『ポテトマン』

すらりと伸びたフライドポテトヘルメット！！
爆発どころか100ｔの衝撃にも耐えうる丸い頑丈なじゃがいもスーツ！！！
そして全てのものを切り裂く長く鋭いフライドポテトソード！！

その男こそ「俺に触ると泥臭くなるか、べとべとになるぜっ！！」のポテトマン！！

「と言う事で、よく来たな・・・・宿敵のポテトマン！！！」
「何が『と言う事で」なのか分からないし、俺はあんな上の事言ってないが、来たぞ！！」
対峙する宿命の敵同士！！ぶつかり合う二つのオーラが今！！
しかし、その瞬間！！ポテトマンに襲い掛かる数百の触手が！！
「っうわ！しまった！！おのれっ卑怯な真似を！」
「ふっふっふ・・・馬鹿め。ノコノコこんな敵陣のど真ん中に来るからだ。喰らえっ！！！」
魔王の手から怖ろしいビームが我等がポテトマンに降りかかる！！
「うわーーーってあれ？痛くない？あれ、服が？！あれ、女の子になってる？！」
「ふっふっ女になってしまえば、お前なぞ怖くないわｗｗｗざまぁｗｗｗｗメシウマｗｗｗｗやってしまえ！！」
艶かしい音ともに、ポテトマン（♀）の動きを封じたまま動き出す無数の触手たち！！
「あっいや！やめ・・・・んんっぬるぬるキモチワルイっ！！」
「うわっ！いや・・・やめて、そんなのはいんないよっ！！誰か！！・・・だれか・・・助けてぇ・・・・」
その時！ポテトマンの意識に呼び掛ける声が！！
（諦めたら・・・・そこで試合終了だよ）
「安西先生！・・・・って誰？」
（そんな事はどうでもいい。それよりも今すぐ『パラリオリリカルニャンニャーン』と唱えるのです）
「恥ずかしいわっ！！・・・・うぅ・・・けど言わなきゃいけないんですかね・・・」
（そうです。そして今こそ『魔法少女リリカルお芋』に変身するのです）
「うぅ・・・・パッパラリオ・・・リリカルニャンニャーン！！」
その時、ポテトマンの体からまばゆい光が溢れ出す！！溢れ出す光に当てられた触手達が次々と浄化していくぞ！！
「何だ！？何が起こったんだ！？えぇーい、やってくれるわ！ポテトマン！！」
「・・・違うよ。・・・ウチの名前はリリカルお芋！！さぁ、悪い魔王さん！！！悪い事したからお仕置きだよ！！」

新しくなったポテトマン、いやリリカルお芋ちゃん！！彼女にはどんなパワーが秘められているのか！？次回も乞うご期待！！