14 名前:
◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:35:56.08 ID:pl6c+dR80
さてさて、今日は度重なる短編というのも味気ないと思っていたので主要キャラクターを集めた簡単な討論会を 行いたいと思う。一人一人ずつだと大変面倒なので自分が主要キャラクターをピックアップしていきたいと思うので あしからず。進行は作者である◆Zsc8I5zA3U?が執り行わせて貰う。
まずは常に孤独一辺倒、血に飢えた狂犬と呼ばれ数々の伝説を残してきた人物・・幸か不幸か女体化によって 色々変わった相良 聖!
「ちょっと待て!! 俺はこれでも昔よりかは御しとやかになったつもりだ!!!」
「おいおい、折角紹介してくれたんだからちょっとは落ち着けよ」
「てめぇは黙ってろ!! おい、そこのところはどうなんだよ!!」
でも色々と変わってきたのは事実じゃないか? 別にそれが悪いとは誰も言ってはいない、ちゃんとお前自身の ことはしっかりと尊重はするから気を悪くはしないでくれ。
15 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:36:41.01 ID:pl6c+dR80
「・・わかったよ。でも何かてめぇに言われると反論できないもんだ」
解ってくれて何よりだ。では続けよう、次も先の男時代の相良 聖と名を二分した伝説の不良! 通称殺戮の天使・・容姿、才能共に完璧と言える存在だがちょっと性格がどこか抜けている。しかし聖に対する 熱い想いは誰にも負けないと自負している憎めない男、中野 翔!
「おい!! あいつみたいに紹介に関してはケチつけるつもりはないが性格が抜けているとはどういう事だ!!!」
「お前らしい説明じゃないか」
「あのなぁ・・まぁ、一応説明はしてくれ」
説明も何も誰だってそう感じていると俺は思うぞ、少なくとも俺はそう感じた。でもお前はちゃんと心の奥底から 信頼できる人間がいるし頼れる人物もいる、周りから見たら涎が飛び出るほど幸せすぎる名誉だぞ?
16 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:37:46.16 ID:pl6c+dR80
「確かに・・」
「ま、お前は俺がいないと何にも出来ないからな!!」
「お前だってそうだろ!」
「何を!! お、俺は別にお前が居なくたって・・」
見せつけてくれるのは結構だが他所でやってくれ。さて次、大人の風貌で悩める仔羊達を本来あるべき方向へ誘う 保健室の先生。その強さとは裏腹に脆さを兼ね備える感じは人としての本質を揺るがすもの・・暴走族の総長をして いた過去の己と必死に向き合い、人の痛さを身を持って知る人格者・・春日 礼子! またの名を礼子先生!!
「・・どうも」
「「れ、礼子先生!!!」」
「一応、出席してみたわ。面白そうだしね」
「まさか礼子先生がいたなんて・・」
「でもよ、礼子先生よくあんな説明されて怒らなかったな」
「別に自分の事をどう見られたって考えたら切がないでしょ? だから好きに言わせれば良いのよ」
スムーズに話が進めて何よりだ、流石に色々な事を肌から経験している人間は違うな。
17 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:38:49.19 ID:pl6c+dR80
「別に普通に考えたら解ることよ? あ、それとここって喫煙は大丈夫なの」
自由にしてくれて構わないあくまでも討論会だからな、気を楽にしてくれた方がこっちとしてはやり易いんだよ。 さて次は・・大富豪夫婦で片方はあらゆる方面の企業を束ねて今や世界的に有名な大企業のトップ、平塚 明人! そして方や様々な舞台や映画のスクリーンを常に独占しつつも私生活では2児の母、変わらぬ内に秘めた熱い 想いを輝かし続ける大女優、平塚 沙織!
「さて、先ほどの紹介に預かった平塚 明人だ」
「何硬くなっているんだ? 別に誰か居るわけでもないだろ」
「一種の職業症だ」
さて2人ともここに来た感想はどうだ?
