090501:満天星国経済について


(A)運輸

 長距離輸送システム、帝國環状線(の主導)、銀河鉄道という施設群によって形作られた産業。T13末において主要産業の位置づけを得ている。データ単独としては帝國環状線の税率補正以外には目立った収入は生みだしていないが、環状線参加国全ての税収が+5%になる特殊を考えれば設定的な強力さがうかがえる。また銀河鉄道とコスモスの新たな設置によって、宇宙空間の輸送に関しても道が拓かれつつはあるのだが、宙域権利の未確定や外敵障害への対応という問題があり、方面への進出には慎重さが必要となる。

(B)軍事製造

 WD、ピケ、甲殻型WDなどとそれを製造するI=D工場がある。WD,ピケに関しては共通機化しており、全国的な配備が行われている。国内としては、サイドカー、ピケパンツァー、甲殻型WDドンファンがオリジナルライセンス。その使用主体としては歩兵であり、治安維持、都市内戦、場合によってはテロルなどにも用いられる。良し悪しをひとまず置けば汎用性の高さは大きなメリットと言えるが、共通機のテロル利用はそれと同様のレベルでの問題と言える。そもそもが軍事製造物であることから、セプテントリオンの影響を受けやすい。また、WDを民間のパワードスーツとして、ピケを輸送機器として広範な技術転用を行うというアイデアも出されているが、根本的な技術としては同じものであるため、十分に注意を払って対応する必要がある。

(C)宇宙研究

 ビギナーズ王国の宇宙大型艦船技術を源流として、現在は宇宙開発拠点“コスモス”を中心とする分野である。周辺施設として、長距離輸送システムと銀河鉄道の輸送も存在。基本的な方針としては宇宙行きにおける生活空間の在り方や、宇宙開発グループとの連携による燃料取扱い技術、運輸などを研究の対象として設定している。しかし、まだ始まったばかりの分野である上、地上の行政からは幾らかは慣れている場のためにセプテントリオンなどからの影響を受ける可能性も強く、定期的なチェックは必要である。

(D)第一次産業

 食糧生産地、農業機械、食糧倉庫から第一次産業は成る。合併時の気候変動により、大きなダメージを受けており、また兼業農家がそのほとんどを占めるというのが現状である。そもそも都築藩国では、米・日本酒・ワイン・果物を、ビギナーズ王国では小麦・寒冷地適応農作物・果物・乳製品・ウィスキーといった形で各アイドレスの記述を行っており、合併時には該当施設には補足を加えている。しかしながら影響があったということは、想定以上の気候変動があったか、ダメージの幅が記述よりも小さかったかのどちらかであるが、まずはどういった状況にあるかの調査を行うべきだろう。

(E)観光産業

 観光地(食糧関連)、大観光地(温泉プール施設)、郊外ファームタイプの遊園地、海の家という施設で観光分野は成り立っている。毎ターン資金にして85億とその他リソースが得られており、満天星国における目に見える形での産業規模(国庫)としては最大である。しかしながら、内政不安によって資金状態が変わる不安定な部分がある他、現在の設定は農との結びつきが強く、現状において何かしらの問題が発生している可能性もありうる。



最終更新:2009年05月01日 21:35