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同居人が幽霊に取り憑かれた。
当人は霊感ゼロだから取り憑かれた感じがしない、と思っている。

「暑いよなぁ。まだ五月なのにさー」
ぶつぶつ文句を言っているそいつの袖を、幽霊がそぉっとつまんだ。
「…なんか涼しくなった…?」
不思議そうに首を捻ったものの、快適になったと機嫌良くなる同居人。
それを見て嬉しそうにしていたくせに、こっちの視線に気が付いた途端ズササーっっと距離を開け、必死にそ知らぬ顔をする幽霊。


俺に実害ないし放っとこうと思う。
最終更新:2011年03月06日 08:40