18 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:39:10.49 ID:pl6c+dR80
「なぜ子供達がここに居ない? 時系列で言えば俺達よりもあっちが先だったような気もするが」
まぁ、俺が独自に選んだ主要キャラでの討論って感じでやらせてもらっているからな。色々考えた結果子供達よりも あんた達の方が適任と判断したわけだ、それにまだ若い連中が沢山いるから大人の比率を伸ばさないと収拾かつき 難い場合が多いだろ?
それに心配しなくてもあんたの子供達は別の場所で待機して貰っている。
「別の場所だと? それはどういう・・」
「まぁ、落ち着け。せっかく私達が呼ばれたんだから少しは楽しまないと損だぞ、それに子供達だって 今頃は何かしているに違いないさ」
「・・そうだな」
主要メンバーが揃ったところで始めるとしよう。
19 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:40:10.68 ID:pl6c+dR80
さぁ、全員が揃って貰ったところで・・
聖「ちょっと待った!! 討論って言ったって何始めるんだよ?」
翔「確かにこういったのは予め主催者が議題かなんかを決めて置くのが普通だな。それにこの書き方は一体何なんだ!!」
メンバーが結構な人数だったんでいつもとは別に会話文を簡略化させて貰った。 もっとも、うまい作者さんなら互いの個性をうまく組み合わせて会話を繋げあってやるもんなんだが不本意ではあるが こういった方法でお前達を表現するのが俺の限界だ。
まぁ、俺の作者の力など高が知れているので早速議題の方に移るが・・何そんな難しいもんじゃない、今までの話の 中に腐るほど出てきた女体化についてだ。
聖「何だよ、女体化か~!! 何ら捻りもないな」
礼子「それに討論なんて言っているけど、本心は今までのまとめって感じで進めたいようね?」
聖「おいおい、そんなちっぽけな頭でよく俺達の事を知ったように書けるよな~」
翔「まぁ、仕切り上手じゃないってことは証明されたな」
仕切るのがダメで悪かったな、俺は元々こんな人間だ。・・さてここで女体化している3人に聞きたい、今自分の女体化に 関してはどう思っているんだ?
20 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:41:54.26 ID:pl6c+dR80
聖「そうだな・・俺はやっぱり未だに納得いかねぇ部分が多々ある! せっかく、あいつとの決着をつけようと思ったのに結果としてはこの様だからな・・男としては惨めなもんだぜ!!」
礼子「私も当時は似たような感覚だったわ・・」
沙織「・・私は上の2人とは違って何も感じていなかったな。まぁ、生い立ち次第って所か?」
なるほど、確かに3人の生い立ちはそれぞれ異なるな。聖は一般家庭、礼子は上流階級、沙織に関しては母子家庭だ。 では突然産まれたもう一つの感覚・・すなわち女の心についてだが、お前達はどのように思ったんだ?
21 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:42:19.81 ID:pl6c+dR80
礼子「私の場合は・・家がああだったから自分そのものが嫌で女体化してからそれに更に拍車が掛かったわね。 人にも散々裏切られて・・・挙句の果ては死んでしまうって感じになったわ」
沙織「・・昔感じたお前のあの黒い感情はそれが原因だったのか」
礼子「ああ。でも今は世の中にそれなりの張り合いは持てているし生活も順調している、あの頃は・・周りに言い訳を して自分に逃げていただけだったかもな」
沙織「私の場合はやはり世間体があったからだろうな、あまり打ち明ける事がなかったな。当時は法律がようやく 整って来た頃だったけど全体の認知が少なかった、だけども私は自分を否定しちゃ居なかったし何よりも・・周りに いてくれる人がいたからこそ乗り越えられた」
聖「俺はある日、男の頃の自分が出てきたな。そこから自分の中にあるもう一つの自分が分かってきたわけだが・・ それにあいつから告られたときからもう決着とかどうでもよくなったんだよな。さっきの2人とはスケール自体が違うけどな」
沙織「いや、それが普通だ。誰だって個々相応の悩みを抱えているものだ」
礼子「そうね」
ま、そこら辺は意見が別れるところだな。さて今度は男性陣に関してだが、お前らは女体化についてどう思っているんだ?
