竜王「ここで殺してしまうには惜しい。私に従うなら世界の半分を与えよう。どうだ?」
勇者「えー、どーしよっかなぁ?」
竜王「だ、だめぇ…?だって竜王、一人じゃ恐くて世界征服なんて出来ないよぉ…ふぇぇ…」
勇者「な、何ウルウルしてんのよ!バッカじゃないの?竜王のくせに!」
竜王「…ご、ごめ…」
勇者「だーかーら、泣くんじゃないの!仕方ないわねぇ…世界の八割で手を打ってあげるから!」
竜王「え…ホント…?う、うれしーな!勇者ちゃん大好きー」
勇者「ななな何言ってんのよ!竜王のくせに!それより世界征服するんでしょ!?どーやるのよ?」
竜王「えーっと…まずはスライムちゃん達を鍛えてぇ…」
勇者「バッカじゃないの!?あんな弱っちいのどうすんのよ?スライムは全部リストラよ!」
竜王「そ…そんな…ひ、ひどいよ勇者ちゃん…あんな可愛いのに…ふぇぇ…」
勇者「泣くな!まったく…リストラは無しにしてあげるから泣くんじゃないの!」
竜王「あ、ありがとぉ…勇者ちゃんやさしいね 」
勇者「ちょ!違っ!よく考えたら足拭きマットの代わりになるかなーって思ったからよ!別に竜王が泣くからじゃないのよ!」
竜王「…エヘヘー」
勇者「つ、次は王国攻略よ!」
竜王「王国はぁ、またローラ姫捕まえてぇ…」
勇者「ぬるいわ!街に火を放ってローラ姫ともども王様を捕獲して首を刎ねるのよ!」
竜王「あぅぅ…そ、それはダメだよ…無関係な町人もいっぱい死んじゃうよ…ふぇぇ…」
勇者「な、泣くなってば!分かったわよ、私が忍び込んで王様とローラ姫暗殺してくるから!」
竜王「ほ、ほんとー?お願いできる…?」
勇者「しょ、しょうがないわね!まったく私がいないと何も出来ないんだから!」
竜王「…ごめんねぇ…勇者ちゃんばかりに頼っちゃって…」
勇者「べ、別に竜王の為ってわけじゃないからいいのよっ!世界の八割の為なんだからね!」
竜王「うん、ありがとーね」
勇者「と、とにかく!あんたみたいなトロい竜王は黙って私についてくればいいのよっ!分かった!?」
竜王「はぁーい!」
最終更新:2011年03月03日 21:39