
ッズで身をかためて阪神電鉄にのせる!!」「『ヒューマンミューティレーションどんと
こい!!』と体にかいてすっぱだかのまま火星に送りこむ!!」など、多数のくだらなく
も恐ろしい意見が出たが、どれも団員たちを納得させるものではなかった。
- 04-516 :しっと団×女マーテル:2007/06/10(日) 16:57:55 ID:nLv23WRE
- 皆が段々とその本来の目的を忘れていき、裁判自体がただの意味不明な狂宴と化してい
く中、一人、静かに挙手した男がいた。俄かに団員たちが静まり返る中、話し始めたその
男は、他ならぬ総帥のしっとマスクであった。
「どうも皆の意見を聞いてると、しっと団の一員である2号の処刑を、我々しっと団以外
の者にさせようとしとる傾向があるな。やはりここは、我々自らが手を下して2号を罰し
てこそ、真にしっと団によるしっと団員の処刑と言えるのではないだろうか!」
総帥の指摘を、しっと団員たちは「なるほど!」「確かに! さすが総帥!」などと、
口々に賞賛する。
「どうせなら内容も、幼女へのイタズラっちゅー罪状にふさわしいものにしたい。―――
―そこで提案なのだが」
言ってしっとマスクは、どこからともなく液体の入った小ビンを取り出す。
「ククク…………2号、お前にはこれが何の薬だかわかるな?」
妙な格好で宙づりにされて放心状態のマーテルに見せつけるように、しっとマスクは手
の中の小ビンを揺らす。
「――――はっ! それは…………いつかオレが水島を陥れるために作った『男が女にな
っちゃうアラ不思議ドリンク』!! なぜしっとの先輩がそれを…………!?」
見覚えのある薬品と、それがもたらす嫌な予感に、呆けた表情のままロープの先で揺れ
ていたマーテルが、我に返ってそう叫ぶ。
「ふっ…………知れたことよ。こんなこともあろうかと、貴様が前に海でこれを使ったと
き、隠し持っていたストックをこっそりちょろまかしていたのだ!!」
「威張って言うことじゃねー!!! しかも、『こんなこともあろうかと』って、一体ど
んなことがあると思ってたんスか!?」
「それはともかく」
マーテルの必死のツッコミをとりあえず無視し、しっとマスクは――――裁判官をイメ
ージしての行動なのか――――カンカン!と木槌で台を叩く。
「というわけで、処刑方法は、この『男が女になっちゃうアラ不思議ドリンク』で2号を
女にして、我々が思う存分イタズラしまくる、で決定!!」
『うおおおおおおーっっっ!!! 総帥万歳ーーーーーーっっっ!!!』
しっとマスクが下した、男たちにとっては美味しすぎる決定に、しっと団員たちは狂喜
乱舞する。
「イヤだ~~~~~~~~!!! 今まで出てきた意見の中で一番イヤだ~~~~~~~
~~~~!!!!」
対照的に、被告のマーテルは声も嗄れよと絶叫しながら滝涙を流すのだった。
つづく
- 04-517 :しっと団×女マーテル:2007/06/10(日) 17:17:36 ID:nLv23WRE
- 「というわけで、さっそく処刑開始! まずは薬を飲ますために、2号を地面に下ろせ!」
『ラジャー!!』
しっとマスクの命令に、驚異的なスピードで動いて従うしっと団員たち。
「ぎゃーーーーーーーーーっっ!! イヤーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!