22 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:43:22.14 ID:pl6c+dR80
翔「そうだな・・」
平塚「俺は身内が2人も女体化したから、あまり抵抗感と言うかそういったものは感じなかったな」
翔「身内が女体化・・ですか?」
平塚「ああ、先も沙織が言ったように生い立ちに加えて後はそうだな・・価値観も重要だ」
翔「そういや、俺の場合は確か婆ちゃんが女体化経験者だったな。昔は女体化しただけでもかなり大変だったらしい」
礼子「そうね。私の親の世代は女体化って聞くと良い印象が余りなかったって聞いた事がある」
平塚「まぁ、俺は女体化がどうか以前にたまたま沙織が好きだったからこうなった・・って感じだな」
翔「俺も今はそんな感じだ。最初はあいつが女体化したって事に驚きはしたが、いざその姿を見てみると瞬時に 胸が熱くなったな。いわゆる一目惚れって奴なのかもな」
聖「お前にしたら、らくしくねぇ言葉だな」
翔「うるせぇ!!」
ほぅほぅ、色々と参考になる意見だ。こっちとしても色々とやり易くなるな、書いている俺が言うもんじゃないがお前達は こうして女体化した奴とこうして心から完全に繋がって結婚と言う形まで扱ぎつけているんだから凄いもんだな。
23 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:44:18.61 ID:pl6c+dR80
聖「・・何勝手に話をまとめてるんだ。この際だ、俺達の方から日頃から好き放題書いているてめぇに言いたい事を 言わせて貰おうか!!」
おいおい、ようやくなり崩し的ではあるが討論と言う形にこぎつけてるじゃないか? それに俺に言いたいことってあまりないはずじゃないのか・・
翔「悪いが、俺も少なからずあるな。礼子先生は?」
礼子「・・ある」
沙織「私も」
平塚「俺もだ・・」
聖「満員一致だな。さてまずは俺からだ、俺が言いたいのはお前の話そのものだ!!」
話そのものと言うと・・設定とかその辺りか?
聖「ああ! まず一つ、何で俺の成績が思いっきり下の方なんだ? 俺に愛着があるならもう少し中の上ぐらいにしやがれ!!!」
人間誰しも完璧じゃない、それに何かしらの欠点がなければ話も進まないし張り合いもないだろ? それにお前の場合は超美少女と言う観点で考えていたから成績が中の下ではなくかなり下と言うギャップが良くて 採用したんだ。
24 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:45:24.40 ID:pl6c+dR80
聖「あのなぁ! 人間は頭じゃ決め付けられねぇんだよ!!」
翔「まぁまぁ、最終的には俺と同じ大学に入れたんだからお前が優秀なのは証明されてるだろ。さて、今度は俺だが・・」
断る!! お前の場合は待遇や空回り的な部分に突いてだろ? 何かして穴があればその方が俺としては書き易いし 話としての部分が引き立っていいものだ、それに容姿端麗で成績優秀に性格も申し分もない・・そんな完璧人間だった ら逆に個性がなくて辛いだろ?
逆に今のような感じだったら考える手間も省けるし、何よりも個性が表に出ていいものだろ?
