「寒い」
「ああ、寒いな……」
「凍死しそう」
「ああ、凍死しそうだ……」
「なんでコタツ壊れてるの」
「今朝方、天寿をまっとうされたのだ」
「……なんで布団が一組しかないの?」
「一人暮らしの男なんだ、これが普通だろう」
「じゃあ、しょうがないね」
「うむ、しょうがない」
「……ところで、もうちょっと離れてほしいんだけど」
「何を言うか、離れたら寒いじゃないか」
「じゃあ、触るの禁止で」
「不可抗力だ。狭いんだからしょうがないだろう」
「むぅ……うう、それにしても寒い」
「確かに寒い!確かに寒いが最高のクリスマスだ!
夜空に向かって、『にょたっ娘一人おーくれー!』と
叫んだ甲斐があったというものだ。やはりサンタは実在したんだよ!」
「お、お前のせいか……!」
「お、おいコラ、暴れるな!寒いだろっ!」
「む、むぅ……うう、布団が冷えた……寒い……」
「第一、お前がにょたっ娘になったのは、お前が童貞だったのが悪いのであって
俺に1㍉も原因などないではないか」
「ぬう……」
「だから安心して、俺にスリスリされるがいいわ!」
「ちょ、変なところ触るのやめー」
「ハッ……!ゆ、夢……だと!?だが何だこの違和感は……
おかしい、デジャヴという奴か……?いや、デジャブとは違う!
この違和感は、主に俺の頭、胸、股間から発せられる感触が元……!
つまり――!」
「あ、朝飯できてるよー……あ」
「我々の業界ではご褒美というやつですね。わかりました」
「これはこれで、っていう奴だね」
知ってる人も知らない人もお久しぶりです。
そもそもコテこれでよかったのかすら覚えてないくらい久しぶりでス
クソッ!クソッ!クリスマスににょたっ娘用のニーソを吊るしておけば
こんなことにならんかったんや!
最終更新:2010年09月04日 21:22