世界設定
神々は三つの種族、魔族、エルフ、そして人間を作った。しかし魔族と人間の争いが絶えず、全面戦争勃発に陥った。魔族と人間は長い間戦争をし続け、どちらの種族も疲弊しきっていた。このままではどちらかの種族が死に絶えてしまう。そこで神々は代表者を決め、その者だけを戦わすことを決めた。魔族の代表者を魔王、人間の代表者を勇者として。
魔族
魔法と魔学に長けた種族。寿命が最も長く、平均寿命は約八千年。人数が他種族に比べると極端に少ない。寿命が長い分生殖能力が低い。裏の世界である、魔界に住んでいるが、表世界への侵攻を狙っている。数万年前人間たちが起こした愚行により、人間と対立することとなる。
エルフ
自然を愛する種族。寿命は人間よりも少しだけ多い程度。小柄な体と長い耳が特徴。大地の力を操ることが出来る。またモンスターを操る力ももつ。魔族と人間に対し中立な立場を取っているが、実際は……。
人間
科学を発展させた種族。魔族のように魔法を使える者や、飛び抜けた戦闘能力を持つ物が産まれることがあるが、大抵の人間は他種族に比べると非力で戦闘には向かない。エルフを敬い、魔族を蔑む風潮がある。
キャラ一覧
ジークフリード
魔王として君臨する男。魔族の中でも魔法に長けた一族の末裔。千年前の人間との戦いで家族を失っている。銀色の髪、白い肌、冷たい目から氷の皇子と言われることも。非常にマイペース。女体化したことにより魔力を失った彼女は、エルに「自分はさらわれた姫だ」という無理のある嘘をつく。月刊ジャンプ愛読者。
エル・カインズ
人間の代表、勇者として魔王を倒す旅に出た男。剣の技は一流で、魔法と剣術を組み合わせた魔剣の使い手。金髪。人間にしてはあまりにも高い戦闘能力を有している。生い立ちは不明。月刊ジャンプ愛読者。
パラディン
ジークフリードの世話係として仕える者。魔王軍の参謀としても活躍している。ジークフリードが唯一気を許せる相手でもある。ローブを着用し、フードで顔を隠している。赤い髪の下に隠されている素顔は、ジークフリードしか知らない。戦闘はからっきし。ヤングジャンプ愛読者。
タナトス
魔王軍最強騎兵隊「クロノス」の総司令。大柄な巨体を持ち、性格は単純。特定の感覚や能力を一時的に引き上げる特技を持つ。ヤングマガジン愛読者。
リリージョ
禁呪法を使用した罪で、嘆きの森へ流罪となった魔女。しかし嘆きの森で生き続け、研究を続けている。呪いに精通し、魔界のあらゆる呪いを知り尽くしていると言われている。月刊ジャンプ愛読者。
モンスター
ツヨース族
メガツヨース
狼の頭、ワニの尻尾、人間の手足を持ったモンスター。非常に知能が高く言語を理解出来る。群れて行動し、性格はばらばら。魔法を使えるものや、幻術を使うものもいる。
ギガツヨース
巨大な蜘蛛のような怪物。無数にある足はたった一撃で牛以上の大きさの生物を踏みつぶす。移動も素早く、顔中についている眼球は真下以外のほぼ全てを視野に入れることが出来る。若干炎系の魔法に弱い。
テラツヨース
正体不明。ギガツヨースを凌駕する圧倒的な力をもつ。
地名
上界:人間とエルフの住む表の世界
特徴
豊かな自然に溢れ、様々な動物が存在する。人間とエルフは完全に住み別れていて、特別な事情がある際以外種族間での接触は無い。
機界
上界で人間達が生活している場所。周りを壁で囲み外界から隔離されている七つのフィールドのことをいう。フィールドからフィールドに移動する際は外界を通らなくてはならないので、旅人以外は生まれたフィールドで死ぬまで暮らしている。中では全てが機械仕掛けで、本来植物が行う酸素の生成も機械によって行われている。
外界
機界を除く全ての領域のことを言う。エルフは外界にいくつか存在する聖域に住んでいる。聖域とは、森の中に結界を張り、モンスターの侵入を防いでいる場所である。外界にはモンスターが無数に存在し、それぞれ縄張りをもって生活している。
魔界:魔族が住む裏の世界
特徴
表の世界と同じく植物や海もあるのだが、その全てが毒々しい色づけをされている。真っ赤な月と太陽。紫色の植物。黒い海、等。表の世界よりも凶暴なモンスターが多い。
魔王の城
魔王軍の本拠地。数万の兵士がこの城で生活をしている。メイドさんと兵士の間での交際は認められているらしい。また近くに城下町がある。
嘆きの森
魔界で最も恐ろしいダンジョン。他では見られないモンスターが生息している。ツヨース族はこの嘆きの森にしかいないモンスターの一つである。また流罪になった魔族はこの森の中に送られる。
その他
用語解説(あいうえお順)
アクア
水系の魔法。
イーグニス
火系の魔法。
ウェントゥス
風系の魔法。
クロノス
魔王軍の騎兵隊の名前。部隊長はタナトス。
トニトルス
雷系の魔法。
最終更新:2008年09月17日 22:37