[26] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 09:51:24.76 ID:17tmr/Kn0
前スレの続きなのだが、落ちているから最初から載せていく
カウンセラー中村の調査簿
NO02 流 栄 16歳 放送部及び水泳部員 女→男 転換30日目
NO03 流 町 16歳 漫画研究会部員 女→男 転換同30日目
但し、双卵性双生児
俺がこの学校にきた初日に転換してしまった生徒だ
それから、テンヤワンヤあったが気付けばもう五月である
彼女、いや彼らは双卵性双生児である このケースは日本では
今まで ほんの3例しかない、非常に貴重な存在である
正直、こんな貴重な事に遭遇するとはおもってはいなかった
まあ、初日からあんな目にあったわけだから 神様のお詫びではないかと
捉えている 彼ら二人は双生児でありながら、全く二人とも似ていない
性格から何までほとんど正反対、栄君は体育会系でスポーツ特待生である
のに対し、町君は修学特待生であり また、オタク系である
まあ、双卵性っていうこともあるが実に特殊である
[27] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 09:52:04.81 ID:17tmr/Kn0
ここでカウンセラーの業務を話すが基本的に待つことが仕事である
だから、カウンセラーは別に専門の教科を受け持ち 通常時は普通の教員だ
ただ、性転換症が発症してしまった生徒が現れると急に忙しくなる
まず、初日 二日目は学校、父母、または直接 生徒からの連絡を受け
転換症者の体が完全に転換してしまった事実を確認しにいかねばならない
その際 頭髪、爪など転換症者の肉体的標本及び、基礎情報を記載し
転換発症から一週間内に厚生労働省に送付せねばならない事が義務付けられており
そうせねば、戸籍の変更及び転換症者のための特例が受けられない事となっている。
特例というのは警察事件予防のため、学校の変更及び住所の変更する際の
引っ越し費用、敷金礼金、国公立その他県立学校の変更は無償である。
それに国民年金とは別に性転換症者特別措置費が足される
その他、もろもろを上げていけば何点かあるが非常に優遇されていて
わざとワクチンを打たないなんていう馬鹿な父母の事件が過去あったが
今は刑法上、処罰され最低でも懲役五年以上の重い刑罰となっている
[28] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 09:55:09.75 ID:17tmr/Kn0
それで、一週間内に厚生労働省に送付した後は徹底的に生徒のカウンセリングで
ほとんどの時間が費やされる
生徒が自暴自棄にならないようにや、うつ病等が発生しないように
生徒からの信頼を獲得することが第一の業務となる
また、転換してから10日目、20日目、30日目と発症してから
最初の一か月は10日に一回、必ず転換症者の家に訪問し
生徒への問診、部屋等の状態、家庭の状態、しっかり転換した事実を受け止めているか
など、諸事を確認せねばならない事となっている
一か月が過ぎて、45日目には教育委員会の人間が生徒に直接面会し
現在の性を完全に受け入れているかを調査しにくる
そこで、まずい状態になっていたら 再研修の烙印を押されることとなる
それが故に、俺らはいつ日頃安らぐことなく ピリピリした毎日を過ごす
性転換症カウンセラーは胃薬や整腸剤がないとやっていけないと言われている
でも、俺は肉体が肉体であるから そんなものを使う必要がないのが救いである
[29] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 09:56:25.21 ID:17tmr/Kn0
ただ、この一か月は転換症者が熊田君と流姉妹の三人で
熊田君のことが終われば、流姉妹のことが出てきて、姉妹が終わったら、また熊田君で…
ほんと~に忙しかったが今日、流姉妹の自宅に訪問したら 一通りの仕事が終わる
これで少しは緊張感が和らぐ、そうだ今日サウナにでもいって
たまにはゆったりと過ごすか~、なんて呑気に今日1日中考えていた
[30] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 09:56:43.22 ID:17tmr/Kn0
5時限が終了して、俺はこの後の時限には政経の授業がないので
カウンセリング室に戻り、流姉妹の授業が終わるのをゆっくり待とうと考えていた
「中村せんせっ!」呼ばれたかと思って、ふと振り向くと栄さんがいた
