『未定』2008 > 10 > 30(木)

「...ふぅ。さてと、部活だ部活」
HRが終わり筆箱をリュックに投げ入れ廊下へと歩く。なにも変わらない日常。
『おーい!サトシー!早く部室いこーぜ!!』
声のするほうに目をやると隣の教室の前に手をぶんぶん振ってる自称・イケメン(笑)がいた。
「うぃーっす、今日のテストどーだったん?」
『え?俺wwwもちろん赤店wwwテラワロスwww』
「...(タグ理解www(笑))少しは勉強しろよ、監督に怒られんぞ」
『大丈夫だって、部活では成績優秀だからwww』
「...やれやれだぜ」
この馬鹿丸出しな自称イケメン(笑)は悪友のシゲル。もちろん地球最強の漢とは何の接点も無い。そもそも一字違い。
小学生の頃から同じ学校で同じ部活をしている。頭は悪いがスポーツに関しては何も言えない。
「たしか今日から3年生部活には出ないんだよな?」
『そーだな。引退試合がベスト4はちょっと悔しいと思うけどね。俺が出てればなぁ~』
「はいはいワロスワロス(こうですかわかr(ry)」
先週の県大会が3年生の最後の試合となった。結果はベスト4だったけど、実力的には準優勝、いや優勝も狙えたと思う。それくらい3年生は強くてかっこよかった。
「あー、なんか3年生抜けるとやる気でないなぁ~・・・」
『まー、2年生少ないしなんか頼りないしなwww』
「...おい」
気付くとそこはもう部室の前で、お約束のように怖い先輩がいまして...
『ん?...!?え?、いや違うんですよwwwサトシがダブルスのパートナーだと頼りないな~ってwww』
「ほほう...なら俺と組むか?」
昔からコイツは運が悪いというか...。ご愁傷様です。
ちなみにこの新部長であるタケシ先輩は2年生で唯一レギュラー入りしていた実力者。性格はちょいと可笑しいけど...あ、いえ、すごくいい人です。はい。
今日の練習は一段ときつそうな気がしてならない。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年10月30日 21:17
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。