やめてお願いお許し下さいなんでもするからどうかそれだけはむぐっ!!!」
恥も外聞もなく泣き叫びまくるマーテルが地上に降ろされるや否や、しっとマスクがそ
の顎を掴み上げ、ボロボロ涙を零す彼を無理やり黙らせる。
「往生際悪いぞしっとマスク2号…………邪欲に負けて幼女に手を出したお前が、しっと
団に与えた汚辱を雪ぎ罪を償う方法は一つ。それは、お前自身が女となって辱めを受け、
イタズラされた幼女と同じ苦しみを味わうことに他ならん!」
言いながらしっとマスクは、片手にもったドリンクのフタを親指一本でキュポンッと開
ける。
「さあ、大人しく女になって、我々にあんなコトやらこんなコトやらされるのを、甘んじ
て受け入れるのだっっ!!」
「むぐぐ~っっっ!!」
しっとマスクは、マーテルの口にドリンクを一気に流し込むと、吐き出せないように鼻
と口を両手で塞いでしまう。
「ぐっ…………むぐぅぅっ…………んぐっ!」
ごくんっ。
初めは必死に抵抗するマーテルだったが、息苦しさに負けて液体を飲み下してしまう。
「うっ…………ぅあああああああ……………………!!」
マーテルの身体から、バキボキと痛々しい音が鳴り響き、うめき声と共にその体型が変
化しはじめる。胸は大きく膨らみ、腰はくびれ、全体的に柔らかみを帯びた女性の身体に
…………その光景はちょっとグロテスクでさえある。
やがてマーテルの姿は、豊満な肉体を持つ美少女――――しかも全裸で両手両足を一纏
めに縛り上げられているという、とんでもない姿の――――へと、完全に変化した。
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!』
男たちの熱狂が最高潮に達する。その白磁の肌、豊かな胸の膨らみ、ほっそりした長い
脚、円らな瞳の美しい顔立ちは、普段女性というもの自体に縁がないしっと団員にとって
は、変化時のグロテスクな光景も一瞬にして忘れさせるほど魅惑的だったのだ。
「すっ…………すげ…………」
「うっ…………オレ、もうダメ…………」
中には、興奮しすぎて鼻血でダウンする者も現れた。
「ううう……………………」
男たちの無遠慮で好色な視線に晒されて、羞恥と恐怖に身を竦めるマーテル。
- 04-518 :しっと団×女マーテル:2007/06/10(日) 17:19:50 ID:nLv23WRE
- 「とりあえず、もうちょっと色々しやすいように縄は解いとくか」
自らも鼻血を垂らしながら、しっとマスクが団員たちに指示を出す。このまま両手両足
が一纏めになっている状態だと、せっかくの巨乳が太股で隠れてしまうし、色々な場所に
お触りしようというときに支障が出てしまう。
マーテルを戒めていたロープはとりあえずすべて解かれ、代わりに二人の団員たちが両
脇から腕をとって押さえる形になった。
縄を解かれても、マーテルに抵抗する術はない。なにしろ、もともと男でいてさえ貧弱
なボーヤなのである。女になってますます非力になってしまっては、屈強なしっと団員た
ちを振り解いて逃げ出すことはほぼ不可能だった。
両脇を固めるしっと団員の荒い息が耳や首筋にかかり、マーテルは嫌悪感に肌が粟立つ
のを感じた。
「ハァハァ…………も…………もー辛抱たまらん!!」
「ぎゃあっ!」
右腕を押さえていた団員が、欲望をこらえきれない様子で片方の乳房を鷲掴んできて、
マーテルは思わず悲鳴を上げる。
「フ…………フヘヘ…………柔らけ~…………肌もスベスベできもちー…………」
「ひいいい…………や、やめて…………」
乳房を揉みしだかれつつ、剥き出しの柔肌に舌を這わされ、あまりの気色悪さに泣きな
がら弱々しく抗議の声を上げるマーテル。
「おいおいっ! 総帥のオレを差し置いて何をしちょるか貴様っ!」
「うるせーっ!! このしっと団では女はみんなのモノなんじゃい!!」
号令をかける前にフライングしたその団員をしっとマスクが咎めるが、聞く耳を持つ様
子はない。
