05-176 :捕り物控:2007/10/12(金) 13:09:03 ID:wdi7oR1l
竜崎は月之助を呼び止めた。

「貴殿が夜神月之助、殿ですか?」
「そうだ」
声変わりしていない声で月之助は答えた。
いまだ元服前の前髪と少女のような美貌がおそらく道場中の男の劣情をそそっているのだろう。
噂に聞く剣の腕前と家柄が無かったら今頃よい慰み者になっていたはずだ。
私の顔に浮かんだ野卑な笑いに夜神が焦れた。

「何の用だ。急いでいる」
そろそろ夕暮れが迫っている。

「綺羅事件についてお尋ねのようなので」
月之助の顔色が変わった。
私も綺羅事件を追っているが、親の総一郎になりかわり情報収集をしている月之助を一番に疑っていた。
月之助は声を顰めた。

「その話はここでは……」
「そうですね。拙宅まで来て頂けますか」
「解った」
----------------------------------------
綺羅事件は江戸の町を騒がせていた。
重罪を犯して裁かれなかった罪人が次々にポックリと死んでいく。
世直し様、神様、仏様、ポックリ世直し様と呼ばれた謎の処刑人はそのうちに何故か綺羅様と呼ばれるようになった。
しかし、そもそも謎の処刑人とすら人々は思っていない。
私か、江戸でも数人だろう。
江戸を中心に「ポックリ世直し様」は現れる。
そんな馬鹿なことは無い。
神仏の視野に限度があるとでもいうのだろうか。
吉原近く、笠森稲荷前の茶屋の茶汲み女の弥海砂が「綺羅様」と名づけたというが、いかにも怪しい。
当代の三美人のうちの一人と持てはやされ、目つきの怪しいモテない男連中と、性病病みの男どもがせっせと茶屋に通い、海砂の出す団子を喰らっているという。
そこへ時折現れる美貌の少年に私は疑いの目を向けた。

笠森稲荷の地所を持っている夜神家の長男月之助。妹粧裕。
母は流行病で死んでいる。
父親の夜神総一郎はお上の命を受け、世を騒がせる綺羅事件を捜査していたが、日に日に高まる綺羅人気に行く手を阻まれつつあった。

茶屋の親父は夜神総一郎の実母で息子のために情報収集を行っている。
まあ、人間齢を重ねると爺か婆か知れぬものだ……。
弥海砂はある時期から茶屋の手伝いをするようになり、それは綺羅事件の隆盛と奇妙に符合していた。
----------------------------------------

05-177 :捕り物控:2007/10/12(金) 13:10:43 ID:wdi7oR1l
「ここが、おぬしの家か」
月之助は驚いたようだ。

「そーです」
締めっきりの正門を過ぎ、裏木戸を開けて入る。

「人が住んでいたのだな……何者なのだ?」
「さっき名乗ったじゃないですか……」
折った枝で蜘蛛の巣を払いながら庭を抜け、大回りをして玄関を入る。

「あまり、もてなしは出来ません。人が居ないので」
とりあえず掃除のしてある奧の部屋へ連れて行くと、月之助は珍しそうに部屋を見回した。

「夜神どの」
ふっと月之助が振り向いた。
興奮で頬が紅い。
紅顔の美少年、か。
……それとも?
「何だ」
「隙あり」
素早く抜いた短刀の先で月之助の着物の胸がすっぱりと切れた。

「私を切りに、呼んだのか」
月之助は私を睨んだ。
しかし先に抜いた私の刀で制せられて鍔を握った手が動かせない。

「手が落ちますよ」
「落とせ」
どちらにしろ近すぎる。

「あっ!」
道場で教える正攻法の月之助の足を払うと簡単に転んだ。
腕を踏む。
私の目は彼の体に釘付けになった。

「……やはり、女でしたか」
「それがどうした」
ギリギリと視線が音を立てそうなほど月之助は眼尻を吊り上げる。
ついでのように袴の紐も切ると素早く手足を押さえ付けた。
月之助は予想外だったのか目を瞠った。

