心霊スポットで、携帯で写真撮ったら何か写り込んでた。
結構可愛い女の子。欠伸して、油断してる感100%の横顔。
ので、皆に見せて盛り上がっていた。
ある夜、寝てたら金縛りになった。
目を開けると、写真に写ってた女の子が怖い顔して睨んでる。
『写真、消して』
返答に迷ってたら『消せーっ!!』とがくがく揺さぶられつつ首絞められたので、頷いといた。
「でもあの写真、皆に送りまくったんだけ」
『誰に送ったのよちょっと携帯寄越しなさい!!』
彼女やや涙目。
金縛りも解けたんで仕方なく携帯渡すと、早速データ消去してる。勿体無い。
「あの写真結構可愛いと思うけど」
『バカじゃないの!?心霊写真なのよ?あんなの恥ずかしいだけでしょ!!』
怒った途端、変な音立てる携帯電話。静電気?ショート+怪力による破損。
『…ごめん』
「いやいいようん」
ややビビッてます俺。
『…あ、他の人の連絡先、わかんなくなった…』
「ああ、写真送ったの、基本学校の友達だけだから」
『じゃあ、写真消すように回るの、手伝いなさいよ』
「うん、いいよ」
くるくる変わる彼女の表情は生き生きとしてとても魅力的で、俺はすっかり惹かれてしまっていた。
写真一枚でこの騒ぎ、幽霊としてのプライドは高いらしいが、短気で単純で結構ドジっ子な彼女。すっかり尻に敷かれている俺。
「隊長!例のデータ、ネット公開されている模様です!」
『…あんたがあんなの撮るから…』
彼女にがんがん精気吸われながらも、今日も元気に頑張ってます。
最終更新:2011年03月06日 07:49