翔「じゃあ、俺がそう言った真面目で頭の良かった部分があったと言う表現はあったのか? 多分、今の奴らから見る俺の印象は妹に日記を簡単に隠しぬかれて単純なただの阿呆な馬鹿野郎じゃねぇか!!!」
確かにお前が優秀なのは俺も認めよう、文中にも成績優秀と表記しているのだからそれなりに頭の出来もいいのかも 知れない、バイトの合間を縫って聖の家庭教師も引き受けているわけだからな。だけどあくまでも成績ってのは一つの 基準に過ぎないものだ、成績が良い人間=優秀な人間とは限らない。
人間の絶対的な基準なんて存在しないわけだからな。
25 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:46:02.80 ID:pl6c+dR80
翔「なるほどな・・」
聖「だったらもう少しだけ俺達を美化してくれたっていいじゃねぇか!!」
ならお前達の理想はこうか? 互いの仲は常に以心伝心、自他共に認める超絶カップルで性格も頭脳も完璧、互いの干渉や役割を自然と理解して いて育児にも何ら不安なく予定通りに順調に育てている・・こんな感じか? そういったのが好きな奴には悪いが俺は 嫌だね、逆に淡々とし過ぎて機械的な作業は飽き飽きだ。それに何ら苦労がないとこっちとしても書いてていて面白く はないし、何よりも読者さんも見向きすらしてくれないだろうな。
翔「うっ・・なんか嫌だな」
聖「それに何かパッと言われると素直に喜べねぇ・・」
だろ? ま、これ以上言うと話が別の方向に脱線してしまうから後は当人同士で勝手に考えてくれ。 さて、次だが・・あんたの場合は何ら不満は内容に思えるが?
26 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:47:43.52 ID:pl6c+dR80 礼子「確かに今の自分の立場には問題ないわ。・・だけどな、後半の展開はなんなんだ!! あれじゃお涙頂戴の安っぽい三文小説じゃねぇか!!!!」
安っぽいとは失礼だな、あれでも俺にとっては苦肉の策だったんだぞ? それに他と差別化も・・
礼子「だったらもう少しだけスマートにすればいいだろ!! お蔭でこんな身体に・・」
???「だったら俺にも不満があるぞ!!」
お前は・・
礼子「て、撤兵・・」
徹子「俺の立場は何だ? 三角関係のもつれで身を引いて医者になってようやく恋人と結婚できて子供まで 産まれたにも拘らず、離婚とはどういう事だ!!!」
お前を呼んだ覚えはないのだが、まぁ説明しよう。 まずは礼子の方だがあれは現実感を持たせたかったのだ、ようやく結ばれて彼氏と半同棲生活となったのはいいが 経済的には心苦しかっただろ?
礼子「まぁ・・な。あの金にはあまり頼りたくはなかったし」
だから妊娠できてしまう環境や可能性は充分にあったわけだろ、それにあのまま子供を産んだからって幸せに出来る という自信はお前にはあったのか? それが出来ないとお前達自身は判断して結果的には流産と言う形に踏み切った わけだ、仮に俺が子供を産ませて書いたとしても絶対に幸せな結果は得られなかったと思う。 なぜならば互いに仕事をしていては家事と育児とのバランスが取りづらくなって終いにはそれらをずるずると引きこんで 最悪の場合は・・お互いは無論の事、子供はまともな幼少期を送れなかったと思うぞ?
その代わりと言っては何だがお前は死なせてしまった子供の分や自分のような人間にさせないために保健室の先生を 頑張っているのだろう?