「何を……」
「舌を噛みますか?」
乱れた黒味の薄い髪が紅い頬にかかり妙に艶めかしい。
しかし事に及ぶには……二人とも凶器を持っている。
どうしようか迷って彼女の躰に目を落とすと薄皮が切れ血が滲んでいた。

「すみません。切ってしまいましたね」
掴んだ手首がビクリと震えた。
股まですっぱりと裂かれ表の面積の七割方はだけた、その乳房の赤い筋を舐めた。

「んっ……」
息を飲む声がし、欲情をそそるが私は月之助の躰を解放した。
月之助はへたり込んだまま畳の隅にしゃがんだ私を見た。

「おい。竜崎」
どうも肌を隠す意図が無いらしく白い陶器のような肌と乳房が露わになったままだ。
それだけなら良いのだが、片膝を立てた姿勢で下のあれまで見えている。

「何です」
「それは何だ?」
私は股間の緩い下帯の横からはみ出した茎を見下ろした。

「ああ……これですか。気にしないで下さい。男は自ずからこうなるものです」
「勝手に?」
いまだ切れた着物の前も合わせぬまま月之助は私に寄ってきた。
無理に犯す気も無かったが、我が身の危険をあまり感じていないようだ。

「父も下男もそのような事は無いぞ。おぬしのその天狗の鼻のようなそれはどうした事だ。病か?」
少し低音の少女らしい、しかし無理に低く抑えた声と目の前の肌に躰が脈打つ。

「知りませんか?男が女に欲情するとこうなるのです」
月之助は可愛らしく小首を傾げた。

「……そうなのか」

05-178 :捕り物控:2007/10/12(金) 13:11:18 ID:wdi7oR1l
「では、さっさと前を隠して下さいませんか?着物は差し上げます」
私は着物を脱ぎ下着だけになって正座したが、どうやったって前が飛び出して座りにくい。
まだ生暖かい着流しを腕に抱え座り込んだ月之助は腹にくっついた股間を眺め続けている。
月之助は何かを決したようなきっぱりとした顔で私を見つめた。

「竜崎」
「はい」
「それを私に挿れてくれ」
----------------------------------------
うららかな昼下がり。
暖かい日差しのもとで午睡を貪っていた私の目の前に刀が突き刺された。
ギラギラとした刀身は古い畳を突き破った。

「若様」
頭の上から怒声が降ってくる。
そろそろと起き上がると爺のワタリが皺に埋まった眼で睨んだ。

「爺、畳が傷みますよ」
私が言うとワタリは刀を仕舞い正座した。
うずくまった私の足を扇で打つと正座させる。

「夜神月之助どのを知っていますね」
「知ってます」
ワタリは小さく溜息を吐いた。

「抱いたのですか」
「はい」
------------
あの日私は体の要求に抗いきれず月之助を抱いてしまった。
彼は彼女であったのだから、月之助ではなくお月?……名前は致し方無い。
月之助の体は易々と私の物を飲み込んだ。
あまりにあっさり入ったので驚くと、月之助は潤んだ眼で私を見つめ心地よさそうに息を吐いた。

「あ……これは……天狗よりも良い……良い……あぁ」
ぎこちない所作は初めてのような感じもするのだが、潤沢に溢れる蜜と肉に絡まれ月之助の秘所を夢中で責めると、食いしばって抑えた声が小さく漏れはじめる。

「ぁあっ……あっ。ああん……あっ」
首から上は美少年、体は美しい娘。なかなか倒錯的だ。
それにあそこは随分慣れている。
ぱんぱんと肉を打ち付け、何度も突き上げる。
限界まで月之助の中でしごくと私は白い腹の上に胤汁を吐き出した。
-------------
「どうするのですか」
「”やや”は出来ぬように気をつけています。それに無理にしたのでもありません」
月之助の初めては彼女の部屋にかけられた天狗の面の鼻に奪われていた。
彼女がこのままどうするのか知らないが、男で通すのだろう。
私は気の合う友人ということだ。
その方が何かと都合がよい。
ワタリは諦めたように立ち上がった。