栄さん改め栄次郎君はまだ季節が季節でないのでそこまで色が黒くはないが
健康な一男児である、まあ彼も一月前女性だったとは全然思えないほど
男という性別に慣れたのかもしれない
「やあ、栄次郎君 その元気な返事を見るとその体に慣れたようだね」
と、尋ねると 「まあな、最初はどうしようなんて戸惑いまくってたが
先生のカウンセリングと毎日この体を見ていれば 流石に馬鹿でも慣れるし
前よりも筋肉の付き方や速さが男になって上がったんで逆に感謝すらしています」
と明るく高笑いして、笑いがおさまると「先生、今日ウチにくるんだっけ?」
「ええ、最後の訪問ですね 部屋とかは綺麗に整頓されていますかな?」
と切り返すと 頭を掻きながら「やべぇやべぇ、部屋をきれいにしねえと
また先生に文句言われるからな サッサと帰って整頓しとくか~
じゃ、先生またな!」と手と肘でビッと上げると階段を下りて行った
[31] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 09:57:14.84 ID:17tmr/Kn0
スポーツ科の生徒は5時限でほとんど毎日の授業が終わる
それよりも、スポーツして学校を有名にしてほしいという魂胆があるんだろうが
逆に町さん改め源君は国公立科の生徒なので7時限、へたしたら8時限ある日がある
今日は7時限までだったので夕焼けが綺麗に映る時間には授業が終わった
7時限終了の鐘がなり15分ほどすると、タッタッタッと廊下を走る音が
どんどん大きくなっていき、ガラっとカウンセリング室の部屋が開くと
息せき走ってきた、源君が入ってきて そのまま、ソファアにドタァン大きな音を立てて
倒れこんだ 「流君、ここの部屋は君の私物じゃないんだから ソファアにねっ転がるんじゃない」
というと、顔をあげて軽くにやつきながら「そんなこと小学生に言われたくないなぁ」
とニヤニヤしながら皮肉そうにいった 少しムッときたが冷静に
「まあ、君がこの部屋に来たということは授業が終わったということだから
君の家に行くとしますかね」と鞄を持って、窓を閉めて閉所作業を始めた
「え~!?折角、走ってきたんだから少しは休ませてくれよ」と
「駄目駄目、先生も用事があるんだから いくよ!」というと
渋々そうに「わかったよ、ったく 何が悲しくて小学生に…」
とブツブツいいながら、閉所作業を手伝ってくれた
源君は少しつり目ではあるが、顔のバランス、配置が非常に良く、所謂美男ってやつだ
転換した元男女は傾向として、ほぼ100%美男美女に変化する
彼、彼女らの一生の道筋が大幅に変化してしまうわけだから 対価といえるかもしれない
[32] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 09:57:41.67 ID:17tmr/Kn0
流姉妹、改め流兄弟は姉と兄が一人ずついて 総計6人家族である
学校からはすぐの場所に住んでいて、歩いて10分で普通の一軒やより少し大きな家である
流君の家の前に着くと「先生、少し待って 今、持っている鍵であけるから」
で、ドアに二つ鍵を差し込み上を左に下を右に回すと大きくガチャっと音を立てて開いた
「じゃあ、先生どうぞ」というとドアを開けると栄次郎君が出迎えてくれた
だけど、両親がいない 気になって栄次郎君に聞くと
「両親はこのゴールデンウィークを利用して、旅行しにいきましたよ
それについさっき、兄が会社から帰ってきたけど 当分ひきこもり生活を謳歌するんではないとか思います
後、姉さんは飲み会で午前様ではないかな…。あの人、のんべだから」
ということは、今いるのは兄弟と大兄さんの三人だけである 両親がいないのは想定してなかった
本来なら、保護者がいる状態で訪問するのが一番良いのだが… 「お兄さんは?」
と栄次郎君に聞くと「いや、兄貴は一回引きこもってしまうと当分部屋からは出てこないから…」
それでは仕方がない、ご両親がいない状態で経過確認を行っても 報告書として送付できない
報告書には必ず両親か年上の兄姉の認印が押印していなければならないからである
[33] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 09:58:06.05 ID:17tmr/Kn0
「仕方がないね、じゃあご両親が御在宅の際にまた訪問するから 今日はこのまま失礼するよ」
と、帰ろうとすると「先生、姉が帰ってくると思って 晩飯を作ってしまったんで食って行ってくださいよ」
と栄次郎君に引き留められた 「まあ、弟がそう言っているんで 食って行ってくれないですかね?
