「ただいまぁ」
「にゃあ!」
「お、良い子にしてたか?」
「……」
「??」
ガチャ。
……何ですか、これは。
俺のエロゲが瀕死状態ですよ?
秘蔵の同人まで千切りですか。
いやぁ、困った!
嬉しすぎて前が見えないぜ!
「これ……、ミケがやったのか?」
「……」
「これ、答えんか」
「うにゃ…」
「言い訳は?大義名分は?」
「にゃにゃ!」
「気に入らない?何が?」
「うにゃ」
「同人とエロゲが?……あぁ、なるほどなぁ」
「?」
「嫉妬…、してんだろ?」
「にゃあ?!」
「みなまで言わんでも良い。ご主人様はお見通しだ」
「う゛~…」
「そうかそうか!俺もまだまだイケるかもなぁ!…ゴハ?!ちょ、ちょっとなにすんだよ!?
目、目はやめて!グヘァ!!!」
執拗な攻撃の後、ドアの閉まる音と同時に俺は気を失った。
最終更新:2011年03月03日 21:25