- 05-671 :(∵):2008/03/18(火) 04:46:22 ID:L9efBshX
- 17歳の「僕」
僕は真っ白い光の中で、まだ夢とも現実ともわからないまま目を覚ました。
体が妙に重い・・・。
ふと目を開ける。
見覚えのない部屋だ。
真っ白な石造りの天井、壁、カーテン。みんな真っ白だ。
僕は・・・大きなベッドの上にいた。
僕から少し離れたところにある窓は、開いているらしく、そよ風でカーテンが揺れている。
外は明るく、昼間だとわかった。
それにしても、ここはどこだろう。。。
人の気配のまったくない広い部屋。
窓とは反対側の壁の隅に、白いペンキの剥げかかった、重そうな木の扉が見える。
寒くはないのになんだか冷たく感じるのは、ここが石造りの部屋だから・・・?
少しずつ意識がはっきりしてきた・・・。
ベッドの中でぐるりと反対側を向き、腕時計でも見るように、ふと自分の腕を顔の前にかざしてみる。
女みたいな手・・・。白くて、細い手首、そして繊細な指・・・。
- 05-672 :(∵):2008/03/18(火) 04:47:24 ID:L9efBshX
- !!!!
僕は驚いて飛び起きた!
クラクラする頭をさすりながら、目をこすってもう一度自分の腕を見てみる。
ほんとに女みたいな腕・・・いや、違う・・・。
自分で自分の腕をさする。
見た目は他人のものなのに、少し見覚えもある・・・。
まるで自分の腕のような感覚・・・
何度さわっても、どう動かしてみても、確かに僕の腕だ。
どう解釈したものかと困ってしまい、視線を下に落とした。
僕は大きな白いTシャツを着ていた。
思わずギョッとした。
Tシャツの上に、ふたつの胸の膨らみを見つけたのだ。
「うわ・・・これって・・・」
まるで誰かの胸に手を触れるようで、最初は少しためらったが
少し周りを見回しても、この部屋には僕以外誰もいない。
それどころか、音ひとつしない。
・・・そっと、上からなでてみる。
それは、初めて触る感触で、僕は、僕の胸なのに、
ものすごくドキドキしてしまった。
「これ、絶対僕のじゃない・・・」
普通なら焦るんだろうけど、僕は、初めて触れた女性の胸のやわらかさにポーッとなって、ただひたすら心臓がドキドキした。
「あ、どうしよう、もしかして・・・」
そのまま布団の下の下半身に手をのばす・・・。
Tシャツの下には、下着は何もつけていなかった。
なんだか悪いことでもしてるみたいでドキドキしながら、
僕はいつもいじりなれたはずのアイツを探すふりをした。
「やっぱりない・・・」
僕は・・・女の体になっていた。
昨日まで水泳部で鍛え上げてきたはずの僕の体は、今、細くて柔らかな、まったく他人の少女の体にかわっていた。
- 05-673 :(∵):2008/03/18(火) 04:51:31 ID:L9efBshX
- しかもここはどこだろう。なぜ僕はここに・・・?
急に疑問が沸いてきて、
ベッドからそっと降りる。
床は綺麗に磨かれた大理石でできていて、細くて華奢な裸足の足には、
とても不釣合いな気がした。
自分が寝ていた大きなベッドを見渡すと、端のほうに、綺麗にたたんである服らしきものを見つけた。
部屋とは対照的なブルーの色。
「これ・・・着る予定だったのかな?」
服を広げて、それをつかんでいる細い腕と服とを交互に見ていると、まるで記憶喪失にでもなったみたいに思えた。
でも昨日までの記憶はちゃんとある。
朝、いつものように電車に乗って学校に行って、つまらない授業を受けたあと、
学校が終わってからは県大会に向けて毎日放課後、鬼コーチの元、水泳の強化指導を受けていたんだ・・・。
いつもと変わらない日常だったはず。
まてよ・・・、水泳部の部室に行って着替えて・・・その辺りからよくわからなくなっている・・・。
考えようとすればするほど、頭の中にもやがかかるようで、
僕は立ったまま、つかんでいた服でいきおいよく頭をクシャクシャとこすった。
「いたっ」
うわw髪の毛まで伸びてるしwww
髪は後ろでひとつにまとめてあった。
- 05-675 :(∵):2008/03/18(火) 13:36:20 ID:L9efBshX
- (上ミス。何度試しても書き込めなかったのに)
以下続き
片方の手を頭にやって、ボサボサにしてしまった髪をなでるように、後ろに結ってあるゴム紐をつかんで髪をほどこうとした。
男の扱いでは乱暴過ぎたようで、髪がブチブチと音を立てた。
「うわーw誰のかわかんねぇけどごめんなさいwww」
髪はふわりと頬の横まで広がった。
いいにおいがする・・・。
この匂い、大好きだ・・・。
ゴム紐をポイとベッドの上に投げると、さっき見ていた服を広げてみた。
真っ青なミニのワンピース。
「こんなの、街で着てる子いるよなぁ」
自分の体に合わせて当ててみる。
前ボタンのついた、いかにも少女らしいワンピースだ。
当てた服の上からもわかる胸の膨らみ、スカートの裾から覗くすらりとした2本の足・・・。
- 05-676 :(∵):2008/03/18(火) 13:37:24 ID:L9efBshX
- 「あ、僕誰になったんだろう、鏡、鏡・・・」
ワンピースを体に当てたまま部屋を軽く見回すが、部屋に鏡はない。
白いカーテンのついた窓から外を覗く。
部屋は3階のようだった。
全然見覚えのない街・・・。
ここは・・・?
