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mkラボ4月分




この花を見て、「あ、多分この花の名前はアレだな」と思いついた方はいますか

私は残念ながら思いつかず、相方で撮影をした楓先生に聞いてみました。返答は
……なるほど、ガーベラでした。名前を聞いたことがあるだけでしたから、分か
らなかったのも無理はないと思いました。

写真の中でガーベラの花びらの鮮やかで濃いめなオレンジ色と、更に色彩ある黄
色が目立ち、葉の生き生きした決して自己主張しすぎない緑等、全ての要素が揃
って花の美しさを引き立てています。

オレンジ色は、見た人に対してエネルギーを与えてくれるそうです。
春の暖かで穏やかな光に照らされたガーベラのこの写真は、まさに心地よい春か
らの贈り物みたいですね。

温和な、春の1シーン。何気ないような風景ですが、それこそが季節を知る為に
重要だと思います。

ガーベラは女性に人気のある花です。女性に贈る花ランキングでは、堂々の2位を
飾っています。
花言葉は「希望」や「前進」。実に明るくて、優しい花だと思います。

いきなり初回から私事で申し訳ないですが、実は私の妹の誕生花は、実はこのガ
ーベラだったりします。
しかしながら、私は今回のコラム写真として相方の楓先生から聞くまでは、ガー
ベラがどんな花なのかまったく知りませんでした。
前述の通り名前だけは知ってましたが。
ただ、このガーベラという花を実際に見て知ることが出来たことにより、私はこ
の花が少し好きになりました。

春の暖かいこの時期を、この花と過ごすのもまた楽しそうですね。
その時は、紅茶でも片手にゆっくりするくらいが一番良さそうです。





さて、先程の1枚が一輪の可憐な花だとすると、今度は大木故の彩りとでも云うの
でしょうか。
桜。日本人に春の象徴は何かと聞けば、間違いなく桜は回答数ナンバーワンの座
を獲得するでしょう。
もっとも、桜が咲くのは日本だけではありません。
アメリカ大統領だったワシントンが子供の頃に、桜の木を切ったという有名な逸
話もあります。
ただ、個人的に桜といえば、やはり日本人が一番深い関わりを持っている気がし
ますね。

撮影なされた桜は、桜の散り始めの頃なのでしょうか。
下の方には、これもまた春の象徴とも言える新しい葉っぱが生えつつあります。
しかし上の方は桜は満開ですね。
ピンク一色で満開となった桜は非常に美しいですが、ピンクから緑に移り変わる
のを見るのも、それはそれでいいものです。
きっと、今この桜の木は鮮やかな新緑に包まれていることでしょう。(実際緑一色
でした by撮影者)

桜の鮮やかな色というのは、この季節は大変目立ちます。
山の場合でも、河川敷の場合でも、緑や茶色や灰色の中にピンクの花がたくさん
咲いてるわけですから、目を引くのも無理はありません。
桜色と言って区別するくらいですから、本当に桜は日本にとって欠かせない植物
だと思います。
もし桜が春に咲かなかったら、春と認めない人も出るだろう、と思うほどです。
だからこそ、桜前線などのような情報が飛び交うわけで。これもある意味、春の
風物詩です。

私が岡山に住んでいた頃、近所に「さくら公園」と呼ばれていた、小さな公園が
ありました。
そこには3本の桜が植えてあり、毎年春になると綺麗な桜が咲くことで、近所では
評判でした。
もう1つ、評判になった理由がありました。
この公園の桜は、さくらんぼの実がつくことでも評判だったんです。
ですから、さくらんぼの実がなると、決まって近所の子供達が集まって食べに行
くのを見かけたものでした。
……ただ、さくらんぼ農家のものと違い、完全に野生のままさくらんぼがなって
いたので、味はイマイチでした。
最初に食べた時の水っぽい味は別の意味で印象的でしたが、花見とさくらんぼの2
つが楽しめる桜は、あの公園の桜くらいのものでした。
次に帰省した時は、公園の桜に挨拶でもしに行こうか、と考えてしまうものなの
でした。




しだれ桜



ガーベラ、桜と、どちらもメジャーな花を見ながらここまで来ました。
今月の最後に登場するのも桜ですが、2枚目の写真のような桜ではなく、しだれ桜
です。

花見の桜といえば、大多数の人が普通の桜、例えばソメイヨシノなんかを挙げる
でしょう。
同じ桜でも、しだれ桜はそういう点で、比較的ひっそりしたイメージがあります

しかしながら、やはり春に咲く桜ですから、存在感は抜群です。
この写真のしだれ桜はどなたかの家に生えて咲き誇っているようですが、さぞか
し長い時を生きてきたんでしょうね。
住宅の中から毎年綺麗な桜を見られるというのは、なんとも贅沢な話だと思いま
す。

しだれ桜と言いますから、当然ながら、枝がしだれているのが特徴です。
その分、しっかり枝を伸ばす普通の桜とは、どこか違う魅力を感じます。
しだれている木の仲間といえば、有名なしだれ柳の他、桃、梅、ネムノキなども
あるんだとか。

私は残念ながら、しだれ桜に関してはまったく何も知りません。
ですから、前述のガーベラや桜と違い、このしだれ桜の文章は短くなっています(
楓先生、ごめんなさい)。
しだれ桜については、花の咲く季節の姿しか知りませんから、この新緑の頃の姿
を見てみたいと思いますね。

何にせよ、今年の桜も素晴らしかった。
また来年の春、桜の季節が来ることを楽しみに思いながら、今月号はこれで終わ
りたいと思います。

締めくくりは、この有名な短歌で。



いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日九重に 匂ひぬるかな

  • 伊勢大輔

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最終更新:2009年04月26日 00:13
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