28 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:49:05.85 ID:pl6c+dR80
礼子「ああ」
徹子「確かに、前に俺が代理出産を勧めたときは泰助共々断ってたな」
平塚「ま、それも一種の決断だな」
沙織「私達も似たような事がよくあったな。結婚するときとか・・」
平塚「そうだな」
徹子「でだ、俺についてはどうなんだ!!」
お前の場合は確かに微妙な立場かと思うが、その最大の功績としては様々な影響を与えた女体化を見事に撲滅した じゃないか? それに子供の様子を見れば育児だって順調に進んでいるようだし仕事だって順調にこなしている・・ キャリアウーマンとすれば最高だぞ。
徹子「だったら、何で離婚させたんだ! 普通に子供の事思っているんならさせねぇだろ」
そうか? だったら離婚した時に子供には性格の根底に何らかの歪みがあるはずだと思うが・・だけども見た限りでは それを確認できない。
礼子「まぁ、俺から見ても若菜は良い子だったな。だけどな俺達が言いたい事はそうじゃねぇ」
徹子「そうだ! 俺達には女の幸せが何一つねぇじゃぇか!!!!」
女の幸せか・・確かにそこら辺はあるかないかは俺でもよく解らないな。 だけどもお前達には代わらぬ友情があるじゃないか? 普通は他人と付き合う上ではそれなりのやり方を駆使したと してもあまり続くもんではない、だけどもお前達は昔と何ら変わらぬ友情を今ここで見せてくれている。
それだけでも充分に幸せなことだと判断できるぞ。
29 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:50:39.08 ID:pl6c+dR80
聖「ああ、俺でも解る。礼子先生は俺達に色々な事を教えてくれるのもそれなりの経験があるからこそだ」
翔「それに俺達とは違って様々な痛みを身を持って知ってそれを助け合って乗り越えているんだから並の人間じゃ 到底出来ないぜ」
だそうだ、2人とも互いにもう良い歳だから自分達でも解っているんだろ?
撤兵「まぁな」
礼子「じゃなきゃ、今こうして世の中で生きていけれてない」
撤兵「さて、言いたい事も言ったし俺はそろそろ帰ぇるわ。んじゃな」
やれやれ、そして最後の夫婦だが・・言いたい事が解っているが一応聞いてやるか、特に旦那の方。
30 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:51:27.77 ID:pl6c+dR80
平塚「俺は先の人とは違って待遇にも不満はないし、文句はない。ただ・・」
沙織「・・総合的に出番が少ないんだろ? お前はああ見えて目立ちたがり屋だからな」
平塚「さ、沙織・・それを先に言うな」
まぁ、お前の場合は社長と言っても大企業だ。行動にも限りはあるし引っ張っても限りがある、その代わりと言っては 何だが昔の時の話を書いてやっているだろ?
平塚「いくら思い出話と言っても、現在の傾向を・・」
???「待った!! 親父には悪いが俺も言わせて貰う!!!」
???「兄貴、落ち着いて落ち着いて」
- またか、お前達はずっと後から出てくるように打ち合わせしたじゃないか。 まぁ、さっきのような事もあるしこの際だからまとめて聞いてやるよ。
慶太「それは有難い。俺の不満は唯一つ!! この性格についてだ、いくらなんでも親父寄り過ぎるだろ? もう少しは母さんの部分も出してくれたっていいじゃないか」
親子と言うのは似たり寄ったりのものだ、何でも両方の部分が受け継がれているとは言い難い。 アンバランスなのもまたいいだろう?
31 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:52:34.87 ID:pl6c+dR80
慶太「まぁ・・確かにそうだが、來夢が親父の部分を出しているように俺にももう少しは母さんの部分を出してくれ!! それと後はもう少し出番を増やしてくれてもいいじゃねぇか!!!」
來夢「すみません、兄貴がお見苦しい部分を・・父さんもそう落ち込まないで」
平塚(俺はそこまで悩ませる性格なのか・・)
父親の方もそう落ち込むな、息子の方もちゃんと個性が出ていていいじゃないか。今付き合っている彼女だって 母親とは正反対の性格だぞ? それでもかなりうまく言っていると言う事は親父とは別だって言うことだ。 そして出番の方だが・・そこそこは与えているつもりだ、ただアメリカと言う設定だから俺もあまり解らない部分が あるから多くが空想に頼りきっていると言う部分があるからな。これでもお前達の話を書く場合は事前に調べてから やっているつもりではあるが・・
慶太「無理だと解っているなら変えればいいじゃないか!!」