ふと部屋に視線を戻すと、今度は扉のほうに歩いて行った。
観音開きの大きな扉。
とても古いその扉は、ちょっと押したくらいでは重くてビクともしない。
「外から何かで押さえつけてあるのか?」
なんだか急に怖くなって、叩いたり叫んだりするのはためらった。
「どうしよう・・・。僕、どうなったんだろう・・・!」
今度こそほんとに考えなくちゃ。。。
昨日は・・・昨日はどうしたんだっけ・・・!!!
深く考えようとする僕の脳とは裏腹に、少しずつ意識が薄れていき、
僕はそのまま、床に倒れてしまった。
- 05-677 :(∵):2008/03/18(火) 13:40:02 ID:L9efBshX
- どれくらい時がたったのだろう。。。
あぁ・・・・。
なんだろう・・・不思議な感覚・・・。
また体が重い。
だけど僕の体は宙に浮いていた。
だってほら、僕は透明人間になって薄暗い闇の中、こうして宙に漂っているのだ。。。
「僕は死んだのだろうか?」
僕の浮いている場所の下のほうで、人が重なり合うようにしているのが見える。
- 05-678 :(∵):2008/03/18(火) 13:41:00 ID:L9efBshX
- 薄暗いランプの明かりの中で、
まだ年端のいかないような少女と、恰幅のいい中年男。
男は・・・裸だ。
暗くてよく見えないが、少女は・・・力なく僕のほうを見て横たわっている。
男が、少女の胸のあたりに手をやって、服のボタンを外しはじめた。
ひとつ、ふたつ・・・
おなかのあたりまでボタンを外すと、男は、またゆっくりと胸のあたりに手を戻し、服を左右に押しやった。
小さなかわいらしい乳房が薄暗いランプの明かりで照らし出されると、
男はその片方に顔をうずめ、口いっぱいに乳房をくわえたりしながら、
激しく舌を動かしているようだった。
- 05-679 :(∵):2008/03/18(火) 13:41:39 ID:L9efBshX
- 僕はまだ女の人を知らない。
同じ部活で、好きな子はいることはいるけど、
想像で脱がせたりエッチなことをしたりはたくさんあるけど、
本物の胸なんて見たこともないし、触ったこともない。。。
僕は童貞のまま死んだのか・・・。
好きな子に告白もできないまま・・・。
フワフワと宙に漂ったまま、僕はぼんやりとふたりの様子を見ていた。
ときたま不思議な感覚が訪れては去っていき、僕はやっぱり死んだのだと思うようになった。
さっきまで胸をむさぼるようにしていた男の太い腕が、少女の下半身へと伸びて行った。
- 05-680 :(∵):2008/03/18(火) 13:47:18 ID:L9efBshX
- スカートの裾からのぞく腿、膝、そして細い足首・・・。
男は顔をうずめたまま、片方の手で少女の腿をつかみ、両足を広げた。
男の手は、そのままゆっくりとスカートの中へと這っていき、
少女の秘部を、いやらしい手つきで何度も何度もなでまわしているようだった。
時折、男の手の動きに合わせて、スカートの内側からクチャクチャと何かの音が聞こえた。
しばらくそうしていたかと思うと、男は顔を上げ、少女の頬に手をやり、
ほんの少し、なでたように見えた。
そして、男は、いかにも重そうな太った体を起こし、少女の足を片方ずつ抱えると、そのまま下半身ににじり寄った。
スカートがめくれて、少女の秘部があらわになった。。。
- 05-681 :(∵):2008/03/18(火) 13:48:48 ID:L9efBshX
- 上のほうにちょこんと黒い毛がのっかっている。
その毛の間から、縦に一本筋が通っていて、左右が少し膨らんでいる。
そして、ちょうど真ん中あたりが濡れたように光っていた。
はじめて見る女性のあそこだ・・・。
だけどあまり感動はなかった。
暗くてよく見えなかったのもあるけれど、
想像でオナっていた時のような、あんな興奮は全くなかった。
死ぬとこんなものなんだろうか・・・。
- 05-682 :(∵):2008/03/18(火) 13:50:26 ID:L9efBshX
- 僕の視線の下では、男が息を荒くして、いよいよ硬くなった己の肉棒を
力任せに少女の蕾へと押し当てていた。
少女は、ピクリともせずにこちらを見たまま動かない。。
少女も死んでいるのだろうか・・・。
男は自分のものがなかなか入らないといった様子で少し苛立ちながら、
片方の手で蕾を押し広げて無理やりにでも肉棒を押し込もうとしていた。
ふと、彼女に目をやると・・・
なんと、僕と視線が合った。。。
暗がりに目が慣れてきたのか、彼女の顔が少しずつ見えるようになってきた・・・。
- 05-683 :(∵):2008/03/18(火) 13:51:10 ID:L9efBshX
- 彼女は・・・・・
僕の大好きなあの子だ!!!!!
