「よし出掛けるか」
『まだ外出の許可は出来ません。ちゃんとシャワーでシャンプー5回リンス3回をしてないと許可を下ろすことは出来ません』
「やりすぎだ!ハゲてしまうわ!」
『ダメです、私の品質保持て清潔維持が貴男の薄汚い毛髪で汚染されてもよいのですか?』
「く…口ばかり達者な奴」
『大体貴男には感謝の念が足りません。貴男のような貧相の見本、貧弱なボウヤが少しでも恰幅良く見えるのは私のおかげなのですよ?』
「分かったよ分かったから」
『まったく貴男は手間がかかる。私が居ないと外出の身嗜みを整える事さえ出来ないのだから』
「お前が気にしすぎなんだよ」
『お黙りなさい、愚物。ですが安心なさい。貴男が一人前の殿方に慣れるまで私が面倒みてあげますから』
「やだなぁ、これからずっとかよ」
『ええ、一生離れませんよ、本当は嫌なのですが貴男は仮にも持ち主。我慢して差し上げます、感謝なさいな』
「妙にうれしそうだが」
『!む、無駄口叩かずさっさと支度なさい!この…し、痴れ物がっ!』
最終更新:2011年03月04日 11:25