安価『耳かき』

「さて、女体化してしまったわけだが」
「夏休み明けに再会した友人に述べる第一声がそれか。ええ?」


15、16歳までに童貞を捨てなければ女体化する―――
一見馬鹿げたこの現象に人類が振り回されるようになって、一体どれほどの月日が流れただろう。


「つーか、お前非童貞じゃなかったのかよ。何のうのうと女体化しくさってんだ」
「僕は節操と純潔を保ったんですー、あなたとは違うんですー」
「喧嘩売ってんのかてめぇ」


そういえば、最近では女体化を遅らせたりする特効薬なんかも開発されてるらしい。
まあ、僕の関知するところではない。
「それより・・・」

「お、おい何だその目は。馬鹿やめろこっちに来るな」
「へっへっへ・・・男とは思えないこの白くって細い腕!まるで綿棒みたい!!」
「ふざけんな触るな死ね」
「連れないなあ。その綿棒みてーな腕を拳ごとてめぇの耳にぶちこんだろか
新手の耳掃除だと思えば痛くないよなぁ?あ?」
「フィストファックの趣味はねーよ。ていうか俺に触るなやーめーろー!」

うん、女体化に振り回されんのも悪くないかもしれない。


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最終更新:2008年10月03日 16:38
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