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忘年会で、しこたま飲んだ。
帰り道、同僚と別れた俺は一人、駅のホームでふらつきながら電車を待つ。
構内アナウンスが入り、電車の明かりが近づいてくる。
電車に乗り込もうとして前に歩み出た。

『随分とぉぉ飲んでますねえぇぇ』
エコーが掛かった低い声が頭の中で響くと同時に後ろから肩をガシッと掴まれた。
『これじゃぁぁ線路にぅ落ちても文句言えませんねぇぇ』
暗いホームの下から、血まみれの手が這い上がり、足首に掴みかかる。
そしてそのまま――

電車がホームに入ってきた。
複数の手に支えられた俺の体は風圧に揺らぐ事も無い。
俺の前でドアが開き、そして、俺は電車内へ押し込められた。
閉まるドアの向こう側に立っていたのは、駅員の格好をした骸骨だった。

終点まで気絶してました。
飲みすぎには注意です。
最終更新:2011年03月06日 08:02