そのあと、用事があるとかいってたけど どうせ、大した用事じゃないんでしょ?」
と、栄次郎君と源君は俺のことをじっと見ている… まあ、たまにはいいかと自分を無理やり説得し
「では、ご相伴でも預かりましょうかね」と、靴を脱いで流君の家にあがった
[34] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 09:58:47.43 ID:17tmr/Kn0
今日の献立は大盛りの野菜炒めとご飯それに色々と野菜の入った味噌汁に白菜の浅漬け
完全な男料理ではあったが、なかなか旨かった でも、ふと思ったのだがテーブルには大兄さんの分がない
「大兄さんはどこで夕飯をいただくのかな?」と何気なく源君に尋ねると
「ああ、あの馬鹿兄貴は自分の部屋で食べるんですよ でも、取りには来ないので弟が部屋の前に置いておくんです」
と、どうでもよさそうに言った 夕飯が食べ終わると栄次郎君がコーヒーを出してくれた
栄次郎君は俺にコーヒーを出すと台所で食器を洗っている、源君は俺の前の椅子に座って本を読んでいた
俺がゆっくりと何口かコーヒーを飲むと気付けば、源君が俺の事をジッ―とみている
「源君、先生の顔に何かついているのかな?」と聞くとテーブルに肘をついて、イヤにニヤつきながら
「先生って、可愛いよね」と小さく言った 聞いた瞬間、口に含んでいた少しのコーヒーを吹きそうになってしまった
ゴフッゲフッと 俺が咳込んでいると 続けて「本当に先生って可愛いよね、最初見たとき これが教師かよと
思っていたけど、こんないじらしい姿をした教師なんかいてもいいよなと最近思えるようになってきた
後いつも、思ってはいたんだけど その変な眼鏡をしていなかったら… より可愛いと思うんだけどね
それに先生は28だから、悪戯してもほとんど犯罪にはならないんだよね 逆に先生の方が犯罪になるんじゃないかな…」
と小さく俺に言うとジィーと俺の方を見ている
正直、無理 無理 まじ無理 天と地がひっくり返ろうが何しようが無理!その手の趣味は俺にはない!
身の危険を感じて、席を立とうとした瞬間 突然、強烈な睡魔に襲われそのまま床に倒れこんでしまった
「流石だな兄者」「ああ、こんな簡単に嵌めることができるとは思ってもいなかったよ」
「でも、水溶性の睡眠薬が結構 効果があるとは思ってもなかった」「体が子供だからだろうな」「………」
段々、意識が遠のいていくと兄弟が何を話しているのかがわからなくなっていった
[35] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 10:00:21.49 ID:17tmr/Kn0
……………、ふと目が覚めると俺はベッドの上で横になっているのに気づいた
起き上がろうとすると、両手首に手錠みたいなものがかかっていて その手錠の縄の部分がベッドの端の方にキツク
結んであり、体は起き上がれるが立つことはできない状態にあった また、眼鏡がない これは非常にまずい展開だ
服は…? 「ッテ、なんじゃこりゃあぁぁ!?」 上下が小学生の女子用体操着しかも、頭には何か耳が付いている…
とりあえず、洒落にならない状況に陥っているのは間違いないだろう
「おっ、兄者 先生が起きたみたいだ」「ああ、弟者 起きたようだな」とベッドの横で声がした
声に気付いて 彼らの目を見ないよう逸らした、それは前回も説明したが
性転換症者の元男女関係なく、俺の目を見ると強烈な性的欲求が生じるらしく 医学的に説明がつかない事らしい
「弟者よ 俺の選択は間違っていないというより正しかっただろ?」「兄者の判断は実に的確だな」
と淡々と二人で会話しているのが頭にきて「ったく、お前らこれはどういうことだ!」と声を張り上げたが
兄の源君は鼻で笑いながら「少しは感謝してもらいたいですね、この弟は先生が寝ている間に手出ししようとしたんですよ?