- 05-684 :(∵):2008/03/18(火) 13:51:55 ID:L9efBshX
- 僕は、急にハッとなり、意識がはっきりした。
体が宙に浮いている感じは消えていた。
ここは・・・?
僕の下半身に誰かいる・・・!
そして、それとほぼ同時に、
全身に激痛が走り、僕は叫び声を上げた。
「ギャアァァァ!!」
自分の耳から聞こえたその叫び声は、彼女だった。。。
僕は、死んでいたのでも宙に浮いていたのでもなくて、
天井に貼られた大きな鏡を通して自分を見ていたのだ。
- 05-685 :(∵):2008/03/18(火) 13:53:01 ID:L9efBshX
- 鏡の中の彼女の顔・・・いや、今は僕の・・・顔が苦痛でゆがんでいく。。。
胸がはだけたワンピースは、さっき僕が見ていた青いワンピースだった。
あんなにかわいらしかったのに、僕の体の下でグチャグチャになり、
ボタンが止まっているヘソのあたりがかぶさっているだけで、もうただの布着れみたいになっていた。
下半身に激痛が走る。ただ歯を食いしばり、生きていて喜んでいいのかさえわからなかった。
ただ、自分が、いや、大好きなあの子の体の中に、見ず知らずの中年男が無遠慮に押し入ってくる!!
そして・・・男の下半身と、僕の下半身がピタリと合わさると、男は動くのをやめた。
おなかの辺りには鈍い痛みと圧迫感。
- 05-686 :(∵):2008/03/18(火) 13:53:30 ID:L9efBshX
- 恐る恐る目を開けると、暗がりの中で、
男が両腕に抱えている足の片方にキスをして、満足そうに僕の顔を見下ろしているのが見えた。
そしてまた激しく動き始めた。
男の体が前後に大きく波打つたび、するどく尖った肉欲の塊が我が物顔で、
何度も何度も僕の体を貫いた。
「い、痛い。離せ、離せぇぇえぇぇえぇええ!!」
無意識に叫んでいた。
男が荒い息の合間を縫うようにつぶやいた。
「初めてみたいだな。 でも、感じてただろ。
処女にはキツいかもしれんが、ちゃんと濡れてたぜ」
そういうとニヤニヤしながらまた体をゆすり始めた。
- 05-687 :(∵):2008/03/18(火) 13:54:39 ID:L9efBshX
- 痛みにのけぞろうとする僕の肩と頭をがっちりと抱きこんで、男はなおも
深く入ってこようとした。
ハァハァともれる男の息が耳元にかかった。
鋭く尖った肉棒が体を貫くたび、僕の口からは彼女の声で悲鳴が漏れ、
僕の胸では、彼女の小さな乳房が上下に波打ち、男を悦ばせた。。。
痛みが・・・
次第に快感にかわっていくのがわかった・・・
肉棒が、突き上げてくるたびに何かがこみ上げてくる。
その波は、少しずつ大きくなっていく・・・
全身から沸き起こる不思議な感覚・・・波・・・
さっき感じていたのはこれと同じ感覚だ・・・。
気持ちいい・・・。
- 05-688 :(∵):2008/03/18(火) 13:55:13 ID:L9efBshX
- もう考えることもどうでもよくなってきた頃、薄暗い明かりの中で、はっきりと、男の顔が見えた・・・。
「コーチ・・・!!あぁ・・・・」
- 05-689 :(∵):2008/03/18(火) 13:56:43 ID:L9efBshX
- なんでコーチが彼女の・・・。
声に出したかどうかはわからない。
ただ、、、
直後に、全身が、快感のピークに達し、
足の先から頭の先まで快感が一気に通り抜けていき、体が硬直していった。
コーチも果てたようで、僕を抱きかかえるようにしたまま動きは止まり、つながった下半身を通して、ビクンビクンという感覚だけが伝わってきた。
僕の・・・彼女の秘部も、至福の時を超えてなお、コーチの肉棒をくわえたまま離そうとせず、同じようにビクンビクンと痙攣していた。
コーチの腕が僕の首の後ろをとおり、僕はコーチに抱きしめられた。
- 05-690 :(∵):2008/03/18(火) 13:57:29 ID:L9efBshX
- 僕は、童貞でありながら、大好きな彼女の処女を失う瞬間を体験してしまったのだった・・・。
次に目が覚めたとき、僕は一体誰なのだろう・・・。
終わり
最終更新:2012年11月30日 17:00