「よーし、そんじゃ俺も…………」
その様子を見て、逆の方の腕を押さえていた男が、目の前で揺れていたマーテルの乳房
を掴み上げ、舌を這わせてくる。そして、羞恥と嫌悪感と肌寒さによって既に少し尖りを
見せていた乳首に、むしゃぶりつくように吸い付いた。
「あっ…………!? ん、やっ…………」
その瞬間、マーテルの身体がビクッと震え、嫌悪感からだけとは思えない悩ましげな声
が上がる。
「ん? なんだ、乳首弄られて感じちゃったのか?」
「ちがっ、そんな…………あっ!」
最初に乳房を揉み始めた男に荒い息でそう問われ、反射的に否定するマーテルだったが、
硬くなった乳首を指の間に挟まれて弄くられ、耐えきれず甘い声を上げる。
やがてその男も左側の男に倣い、乳首に吸い付いてくる。その上で、柔らかさを楽しむ
ように、豊満な白い膨らみをいやらしい手つきで撫で回してくる。
「あっ…………やっ、そこダメぇ…………ああっ…………」
二人の男に同時に両方の乳首を吸われ、マーテルは、意思に反して襲ってくる快感に身
悶えてしまう。敏感な場所を強く吸われ、歯を立てられ、舌で擽られるたびに、身体の奥
に電気が走ったような感覚に襲われて、甘い声を上げて身を捩ってしまう。
- 04-519 :しっと団×女マーテル:2007/06/10(日) 17:22:27 ID:nLv23WRE
- 「も、やめ…………せ、先輩たすけて…………もう許してぇっ……………………」
快感に流されていきそうな恐怖から、マーテルは、少なくともこの場にいる中では一番
信頼を置いている人物であるしっとマスクに、涙目で助けを求めてみる。
しかし、そもそもの提案者である彼がこの窮地を救ってくれるはずもない。しっとマス
クはマーテルの哀願など完全に無視して、半分仰向けに寝かされた状態で取り押さえられ
ているマーテルの足下に回り、きつく閉じられていた両脚を力ずくで開かせ、秘所を丸見
えにさせた。
「ひいっ! やっ、そんなぁ……………………」
いくら本来の自分の身体ではないとはいえ、一番恥ずかしい部分を容赦のない視線に晒
されたショックと、これからされるであろうことに対する恐怖を感じ、マーテルは小さな
悲鳴を上げる。
「グフフフフ…………なにが『もう許して』だ、あんなやらしー声出して…………本当は
オレたちに嬲られて、気持ちよくてたまらないんだろ?」
興奮に鼻息荒くしながらそう言うと、しっとマスクは、早くも少し潤み始めていたマー
テルの下腹部に手を突っ込み、初めて触れる女のそれを思うままに弄り倒す。
「ひあっ! あっ、あぅっ、やあっ…………せ、せんぱ…………あっ、やめ、やめてぇぇ
…………」
敏感な部分を無骨な指で荒っぽく擦られ、痛みと快感にマーテルは悲鳴を上げる。強す
ぎるほどの刺激に秘所はますます潤い、手を動かされるたびにぐちゅぐちゅと卑猥な音を
立てる。
それに加えて、両脇にいる男たちの愛撫も段々とエスカレートしてきていた。胸を中心
に身体のあらゆるところに舌や指を這わせてきて、時折、感じやすい場所にヒルのように
吸い付いてくる。
「んんっ、くぅぅっ…………あっ、んぅっ、やっ、ああぁっ…………」
必死に声を抑えようとしても、抑えきれない。一度に三人もの男によって体中に刺激を
与えられ、抗いがたい快感の波がマーテルに襲いかかってきていた。
その内に、手で弄るのだけでは飽き足らなくなったのか、顔を覆うマスクを鼻の上まで
まくり上げたしっとマスクは、両手でマーテルの膝を抱え直すと、股間に顔を突っ込み、
ヒクヒクと震える秘所を舌で嬲り始めた。
「んああっ! あっ……あっ、ふああぁ…………そんっ、な…………」
熱く湿った柔らかいモノが敏感な場所を這い回る卑猥な感覚に、マーテルは身体を弓な
りに反らして震えた。
一番敏感な肉粒を熱い舌で擦られて強く吸い上げられ、とろとろした蜜の滲み出てくる
割れ目を舌で暴かれる。刺激を受けるたびに身体の奥底に熱い痺れが駆け巡って、理性を