それを先生が完全に寝ている状態で色々しても意識がないからつまらないといってやめさせたのだから、
少しは感謝してもらいたいものです、ただ若干 着せ替えはしましたがね」と言いながら
[36] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/04(金) 10:01:47.56 ID:17tmr/Kn0
兄弟は俺を上から下へとなめまわすように見ている 正直、九割九分九厘詰んでいる状態である
こういう、事件例があることは知ってはいたが まさか自分がこんな目に合うとは毛頭も思ってなかった
「おいおい兄者だって 着替えさせている間、キスしたりとか太ももを舐めたりとかしていたのによく人の事いえるなぁ」
「弟者も兄者がするなら、俺も と言って 俺が先生にしたようなことをしてただろうが他人面するな」
「うん?元々、この事を最初に提案したのは兄者だろ?俺は最初から、反対だったぜ」
「そういって、先生を抱きかかえてベッドに運びおわったと同時に 襲おうとした馬鹿は誰かな?」
「なにを……」と口論を始めたと思ったら、いつの間にかドタバタの喧嘩が始まっていた
ドタバタドタバタ二人が喧嘩をしていると、おもむろにドアがガチャっと開いた
開くとそこには………
続く
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/05(土) 13:18:16.08 ID:EyUyRWgz0
「馬鹿兄弟、今帰ったぞ…。って、あんた達何やっているのよ!」
その声に、兄弟は即座に喧嘩を止めると声のある方向を向いた 多分、彼らの姉だろう
確かに、何やっているんだと言われてしまえば 何されそうです、という状況である
「少女を拉致して、こんな格好させて… 本当に何考えているのよ!」と、女性が叫ぶと
兄弟を滅多打ちにした、殴る蹴る殴る蹴る…………… 本物の鬼だ……
フルボッコ省略
兄弟二人が気絶するほどボッコボコにされると、彼女は血塗られた手で俺の両手首を拘束している
バチンっ と手錠を引き千切った ちょっと待て、この手錠鋼鉄製ではないのか?なぜ、引きちぎれるんだ?
と考えている間に「ごめんなさい、本当にごめんなさい… 兄弟があなたに馬鹿な事をしてしまって」
涙目で俺に言うと 俺はベッドから起き上がって、女性の方を見ながら
「いいえ、蚊に刺された程度にしか考えていないので謝る必要はありません
それに、自分は転換症カウンセラーなのでどのような事態でも覚悟しているわけですからね
最後に自分は少女でも少年でもないです、列記とした28歳の男です!」と強く言うと
彼女は涙目ながら、ポカンと口を半開きにして俺を見ている まあ、女子用の体操服を着 それに耳が付いている姿で
どうみても、小学生の少女にしか見えない28歳のおっさんなんているわけがない
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/05(土) 13:18:59.78 ID:EyUyRWgz0
「ええっと…、もしかしてカウンセラーの先生ですか?」と、戸惑いながら女性が聞くと俺は
「そうです!こんな格好では何なのでどっかに自分の元々の服があるはずなので探してもらえますか?」
そう彼女に言うと、「わかりました」といって この兄弟がどこかに置いたスーツを探しにいった
彼女が部屋から出ていくと虫の息状態の兄弟が横たわっている
一応、姉によるフルボッコで彼らの全身の骨が折れていないか確認すると 骨はどこも折れてはいなかった
少し部屋で待っているとお姉さんがどこに置かれていたのか分らないがきていた服を持ってきてくれた
俺は彼らの姉さんが持ってきた自分の服を取ってすぐに着替えようとした、さっさとこの情けない恰好から解放されたい
と考えていたら 非常に重大な事に気がついた 眼鏡がない!