「このことについては、又」
私はとぼとぼと廊下を行くワタリの背を見送った。
しばらく羊羹はお預けかもしれぬ……。
----------------------------------------

05-179 :捕り物控:2007/10/12(金) 13:11:50 ID:wdi7oR1l
乱暴に障子が開け放たれた。

「おい!」
「……何です。騒がしい」
だが煙りはじめた室内の空気が入れ替わって丁度良かった。
月之助が私の手元を見て叫んだ。

「ああぁ!帳面がぁ!」
火鉢の炭にくべた燃える紙切れを掴もうとした月之助を蹴り飛ばす。

「火傷します」
開け放った戸から華やかな花の簪も斜めになった可愛らしい娘が入って来た。
走ってきたせいでゼイゼイと肩で息をしている。

「月之助様……間に……」
部屋の隅で月之助はひっくり返っていた。
私は帳面の燃える煙でくすぶる部屋の中で餅に黄粉をまぶし安倍川にするともぐもぐと口を動かした。

「美味しいですよ。ひとつどうです?」


月之助の部屋に見張りを付け、弥海砂を監視する。
海砂の飼う利口な柴犬の首に付けられた手紙を読んでおおよその見当は付いたが、月之助の下げていた袋の中から出た和綴じの帳面を模写したのは”じぇばんに屋”だった。
あの贋物造りの色男と座り猫のような白い子供が居なければ綺羅事件は終わらなかったろう。

「お、お、おい竜崎、意味解ってんだろうな。それ」
「魔物なんか飼って、夜神家の先祖が泣きますよ。で、いいんですか、黄粉モチ……」
弥は勝手に私の茶を飲み干した。
いきなり庭から駆け込んできて図々しい女だ。

「ぷはあっ。うめー!月之助様、帰りましょう」
「そうは行きません」
呆けた月之助を羽交い締めにすると首に刀を当てた。
抜き身の刀を下げたワタリが退路に立つ。
背後の障子が開けられ、数人の男女が現れ囲んだ。
実は掻き集めの用心棒と、先の贋物造りの男などなのだが、人数で圧倒できればいい。

「海砂どの、お持ちの帳面を出して下さいませんか?」
「海砂……」
もがいた月之助の口を塞ぐ。
棒立ちになった海砂を見て、刃先で襟元を切って見せる。

「良いのですか?」
海砂は懐の奧から黒い帳面を取り出した。
眼で火鉢を示す。
海砂が帳面を炭に乗せしばらくすると、それは天井を焦がすようにして燃えた。
帳面がぷすぷすと煙を上げ続ける部屋の中で海砂は倒れた。
家が焼けなくて本当に良かった……。
----------------------------------------

05-180 :捕り物控:2007/10/12(金) 13:12:46 ID:wdi7oR1l
竜崎は黒い目を見開いて首を傾げた。

「面白かったですか?」
「ああ、すげえジェットコースタードラマっていうの?超展開っていうの?カオス?そうだな、巻物の巻数にすると……」
黒い魔物はしばし考え込んだが結論を出すのを諦めた。

「まあいい。すげえ面白かったぜ。もっと評価されるべきだな。ま、もう会う事はないと思うが達者でな」
「はい。あなたもお達者で」

頭から青いタラコを垂らした薄青の魔物が深々と頭を下げた。
弥海砂には、この情け深い魔物の思い出はもう無い。

「弥さんの事は任せて下さい」
「よろしくお願いします」
魔物はもう一度頭を下げた。
ろくに口の利き方も知らない海砂には勿体ない程の……しかし魔物だ。

二匹の異形の魔物は手に手を取って飛び上がった。

「さよ~なら~」
「お達者で~」
暗い空に溶け込んで、すぐに姿が見えなくなる。
そういえば彼らが帰るのは地の底なのだろうか、天上なのか聞きそびれた。
私は夜が明けるまでボーっと空を仰いでいた。
----------------------------------------
障子が勢い良く開け放たれた。

