「あいつが無事成仏しますように」
笹の前で手を合わせる俺。
あいつが死んでから一週間、毎日あいつのことを考えるようになった。なぜなら…
「どーいう意味よそれはあぁぁぁっ!」
重力を無視したドロップキックが俺に炸裂した。
「ごふぁっ!げほっごほっ…なぜならその『あいつ』が我が家に居座るようになったからだ」
「誰に言ってんの?…ってそうじゃなくて!何よその願い事!あたしがここに居たら不満ってわけ!?」
「死んだ奴が成仏するのは当然だろ?何故に蹴り飛ばさなけりゃならんのだ」
「誰が決めたのよそんなこと!死んだほうの身にもなってほしいわ!」
「誰がと言われても困るが…それよりお前は短冊に何書いたんだ?何か隅っこでこそこそやってたけど」
「あんたなんかにそんなことほいほい教えるもんですか」
「じゃあ直接見させてm」
「見んなあぁぁぁっ!」
「ぐほぉっ!ま、またかよ…」バタリ
「ぜ、絶対見せてやるもんですか…」
「しばらくこの生活が続きますように」
最終更新:2011年03月02日 22:33