「すいませんが、眼鏡はなかったですか?」と尋ねると、お姉さんは顔を横に振った
俺が参ったなぁ、という顔をすると「強制的に起こして、自白させますか?」とニッコリ笑顔で俺に聞いたので
「いやいや、とどめは…」と俺が言うと お姉さんは残念そうに下を向いた 実に、怖い人だ
眼鏡がないと…、もしこのまま外に出て人と目が合った際にその人が性転換してしまった人間なら ほぼテロ状態になる
それは非常にまずい そう、俺が悩んでいるとお姉さんが
「先生、どうせですからお風呂入っていきますか?この兄弟に何されたかわかったものではないので…」
と心配そうに俺を見ている 奴ら、俺を舐めまわしたとかいってたような「そうですね、御借りいたします」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/05(土) 13:19:31.81 ID:EyUyRWgz0
お姉さんが俺を風呂場まで案内すると、「じゃあ、着替えはここに タオルはここに掛けておきますのでごゆっくり」
といって、ドアを静かに閉めた この体操着を脱ぐと体全体になにをしたかわからないが赤くなっている部分が散らばっていた
風呂場の鏡を見るとよりそれが様々なところに付いているのがわかった、「あいつら、俺が寝ているからといって」
独り言を呟くと俺は体を湯船へと沈めた、さて今日の事は報告書上でなんと書くか
事実を書いてしまえば事件になってしまうだろうし といっても、俺の胸三寸に納めておけば終わる類でもない
彼らのこの先の一生がかかっているのである、下手には書けない…
そう考えると非常に重く感じた、まあ何もなかった 何も知らなかった それでいこう
湯船から出て、体を洗おうとした時 風呂場のドアが開いて、なぜかお姉さんが出てきた
「先生♪体、お流しますね」 そうですか、あなたもそういう癖があるんですか 若干はまともだと信じていたのですが
まあ、手錠を手で引き裂いた時点であまりまともではないと思ってはいましたがそれもあるんかよ…
と言いたいところではあったが飲み込んで「いや、自分は一人で…」と俯き加減に言うと
「かっ、可愛い!」と半端ない力で俺をギュゥゥゥと抱きしめた、丁度胸のあたりに顔があたってはいるのは嬉しくあるが
それよりも、あまりにも強すぎて痛い いや、死ねる 「痛い痛い痛い痛いぃ!」と絶叫しても
お姉さんの胸に声が吸収され 聞こえないらしい、むしろ歓喜の声に聞こえたのかもっと強い力で俺を抱きしめてくる
「ぎゃぁぁぁぁぁあああ」と叫んでも聞こえない その瞬間頭からフツッと音がして目の前が真っ暗になった
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/06(日) 23:55:10.20 ID:KY8ZzVR50
兄フラグの場合
「おい!馬鹿姉妹うるせぇぞ! せっかく、人が久々にフォルダ整理をしているのに集中できねえぇだろうが!」
その声に流姉妹改め兄弟はドアの方向を向いた、どうやら彼らが言ってた大兄みたいだ
「って、どうしたんだその子は?こんな可愛い女の子を拉致して、手錠につないでいるとは非常にけしからん!だから、混ぜろ」
おいおい、混ぜろって どこをどう考えればそういう判断ができるんだ?と思ったが栄一郎君が
「いや、大兄 この子は女の子じゃないよ 男の子だよ」と言うと、大兄がハァ?と顔をすると
「おいおい、こんな可愛い子が男の子な訳ないだろ?そんなのは二次の準にゃんとか鰤タンぐらいしかいるわけがないだろう」
と鼻で笑いながら言うと栄一郎君は俺のはかせていた下のズボンをおもむろに下げた、下げると俺の愚息が丸見え状態になった
「ちょっと、下げるなよ馬鹿!」と罵るも聞こえない 「なっ、男の子だろ」と栄一郎が言うと大兄は
「まっ、まさか本当にロリーなショタがいたのか!?そんなものは都市伝説のたぐいだと思っていた!」と叫びながら
俺の上に覆いかぶさると俺にしか聞こえない位の小声で「こんな、いけない格好している子には罰を与えないとな…」
そう言うと、俺の左側の首筋から耳元へと舌で何度も往復させたり 首筋や乳首を吸ったり 右手で俺の陰部を触れたりと繰り返した
それを見た兄弟は「大兄ずるいぞ!俺らも混ぜろ!」というと源君が右側で俺の頬を舐めたり、尻に触れたりし
栄一郎君が太ももを舐めたり、撫でたりしている あまりのくすぐったさと変な感覚に悩まされていると
「君だけが気持ち良くなるのは反則だよね」と大兄が言うとズボンを下げてはいきり勃っている
アレを半開き状態の俺の口内に無理矢理、押し込んだ 「ああ、素晴らしい 少年の口がこんなに素晴らしいとはな!」
ちなみに続かない というか、ショタはより無理
[13] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/09(水) 00:09:52.04 ID:wkjs9Rag0
と同時にお姉さんは俺の愚息をもみしだきながら、俺の唇に彼女の唇がストレートで触れた
「ふっ、ふにゅうぅ!」と俺が慌てるのを見た彼女は俺の唇から離すと「先生ごめんなさいね、私転換者だから」
「転換者だけど、あまり男の人には興味がないんだ けど、男の子は別なんだ だから、先生みたいな人を待っていたの」
かっ、神展開すぎる!というか、どれだけ二次元の世界の住人だよ 「すいませんが…、って!何潜ってるんですか!」
エロ書けないので苦肉の策でポケモン風
危ないお姉さんが現れた!いけ、カメックス! お姉さんの攻撃 舐めまわす!