「竜崎!来たぞ!」
「またですか……」
月之助にせっかく解禁になった羊羹の皿を遠ざけられ、口中に残った甘みも吸い取られる。

「んっ……ふ……んんっ……」
傍目には男同士が口を吸い合っている光景だ。

「甘いな」
「食べるまで……」
皿に手を伸ばした私の手を掴み掌を乳房に押し当てる。

「嫌か?」
互いに体の方はすっかりその気だ。
肌脱ぎになった月之助にのしかかる。

「今度からはおやつ時は来ないで下さい」
月之助が笑う。

「冷たいな……何だってさせてやってるだろう?」
羊羹の甘みを取り戻すべく私は赤い舌に吸い付いた。

爺のワタリは吹っ切れたのか最近は風呂まで立てている。
少々不気味に思いながらも湯から上がり、乾いた羊羹をつつく。

「お月どの、調子はいかがですか?」
「月之助でいいぞ」
月之助は使用人の居ないのを良いことに上半身裸になって団扇で体を仰いでいる。

「ああ、すっきりした……」
細い腰、膨らんだ乳房。その先でつんと上を向いた乳首。
あまり見ているとまた……。
私は眼を逸らし手元の羊羹をつついた
「それで、どうなんです。何か変わりは無いんですか」
「ああ!調子はいいぞ。言いにくいのだが毎月尻から血が出て腹が重くて痛くてな、いつも仕方がなかったんだが、治ったようだ」
「尻!?」
摘んだ黒文字の先から羊羹が落ちた。

「尻かな?うーん」
日夜の運動のせいで女にしてはがっしりした肩に着物を上げかけた月之助の二の腕を掴むとそれでも女性らしくふわふわとした感触がする。

「そっそれは……」
月之助は湯上がりで火照った顔を愛らしく傾けた。

「それは?」

05-181 :捕り物控:2007/10/12(金) 13:14:30 ID:wdi7oR1l
月之助は腹に竜崎の子を宿した。
吟味で一番を取り続けた学問所も行くのは止め、屋敷に引き籠もる。
竜崎の家と夜神の家で話し合いが行われた。


話し合いの後、私はワタリに殺されるかと思ったが、対面したワタリは皺に埋まった顔を綻ばせた。

「若様、おめでとうございます」
「……何だ、私をハメたつもりか?」
ワタリは、ほっほと声を上げて笑った。



戸籍上、月之助は史上初めて女になった男とした。
死んだ事にしても良かったのだが、瘡蓋が外れるようにしてアレやコレが取れたと御殿医に書かせた。
男女の区別のつかぬ様に生まれつく子供もいるし、胡散臭い俗話に無い訳でもない。

「竜崎、お前身分高かったんだな」
「私は上品ですがあなたはガサツですね」
祝言の席、三三九度の杯を受けながら竜崎L右衛門がしれっと言う。
綿帽子の下で月之助改め月は赤く塗った唇を歪め妖艶に微笑んだ。

「覚えておけ」

剣道と走りで鍛えた体はどこか少年のようでもあり、毎夜激しく私を責め立てた。

彼女と結婚してから私は痩せ、心なしか眼の下にどす黒いクマが浮いてきたようだ。
毎夜接するあすこから精気を吸い取られているのかもしれぬ。
花嫁道具の鏡台を覗き込んでいた私の背後で月が笑った。

「竜崎。どうした?化粧でもするのか?」
「いい加減あなたとか名前とかで呼んでくれないんですか」
振り返って眉を顰めた私の側に袴姿の月が座る。
庭で海砂が赤子をあやす歌が聞こえる。