完全に奪っていこうとする。
- 04-520 :しっと団×女マーテル:2007/06/10(日) 17:24:25 ID:nLv23WRE
- 「やっ…………あっ、ああっ…………」
暴れる芋虫のように蠢くしっとマスクの舌が膣口を探り当て、ぐりぐりと擦りながら舌
先を侵入させようとしてくる。
「やあっ…………ダ、メそこ…………舌、入れちゃ…………あああっ」
その刺激に、まだ暴かれていない性器の奥底の部分までジンジンと熱くなり、腰全体が
とろけるような感覚に襲われる。
口では、そして理性の上ではまだ必死にその行為を拒否し続けているのだが、身体の方
は、ともするとより強い刺激を求めて、しっとマスクの顔に腰を押しつけようとさえして
しまいそうになるほど、既に快楽の虜になっていた。
「ひはっ、はぅっ、んっ…………んくぅぅっ…………」
(な、なんで…………こんな…………)
男に身体を嬲られて快楽を得ている自分が信じられず、マーテルは唇を噛み締める。
いくらしっと団がそこはかとなくホモっ気のある集団だからといって、自分は男とそう
いう関係になるのは真っ平ごめんだと、常日頃から思っていただけに、その男の愛撫で感
じてしまっている自分がまず受け入れがたかった。
何より、無理やり女の身体に変えられて犯された上に、よりによってそれで快感すら得
てしまっているという状況が、マーテルの、男としてのなけなしのプライドをズタズタに
引き裂いていた。
つづく
- 04-524 :しっと団×女マーテル:2007/06/12(火) 21:33:13 ID:8LaewHHy
- 520の続き
「…………ひぃっ!」
数センチほど強引に入り込んで中を嬲っていたしっとマスクの舌が、唐突に引き抜かれ
て、入れ替わりに、無骨な指がきつく締まる膣内に入り込んでくる。
「んあっ…………ふあああっ!」
舌よりも深く入り込んで、内襞を掻き回すその指の動きに、マーテルは、プライドを引
き裂かれた絶望感とは裏腹に、鳥肌立つほどの快感を覚えてしまう。
その内に指を二本に増やされ、引き攣れるような痛みを覚える。しかし、内襞を柔らか
くほぐされていく内に、段々とそれも更なる快楽に変わっていった。
「やっ、ああっ…………あふ、んぅっ…………ふあっ、あっ、はあぁ…………」
唇の端から、飲みきれなかった唾液が零れ出て、顎と首筋を伝い落ちていく。
敏感な場所を嬲られる度に、身体の奥に淀む、熱くどろどろとした性感の渦が、どんど
ん膨らんでいっていた。限界近くまで追い詰められたマーテルは、何かが弾けてしまいそ
うな感覚に、切ない嬌声を上げて身悶える。
「ああっ、んっ、ふああっ……………………あっ!?」
しかし、高みに昇りきる前に、しっとマスクの指は唐突に抜き去られた。
「はっ…………え、な……んで…………」
絶頂の間際で刺激を止められ、入れ替わりに襲ってくる耐え難い疼きに、マーテルは思
わず腰をくねらせる。
しかし、もしかしたらここで許して貰えるのかも…………という、淡い期待も感じなが
ら、上目遣いでしっとマスクの様子を伺った。
「ヌフフフ…………なんでも何も…………」
言ってしっとマスクは、マーテルの愛液で塗れた手指をべろりと舐めると、自らが身に
纏う唯一の衣服であるパンツに手をかけた。
「こっからが本番だからに決まっとろーがあ~…………!」
しっとマスクのパンツがずり下ろされ、怒張しまくった男根がマーテルの目の前に露出
される。
- 04-525 :しっと団×女マーテル:2007/06/12(火) 21:35:13 ID:8LaewHHy
- 「ひいいい…………」
アレがデカいという話は本人の口からしょっちゅう聞いてはいたのだが、予想以上の大
きさとグロテスクさを目の前にして、青ざめるマーテル。
「ナニを生娘のよーに怯えとるんだお前は。ちょっと前までは自分の股間にもついとった
モンだろーが」
「で、でも、そこまでデカくないしグロくないし…………て、っていうか、無理っす!
