- 05-067 :千鳥かなめ(男体化)×相良宗介(女体化):2007/07/28(土) 07:46:32 ID:4sAXSc+S
- 千鳥かなめと宗たんの、ボディーガードと護衛対象として以外の関係は、
身も蓋もなく言えばセックスフレンドというものだった。
といって実際のところ、お互い他の異性に興味もなければ当然肉体関係を持つこともない。
「気持ちを確かめる」というプロセスだけをすっ飛ばしてしまっただけの、実質カップルと言っていいものであった。
ただかなめの不器用さ・宗たんの鈍感さから当面これ以上の精神的進展は望めそうにはなかったものの。
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そんなわけで、任務で疎かになっていた勉強をかなめの家に教わりに来たはずの宗たんが
いつの間にかベッドに転がされているのもまあ、しばしばある話であった。
「ち…千鳥?」
とはいえ毎回会う度事に及んでいるというわけではないので、そうすんなり覚悟はしてくれない。
その初々しさがまた可愛らしくうつるのだったが。
「…いい?その…最近、してないし」
かなめに対してのみ従順そのものの宗たんがここで否やを唱えよう筈もない。
その度に罪悪感を感じないでもなかったのだが、それで止まれるほど大人にはなれない。
ブレザーをはだけ、リボンをほどき、ブラウスのボタンを外す。
「ちょっと腰、上げて」
するりとホックを外したスカートを引き抜く。最初は戸惑った女子制服の脱がせ方もすっかり慣れた。
スポーツブラをたくしあげ、小さな胸をやわやわと揉む。
「んっ…」
見た目ささやかな大きさでも、手のひらで包み込めば
ちゃんとした柔らかさを持ったほのかなボリュームが感じられるのが心地よい。
日に焼けていない胸元でそこだけ色づいた突起を押し潰し、指の腹で撫でるとほのかな吐息が漏れる。
もっと執拗に苛めたかったが、暫くぶりの行為に焦る両手はついつい下に下がっていく。
肋骨、腹部、脇腹…撫でていくと指がところどころで引っかかる。
なめらかな肌についた、戦場での傷。痛々しくはあるが醜いなんて思わない。
「あ、うわ」
下着の下、淡い茂みを掻き分けてスリットに指を滑り込ませると
じっとおとなしくしていた宗たんがさすがに身を捩った。
「…ダメ?」
「……」
頬を染めながら、微かに首を振る。我ながらずるい質問だ。
せめて乱暴にしないよう、ゆっくりと秘所をまさぐっていく。
まだ何かと幼い彼女のことだから、比較的感じにくい膣内は指で慣らして広げるだけに留め
クリトリスへの愛撫で性感を開いていく。
「ん、あ、ふぁっ…!」
頃合と見て下着をひき下ろす。
布地と下肢の間が一瞬透明な糸を引いたのを見て、ごくりと唾を飲んだ。
- 05-068 :千鳥かなめ(男体化)×相良宗介(女体化):2007/07/28(土) 07:48:15 ID:4sAXSc+S
- 「…入れていい?」
たとえ準備が出来ていなくても彼女は絶対に拒否などしないのだが。
真っ赤になって頷く宗たんをぎゅっと抱きしめ、膝裏を抱えあげると
かなめは張り詰めたペニスを押し込んだ。
「っく…」
それまでの愛撫で濡れてはいたが、多少慣らしてもその狭さは遺憾ともしがたい。
「こら、宗たん、力抜いて。俺も痛いから」
「すまない…その、ひ、久しぶり…だから…っ…うまく…できな、…ひゃうっ」
「じゃ、もうちょっと我慢して…ここは?気持ちいい?」
「…あ、やっ…」
苦痛を紛らわせるために感じる部分を指でたどっていく。
乳首や首筋といったわかり易い性感帯以外にも、なだめるように背中をさすったり、軽く髪を撫でたり…。
童貞同然の自分だが、きっと彼女の身体のことは多分他の誰よりも知っている。そう思いたい。
そうこうしているうちに徐々に繋がった部分もほどけてくる。
熱くぬかるんだ壷の中で物足りないペニスが我慢できずに脈打つ。
「…動くよ?」
「…ああ」
とろりと溶けた表情ともどかしげに締め付けてくる肉壁の感触から、そろそろと見たかなめは律動を開始した。
「あ、ああっ!」
ゆっくりと引き抜き、心持ち勢いを付けて突き入れる。
そしてさらに少しだけスピードを上げて引き抜き、また更に勢いよく押し込む。
その繰り返しの後、やがて二人は獣そのものの激しさで絡み合う。
局部的に響く水音がいやらしい。
「千鳥、もっと…ゆっくり…っ」
「ごめん、止まらない」
結局、紳士的に扱えるのは理性の働く序盤だけなのだ。
調子に乗ってるなあ俺、と思いながらもやめられない。
「ひゃ、あ、あ、だめ、あっ…」
生真面目そのものの彼女が乱れに乱れるのは何ともたまらない眺めだった。
とろりとした愛液が泡立ち、ぼたぼたとシーツに落ちる。
小柄でしなやかな彼女の身体は容易に様々な体位に応えてくれる。
膝が付くほどに身体を折り曲げ、ほぼ真上から突き入れた。
「ちろ…ちろりっ…そんなにいっぱいされたら…っ」
「好き?…宗たん、ここ突かれるの、好き?」
「わからな…わからないけど、ふぁ…っ」
「…イヤじゃ、ないんだ…?」
「ん、でも変、変な感じ……っ…あ、ひゃっ…もう、もう…っ」
「いっちゃうの?…俺も、出すよ…」
そうして二人は上り詰めた。
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軽く気を失った後、そのまま眠った宗たんの寝顔をかなめはぼんやりと眺めていた。
汗で張り付いた前髪や部屋にただよう気配は淫靡だが、あくまでその表情は幼い。
彼女が何ひとつ警戒することなく眠ってくれるのは自分の前だけだろう。
ああ、好きだなあ、と実感する。とても言えないけれど。
こういう時にはキスするべきなんだろうなといつも思う。けれど結局したことはない。実はファーストキスもまだである。
何度もセックスしておいておかしな話だとも思うが、まだ自分たちには早い気がするのだ。
それでも、いつか眠る彼女を口付けで起こせる日が来たらどんなにか、とかなめは思うのだった。
最終更新:2012年01月24日 09:39