安価「公園で子供たちと遊ぶ元男」

あぁ・・・どうしよう・・・
女体化の所為で会社やめちゃったし・・・
そう。俺はこの前入ったばかりの会社をやめたばかりだ。
やっと高校卒業して、これからの仕事に胸を膨らます１８歳！
だったハズなんだけどなぁ。
現実、女体化してから上からはセクハラ。同期には腫れ物を見る目で見られた。
あーなんかもう疲れた！って思ってやめたはいいけど、これからさきどうしようかなー
「お姉ちゃん！！ボールとって～」
数人の男の子達がサッカーをしている。
足元に転がってきたボールを立ち上がって思いっきりゴールへと蹴飛ばす。
むしゃくしゃしてやった。後悔はしてない。
「うわー
お姉ちゃんすごいね。」
「一緒にサッカーしようよー」
「ねぇねぇー」
まぁ。このままずっと鬱々気分で居るのも嫌だからここはあえて誘いに乗っておくことにする。
「いいよ。」
「じゃあ、お姉ちゃん対僕たちね」
「お姉ちゃん強いからー」
「わかった。」
と安請け合いしてみたはいいもの。
すぐ疲れるし、惨敗・・・
日頃の運動不足が裏目にでたね。

意外に子供と遊ぶのって楽しいわ。
「お姉ちゃん。今度は鬼ごっこしよー」
「疲れたから休ませてよ・・」
「ダメー　じゃあ、お姉ちゃんが鬼ね。」
「にっげろー」
しょーがない。期待を裏切るわけにはいかないでしょう。
「待ぁてぇ～」
馬鹿みたいに追いかけてみる。
何かさっきまでの鬱々気分はどこへやらだ。
あたし、子供と遊ぶの嫌いじゃないかもしれない。
「よし！決めた。あたし保育士になる！」
思わず叫んでしまった。その声に子供たちが集まってくる。
「お姉ちゃんほいくしさんになるの～？」
「だったら僕たちの保育園きてね～」
「うん。わかった。それじゃあ。またね。」
「ばいばーい」
みんなが手を振ってくれたから、思いっきり振り替えす。
早速うちに帰ったらぐぐるとしますかな。
期待に胸を膨らませてうちに帰る。
さぁて。これからどうなるのかな～

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