絶対無理! そんなデカいの入るわけないっスよ!!」
「やかましいわ! そして、どうせそういうこと言うなら『やっ、ダメ…………そんな大
きいの入んない…………』とか、もっと萌えるよーな言い方せんかい!」
「萌えよーが萌えまいが無理なことには変わらん~~~~!!」
「ええーい、いい加減覚悟を決めんかい!!!」
しっとマスクは、ビビりまくるマーテルの顎を掴んで無理やり上を向かせ、その顔に自
分の顔をずずいと近づけて凄む。
「いいぃ~~~か2号、これは厳正なるしっと団の協議によって決まった処刑方法なのだ。
罪人に処罰を拒否する権利なんぞない!! したがって、嫌だろーがなんだろーが、お前
はグダグダ言える立場じゃねーんだぞ!!!」
「は、はひっ…………すみませんっ…………」
しっとマスクの言い分には納得いくわけなかったが、あまりの迫力に気圧されて、つい
同調してしまうマーテル。
「まったく…………大体、なんのために頑張ってお前のアソコを濡れ濡れになるまで可愛
がってやったと思っとるんだ~? あ~ん? 散々よがりおってからに~」
「…………! くぅっ…………」
まだ愛液の付いたままの手をマーテルの顔に突きつけ、イヤらしい口調で責めてくるし
っとマスク。その無慈悲な言葉にマーテルは、先程までの自分の痴態を思い出して、耐え
難いまでの恥ずかしさに唇を噛む。
「というわけで皆の衆!! よく見ておけ! …………できればビデオとかにも撮っとく
がいい! 我々しっと団の名を汚した罪人しっとマスク2号の処女は、このワシが代表と
なって貰い受ける!! お前らはその後に続くよーにっ! いいなーっ!?」
『ぅおおおおおおおーっ!!』
しっとマスクの号令に、モテない童貞男たちは歓喜の咆吼を上げた。
「いや~、とうとうオラも童貞捨てられるときが来ただなあ」
「総帥の後は、オレが最初に突っ込ませてもらってもいいか!? も~股間が疼いて疼い
て限界じゃ~!!」
「なに言ってとんじゃ、そりゃオレだって同じじゃわい!!」
お約束の仲違いも始まるが、とりあえず総帥が最初に挿入するということには皆反対し
ないらしい。
「ひええええ…………」
マーテルにしてみれば、この状況はたまったモノではなかった。
しっとマスクに犯されるだけでも、色んな意味で相当ダメージを食らいそうなのに、そ
の後に何十人もの男が欲望を滾らせて待ち構えているかと思うと、絶望的な気分になる。
というか、まず、体が持つかどうかもわからない。
- 04-526 :しっと団×女マーテル:2007/06/12(火) 21:37:47 ID:8LaewHHy
- 「さて」
「きゃーっ!」
安心してやる気満々のしっとマスクに、膝を持ち上げられて大きく脚を開かされ、思わ
ず悲鳴を上げるマーテル。
さらけ出されたマーテルのソコに、しっとマスクのグロテスクな巨根がじりじりと迫っ
てくる。
「でわ、いただきま~す!」
「いやあああああああああああ!!!」
好色と歓喜に満ちたしっとマスクの声と、恐怖と絶望感に充ち満ちたマーテルの悲鳴と
が、辺りに響き渡る。
そのときだった。
「何をやってるんだこの変態マスク!!」
怒りのこもった叫び声と共に、しっとマスクの筋肉隆々とした巨体が、突然現れた人物
の強烈な蹴りによって勢いよく吹っ飛んでいった。
「はへ?」
全く予想だにしなかった展開に、マーテルは目が点になる。
「お前達も、さっさとその人から離れろ!!」
怒鳴り声と共にその人物は、未だに両脇を固めていた二人の男をマーテルから引きはが
し、紙屑のように放り投げる。
「あなた、大丈夫ですか!?」
純粋に心配そうな顔でマーテルにそう声をかけてきて、身につけていた軍服の上着を脱
いで着せかけてくれたのは――――よりにもよって、パッパラ隊最強の男にして、マーテ
ルの憎き恋敵――――水島一純中尉その人だったのだ。
つづく
最終更新:2012年01月24日 09:38