僕は、後悔している……何故、此処に来たんだろう

 「裏山の幽霊病院に行って見ようぜ」
  唐突だった。
  無論、僕は行きたくなかった。
  断固として反対だった。
 「幽霊とか捕まえたら面白そうじゃね?」
  即決だった。
  残念なことに、僕には異議を唱える権利さえなかった。


僕は、後悔している……何故、こうなったんだろう

 『デテイケ…』
  僕だって、出来るならそうしたい。
  でも、体が動かない
  膝が震えている
 『デテイケ…』
  僕を此処に連れてきた悪友達はとっくの昔に逃げ出している
  独り置き去りという状況が恐怖に更に拍車をかける
 『ココハ、ワタシノナワバリダ…デテイケ!』
  もう、僕の頭はこの場から逃げる事しか考えられない
  逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。
  逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。
  逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。
  逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げなきゃ。

                 でも、ドコヘ?

僕は、後悔している、廃病院の屋上から落ちている間に

何故、一言「いやだ」と言えなかったのだろう
何故、屋上なんかに逃げたんだろう
何故、声の主は必死に僕を追いかけてきたんだろう
              何故。
              何故。
              何故。
              何故。
                ・
                ・
                ・


       何故、僕は生きているんだろう?

『あ、気が付いた?べっ別にアンタを助けたわけじゃないからね!私の縄張りで自殺なんかされたくなかっただけだからっ!』
 さっきとは、別の必死さで助けた理由を並べる彼女は何と無くかわいくて、
 月明かりに照らされた、銀の毛並みが綺麗で
『・・・?・・・・・・・!・・・』
 ああ、なんかとても眠い…何か聞こえるけどもうよく解らない…でもこれだけは言っておかないと…

「うん、大丈夫…ありがとう…」




ダー、勢いで書いてみたけれどダメだー、狼(ryでてこねー
オチが意味不明ー内容も意味不明だー
最終更新:2008年10月02日 18:09