別にいいじゃないか、それに海外で暮らしていると言うことで俺の中のマンネリ化は防げた意味もあったからな。
慶太「だけどな・・」
來夢「兄貴、こうして書いて貰っていて覚えてくれているだけでも光栄じゃないか。 まぁ、僕の場合は設定があれだからってのもあるかもしれないけど・・」
まさか弟の方にフォローして貰うとは思わなかったが、その通りだ。それに兄貴の方も家族思いで自身が充実している のにも関わらず常に彼女と一緒に弟を見守ってやっているじゃないか、充実している人間っているのは案外周りが 見え難いものだしな。それもお前の個性として見受けているが・・
32 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:55:14.75 ID:pl6c+dR80
沙織「まぁ、慶太を産んだときは本当に嬉しかったな。 最初の子供って言うのもあるが、とにかくあいつにそっくりだったのが覚えている。來夢のほうは仕草があいつに 似ていて可愛かったのも覚えている」
慶太「母さん・・」
來夢「さて行こうか。僕達は本来サプライズゲストのつもりで登場したわけだし」
慶太「そうだな、俺も自分自身の事が好きになった気がする。父さんには感謝しているよ」
平塚「そうか」
聖「何か、親子らしいと言うか親子らしくないと言うか・・」
翔「そうか? あいつらはちゃんと家族してるじゃねぇか」
沙織「お前達2人も仲がいいじゃないか? はねっかえりがあって逆に羨ましく感じるぞ」
聖「おっ!! 俺達の事をこうして世界的な大女優に褒められるなんて嬉しいぜ!!!」
翔「ああ、テレビで写るより光栄だ」
さて、父親の方は自己解決したようだが・・奥さんの方は何だ? 正直あんたが一番思い当たる節がないんだが・・
33 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:55:59.39 ID:pl6c+dR80
沙織「・・もう少し親らしくしては貰えないか? いくら私達が仕事で家を抜けることが多いとは言えあまりにも親とは 呼べない」
平塚「沙織・・」
沙織「子供達も私の立場を重々に認めてくれて私達を親として認識してくれている。だけどな・・」
その確かな証明が欲しいのか。
沙織「ああ」
証明ね・・充分あると俺は思うぞ、先も言ったように人の価値観は1人違えばまた1人違う。本当にあの子供達が あんたらが親として不十分として判断したのだったら何も言わずしてさっさと金を持ち出して家から出ているはずだ。
さてここで周りから聞くがあの2人は本気でこの両親を親として認めていると思うか?
34 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:56:40.72 ID:pl6c+dR80
翔「俺は認めていると思うね、言葉が自然だ。それにさっきだって俺達に充分に家族として見せつけてくれた」
聖「ああ、何よりもあんたらの存在を確認すると落ち着いていて安心を感じているようだったな」
沙織「しかし、それでは・・」
礼子「お前が心配しなくともあの2人はお前達を親だと認めている。 その証拠にあんたらを見ていると表情が活き活きとしてて純粋に親と会って楽しんでいる子供の姿だった。
俺には親と出会っても到底出来ないだろうな・・」
沙織「・・そうか」
平塚「俺達の見えないところであいつらはしっかりと成長しているんだよ。ただこの目で見れなかったことが 少し残念なところだが」
翔「それにしても礼子先生は流石に意見が大人だな」
聖「格の差ってのを感じるな」
礼子「伊達に保健室の先生やっているわけじゃないからね」
さて、それぞれの不安もある程度は解消されたようだな。いい頃合だしここで・・
聖「ま、いい誤魔化しにはなったよな」
翔「俺達とは違って肝心なところを余り出せないようだしな」
な、何を言っている! これでも俺は・・
35 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:57:57.47 ID:pl6c+dR80
平塚「慌てているのが怪しいところだな。ま、俺達の生みの親であるお前は弱みを見せまいと変なプライドが働いて いるようだしな」
沙織「本当は討論会でも今まで出してきた作品のまとめでもないわけだろ?」
あのな、一応自分で考えた記念としても兼ねているし俺も今まで出してきたキャラの共演も見たかったからそれで・・
36 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:59:02.42 ID:pl6c+dR80
礼子「・・本心は今まで培ったものがなくなったのによるネタ切れでしょ?」
―――ッッッ!!!!!!!!!!!