バシュゥゥゥン!!!会心の一撃!効果は抜群だぁぁあああ!
カメックスの攻撃!硬くなる!!! お姉さんは喜んでいる
お姉さんの攻撃!巻きつく! カメックスは巻きつかれて身動きを取れない!
お姉さんの連続攻撃!!! カメックスは何とかふりほどいた
カメックスの攻撃!電光石火!!!お姉さんはとっても悦んでいる!!!!!
効果は抜群だ!!!!お姉さんは混乱した!!!!!
お姉さんは混乱している カメックスの攻撃!破壊光線!!!!!
お姉さんは気絶した!!!……………。
[14] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/09(水) 00:10:15.34 ID:wkjs9Rag0
「中村きゅん………、すごかった……」腐っても中身は28歳の男である、そこらへんの小娘には負けるわけにはいかん
「お姉さん それじゃあ、お休みなさい」と横で若干痙攣状態に陥っている彼女を無視して 布団くるまった
それにしても、何ちゅう家族だ 兄弟も転換者でその姉も転換者である こんな稀な例はほとんどない
普通は戸籍謄本までしか調べないが、転換者がいる家族は除籍謄本まで調べないと元々の家族構成がわからないようになっている
転換者は瞬間的に除籍扱いになり、すぐに戸籍謄本に新しい形で登録されるという形にしてわざと判明しづらいよう複雑にしている
これは探偵とかによる、結婚問題とかの際に転換者だからといって差別及び偏見などによる解消を避けるためだ
ちなみにこの除籍謄本まで調べないと分らないということは弁護士資格とカウンセラーの資格を持つ人間しか知らないことである
まあ今日は何もなかった なかったことにしよう! そう考えているといつの間にか深い眠りについてしまった
[15] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/09(水) 00:10:37.52 ID:wkjs9Rag0
……………、ハァハァ、俺の体の上で荒々しい吐息が続きながら、ギュゥッとしばしば俺を強く抱きしめる、
おいおい、お姉さん朝からはやめてくれ と思ったがどうやら違うみたいだ 「せんせぇ、ヤバい…可愛すぎ」 んっ?この声は…
寝ぼけ眼を右手で擦りながら体を少し起き上がらせると、圧し掛かっていたのは昨日あれだけフルボッコ状態になっていた源君だった。
それにしても、昨日あれだけぐっちゃぐちゃな状態になっていたのにどうやったらそこまで回復したんだ、と聞きたいところだが
源君は興奮状態になって まともに俺の言葉を聞きそうにない 彼は朝からの奇行に戸惑っている、俺の目を見ながら
「やっぱり、先生は何着ても 何しても可愛いなぁ」と ニコッと意味ありげに微笑むと不意打ちでチュゥゥと俺の唇と
彼の唇が合い、戸惑った俺の口の中に舌を入れてきやがった「フゥゥゥンン!」と俺の口の中は彼の舌と俺の舌が大変な事になっている
全力で彼の力に抗なおうとしても、体では小学生と高校生との力の差である 抵抗しようにも、力では負ける
彼が満足するまで、彼の舌は俺の舌を合わせたり、捏ね繰りまわしたりとえらい事になっている どうしようもなくて、目が潤んでくると
プハァァと彼の唇が俺の唇から離れ、彼は満足した顔で上から俺を見ている 「さて、本命をいただきますね」と
ベルトをガチャガチャと外し学生ズボンを脱ぎ、ボクサーパンツを脱ぐといきり勃った、アレが出てきた
逃げようとするもすぐに彼の左手で俺の肩を押さえつけられ、暴れても振りほどくことができなかった