「それはダメだな。それなら袴を脱いで花模様の着物を着る方がマシだ」
「良いですよ……あなたは私の妻ですから……好きにして」
腰の上に跨った月之助が腰をくねらせる。

「あっ…あぁっ」
月は子を産んでからより激しく何度も体を求めてくる。
ぬるぬると挟み込んだ体で陰茎を扱かれ、月の奧で小さな爆発が起こった。
----------------------------------------

05-182 :捕り物控:2007/10/12(金) 13:15:35 ID:wdi7oR1l
夜神家の門を丸顔の娘が入って行った。

丸顔の娘お京は座敷で夜神総一郎に手を付いて頭を下げた。

「お久しゅうございます」
「久しいな。お京。元気にしているようだな。それで月之助……いや月はどうだ?」
「はい、お子さまと共に皆様お健やかにお過ごしです」
丸顔の娘はにこやかに答えた。

「そ、っその、竜崎とは仲睦まじく暮らしておるか?」
お京がぽっと顔を赤らめた。
夜神総一郎は焦った。

「ど……どうした」
「いえ、あの。竜崎の若殿と月様は”いくさ”を毎夜行われておりまする」
「いっ戦ぁ?」
世は太平の時代。夜神は混乱した。
お京は真っ赤になって答える。

「はい。あの……大抵は若殿様が負けるのでございますが、近頃は月様も負けることが増えたようで勝敗は五分五分でございます」
夜神総一郎は上ずり声を上げた。

「そっそうかぁ!」
夫婦の夜の営みの事らしいが、月がごまかしながら話したのだろうか?
考え込んだ総一郎の方へお京がじりっと膝を近づけた。

「それで」
「あっ……ああ。すまん。考え込んでいた」
「殿様?」お京が聞いたこともない可愛らしい声を出す。

「何だ?お京」
お京は丸顔のなかでも一際目立つ、うるうると潤んだ大きな黒い目を総一郎に向けた。

「私も夜神総一郎様と戦がしとうござります」
「うぁあ?」
総一郎はひっくり返った。
----------------------------------------
火照った胸を放す。
荒く弾んでいた息を静めると月は呟いた。

「あ……また、負けた」
「負けてなんぼですよ」
竜崎はもそもそと月の横に潜り込むと長く伸びた髪の先を摘んだ。

「もう少しで女のなりが出来ますね」
「あ~あ……賭なんかするんじゃなかったかな……」
竜崎がまだ赤く火照った端正な横顔を見つめる。

「言い忘れていましたが、お父上に子が産まれました。元気な男子です」
「何?……竜崎は意地悪だな」
月が布団の中でまだ火照って汗ばんだ体を絡みつけてくる。

「わざとだろう?勝って、驚かせて……良い気分だろ」
急所を握られた竜崎が悲鳴を上げる。

「んぐ……あの……もう一回は無理ですから……」
「解ってるって」
月は竜崎の脇に寄り添った。
----------------------------------------

05-183 :捕り物控:2007/10/12(金) 13:17:26 ID:wdi7oR1l
朝。

朝食の膳を仲良く囲んだ月と竜崎を爺が給仕する。

「お月さん」
ふいに竜崎に呼ばれて月は味噌汁を噴いた。

「っ……ふ。……その呼び方は駄目だ……」
月の肩が震えて止まらない。

「駄目ですか……」
竜崎はしょんぼりと黒豆を摘んだ。

「月、でいいから」
「そーですか。では月、黒い帳面とは何でしょう」
月はふふんと挑戦的に笑った。

「またそれか。頑張るな。覚えてないよ」
「覚えていない……」
じいっと見つめる竜崎の前で月は飯を口に放り込んだ。
美しい若妻はにっこりと微笑んだ。

「あなたの方がよくご存じの筈ですわ」
----------------------------------------


最終更新:2012年01月24日 09:40