聖「黙っているようだと・・」
翔「図星のようだな」
まぁ・・そう言う事にしてやる。さて本当に場数も少なくなってきたし今日の所はここで終了だ。 だが最後に言わせてくれ・・俺はお前達を世に出して後悔もしていないし何よりもお前達の生活をこうして書くのが 面白いし大好きだ。
掲載していた頃は技術不足による指摘や罵倒を覚悟の上だったのだが、見てくれている人は純粋に俺の作品に 感想を述べてくれていたのは喜びにも代えがたい名誉であり栄光だ。本当は俺のような一作者が作ったキャラに 過ぎない人のに幸運にも他作者の方々のお話にもクロスさせていただいている。
聖「てめぇの場合は無断で出したり味を占めて強引に押し付けたりしているのが殆どじゃねぇか」
沙織「しかもその度に天狗になっている節も多々見受けられるな」
まぁ、否定はしないさ。もしかしたら俺の名前を見た瞬間に反吐が出るのを怖れていた事もある、だけども読者の 方々は俺の作品を真剣に見て受け止めてくれているからそういった考え自体が読者さんに失礼だと当たった。 お前達のお蔭で俺自身の中身が良い風に変わってきたのもまた事実だ。
翔「開き直ったな。ま、それでこそ俺達の生みの親・・って訳だけどな」
そう言って頂けると有難い。
37 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:59:24.53 ID:pl6c+dR80
聖「さて、てめぇも本心を曝け出したわけだし・・最後に皆で一言言うか!!」
翔「そうだな」
礼子「良い考えね」
沙織「ああ」
平塚「今までは一部分でしか言えなかったからな」
進行役を無視するな。ま、これもいい機会だな。順番にどうぞ・・
38 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 20:59:53.05 ID:pl6c+dR80
聖「俺達の活躍を見てくれてありがとよ!! これからも何かやらかすかも知れねぇけど、楽しく見守ってくれ!!!」
翔「楽しく見てくれてありがとうな! いつもこんな風だが俺は俺を貫いて見せる!! そいつは作者次第だけどたまには反抗してやるぜ!!!」
礼子「こんな俺だがためになっているなら嬉しい限りだ! 過去と未来・・そいつは俺達が決めて突き進む!!!」
平塚「沙織と結婚して子供が生まれて父親になった・・それをいつも見てくれた皆の存在が心強く感じる。 これからもささやかな応援を頼む」
沙織「作者の不足が多々あったと思うが私の存在が皆に伝わってくれていると思う。 この先の私達家族の活動を楽しみにしてくれ」
41 名前: ◆Zsc8I5zA3U? 投稿日: 2008/06/13(金) 21:00:40.71 ID:pl6c+dR80
よし全員言ったな。なお、この事は記憶からデリートさせて貰うのでお前達はこの場所で行った事を覚えていないだろう。 いいな?
全員「「「「「それはあんた次第だ」」」」」
結構だ。
- さて、自分からも一言。今まで◆Zsc8I5zA3U?として投下して来た作品を見てくれるスレの皆様には言葉では 言い表せないほどの感謝とお礼を感じています。まとめの項目にも載せていただて身に余る光栄といつも思いながら スレの皆様を心から喜ばせるような作品を書き続ける事が恩返しと自分なりに思っています。 いつもwktkや乙!!っと言われるコメントがここまで大きいとは思いも寄りませんでしたし、話を書く事の楽しさや 素晴らしさを認識させて貰えて嬉しく感じています。
今の自分の名前や作品があるのも他ならぬスレの皆様のお蔭と言っても過言ではございません、重ね重ねながら お礼と感謝の意を込めてこれからも自分のペースで書き続けようと思います。
今日も見てくれてありがとさんでしたwwwww
最終更新:2008年09月17日 20:42