「昨日は姉者に邪魔されてできなかったけど 今日は大丈夫だから、たっぷり先生の体に教えてあげるよ」
[16] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/09(水) 00:10:58.21 ID:wkjs9Rag0
と嫌に俺に優しく微笑んだ 「先生にはそういう癖は…」「可愛い先生が悪い」 ああ、説得は無駄ですか
俺のパジャマのボタンを右手で外しながら、俺の胸の真ん中から彼が舌で舐めていくと俺のズボンの境目まで下がっていった
もう駄目だぁ~と覚悟した、その時 バァアンとドアを蹴飛ばして、そこには修羅状態のお姉さんがそこに立っていた
「こ の 馬 鹿 弟 が !」「いや、姉者 これには深い理由が…」「問答無用!!!」「ぎゃあぁあああ!!!!!」
………「先生、ごめんなさいね また、弟がろくでもない事をして…」いや、それよりも弟さんがボカシ状態に
「先生、弟の事は気にしないで朝食を食べていってください 先生の服はここに置いておきますから」というと部屋を出て行った
全身が真っ赤に染まっている彼を傍目に着替えると昨日食事した居間へと向かった
居間には姉と台所に栄一郎君がいた、栄一郎君は俺を見るなり「先生、おはようございます 昨日はすいませんでした………」
栄一郎君は申し訳なさそうに俺に謝ったのはいいのだが、いつのまにそれだけ回復したのかが気になった
「昨日のことは全く気にしてはいなけど、すごい回復能力だね~」というと「転換してから、なぜか回復能力が上がりまして…」
栄一郎君は語りながらご飯を盛りつけていた ふ~ん、これはこれで調べる価値がありそうだ 調査簿に書かねばなと思った
朝食は麦が少し入ったご飯と若芽と豆腐とねぎを刻んだ味噌汁、それに出し巻き卵と浅漬け まあ、朝はこれで十分だ
朝食を食べ終わり、栄一郎君がそれを片づけている時に「お姉さん、申し訳ないんですがこの書類に認印をもらえますでしょうか?」
と鞄から一つの書類を出すと「認印ですか?ちょっと待ってください、確か此処に…」というとテレビ横の戸棚を調べると
「あった、あったこれです」と差し出して、書類を軽く眼を通すと認印の押すべきところにポンっと押した
「それでは、昨日今日と本当にありがとうございました、では自分は帰りますのでこれで失礼します」というと
お姉さんと栄一郎君は玄関まで見送ってくれた 「先生、また来てくださいね」とお姉さんと栄一郎君が言ってはくれたが
正直、もう二度と来る気にはならない 愛想笑いしながら、さっさと流君の家から退散した
「ふぅ…… さて、調査簿にはどう記述するか… 頭痛いなぁ…」と独り言を呟きながら
五月の春とは違う暑さの中、自宅へと帰っていった
[17] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 : 2008/04/09(水) 00:11:39.97 ID:wkjs9Rag0
最終段階調査
流 栄一郎君及び流 源君 転換31日目 家庭環境及び総合的生活状況等の諸事報告書
態度及び学校生活上の問題…なし 家庭状況及び日常生活上の問題…なし
部屋及びその他適合性…なし
追記
彼ら兄弟に転換者アリ だが、社会適合しているので同上問題はなし
但し、若干の特殊性癖がある可能性がある
後日談ではあるが
45日目に教育委員会の調査には総合的に問題なしと書かれていたが
両者ともペドフェリアのような特殊性癖がある可能性があると
記述されていた………。
ええ、被害者ですが何か?
最終更新:2008年09月17日 20:46