1日目
さて、本作戦の内容を確認しよう。俺はこのままでは登校できないだろう。
手続きも服も新しい学校生活へ向けての準備がまったく整っていない。
手早く身なりを整えておきたかった。女としての。
幸いまだ登校時間ではない。
そこで、彼・・・卓美を呼び出し、そのサポートを行って貰おうというものだ。
ただ、買い物に付き合ってもらうだけだが。
お決まりのようだが、これがお互いの信頼を深めるには願っても無い機会なのだから。
問題は真面目な彼が、学校を休んでまで俺に付き合ってくれるかどうか?という点だ。
が、そこはもう手を打っておいた。おばさんに電話で涙ながら事情を説明し、同情をかっておいた。
もとより、おばさん・・・いや、卓美の母親にはよく世話になっている。そう昔から。
これだけは言っておく。卓美の母親とは決して浅い付き合いではない。
俺の両親は共働きなので、俺は自宅ではなく卓美の家でよく遊んでいた。
ご飯をご馳走になったり、いい事をした時には褒められ、時には叱られたり。
いくら親同士が友達とはいえ、俺んちは放任主義にも程があると思う。
話を戻すが、親同士の話し合いの結果、付き合いの長い卓美を派遣する事で話が治まったらしい。
しかも、いくらかの軍資金あり。だ。多分、後で俺の親が返しにいくんだろうけど。
計画通り卓美がやってきた。
芋男から美少女へとレストアされた俺を見て、卓美はしばらくモジモジしていた。
決して悪い感触ではないようだ。しかし、終始これでは埒が明かないどころか、会話が成り立たない。
俺は男だったときのように、彼に接した。
そのことが項をそうしたのか、段々と卓美のぎこちなさが抜けていくのが伺えた。
卓美いわく、どことなく以前の面影があるようだ。
「どちらさま?」という言葉を聞かなかっただけ、俺たちの関係は浅くなかったと言う事か。
嬉しかった。
買い物を済ませて帰路につく。
出先で購入した衣類はかなり多かった。その殆どは下着類だったが。
おばさんに下着類だけは数を揃えておけとキツく言われていたからだ。多くは語るまい。
数点買った衣類のうち1つは丈の短いスカートがあり、思うところがあって帰りしのトイレで着替えてみることにした。
なんか、股間がスースーするが、異様な開放感を感じた。俺って実は変態?
ところで、しばらくは落ち着かない様子で俺の後ろを手ぶらでトボトボ付いてきてた卓美だったが、どんな心境の変化か荷物もちをかって出てくれた。
公衆便所の外で俺の着替えを、手荷物もって待ってる姿はちょっと滑稽だったが、奥手な卓美が少しでも男らしい所を見せようと頑張っていたのが見え見えで可愛かった。
これは後で気づいた事だったが、下着が入っていた袋が一度丁寧に開封された後があった。うぷぷ、むっつり卓美め!
そして、そのまま俺んちへGO。
荷物降ろさなきゃならないからねぇ。
本来は何かの理由をつけて自宅に誘うつもりだったが、荷物もちがいい理由作りになってくれた。
お礼にお茶をだすから~と言って、俺は卓美を自室に呼び込む事を承諾させた。
さて、ミッション開始。
俺は二階にある自室に彼を誘導すべく、先行して階段を上がる。
スカートに着替えたのはこのときのためである。そして、このスカートはとても短いのである。
さぁ、見てるんだろ?スカートの中身を!
不意を突いて後ろを振り向く。同時に卓美の頭が横を向いた。
「ぅっ!」
小さなうめき声が聞こえた。卓美。これが俺の尻とパンツだ。よぉ~く覚えておくんだよ。
俺は気づかぬ振りをして心の中でガッツポーズをした。
ミッションコンプリートってね。
2日目-その1
流石に今日は学校に行くようだ。卓美が。
本当は何もするつもりは無かったのだが、親とおばさんから美容院に行けと指令が下り、今だ見ぬ新天地へと一人向かう事となった。
別に嫌なわけではない。今後の作戦において容姿を整えておく必要はあったのだから。
長い髪は手入れが面倒なので肩までにしておいた。後は顔面を軽く手入れしてもらい、今後の手入れの方法とか道具とかも聞いておいた。
よし、ばっちし。
また買い物に付き合って欲しいと昼休みを狙ってメールを送っておいた。
学校が終わったら俺の家に迎えに来るとの事。
大事なものを買い忘れていたのだ。アレを。
考えが甘いだのなんだのこってりしぼられたっけか、おばさんに。
俺んちの親形無し。
色々と良い意味で変わり果てた俺の姿を見て、卓美は顔が真っ赤になっていた。可愛い奴め。
俺としては、「かわいいね」とか「綺麗になったね」とか軽口たたかれるよりよほど快感だった。
例のアレ売り場を前にして急に卓美が立ち止まった。
まぁ、そうだよな。普通は見てみぬ振りするか、恥ずかしくて近づかないわな。
ちょっと意地悪してみた。
「どれが良いか卓美が選んでくれ」
「えあのそのくぁwせdrftgyふじこlp;@」
日本語になってなかった。でも、可愛かった。
今日は何も言わなくても、卓美が家まで付いてきた。
ほら、きた。昨日のアレが効いてる。このむっつり卓美め!
同じように部屋へ通し、同じように見せ付けてやった。今日は違う奴だぜ?
ところで、今日はトラップを仕掛けておいた。
ちょっと汚い話だが、昨日はいてたアレをベッドの上へ置いたままにしているのだ。
俺は「ちょっと茶でもいれてくる」と自室を後にした。ように見せた。
俺の家は古臭い造りで、扉の鍵穴から中が見えるようになってある。
当然、男だった当時はナニをナニするのを覗かれるのも滑稽だったので、ガムテープで塞いでいた。
今は塞いでない。中の状況を確認するために。
どれどれ?卓美よ卓美卓美さん。貴方の動向みーせて!
俺の部屋は以前と何も変わりなかったので、俺が一緒に居たときと比べてずいぶん落ち着いている。
一部違うところがあるとすれば、部屋に昨日買った服が壁に掛けられていることと、ベッドの上のこれ見よがしにワナがそっと設置されている事くらいか。
と、思いきや、突然ソワソワし始めた。
どうやら獲物に食らいついたらしい。
その獲物。俺としては餌とも言うが、それを手にした卓美がその"しまぱん"を掲げて口をパクパクさせている。
どうやら、ジャストミートしたようだ。
「こ、これは・・・まぱん!!」とか「・・・のうのパ・・・」とか「あらあらあら・・・ない!?」とか言ってるようだ。
普通の女やにょたなら、バカー!とかアホー!とかスケベー!とかへんたーい!!かえれーー!!が定石なのだろうが、俺は違う。
卓美を手に入れる為、惚れさせる為には何でもする。
それが、如何に常軌を逸した行為であろうとも・・・・!
2日目-その2
卓美はそのしまぱんを食い入るように見ていた。
外側から観賞し、裏返して中身を確認している。
当然だがシミは付いている。何せ、昨日まで履いていたんだから。
男なら当然の行為なのかも知れないな。メスの尻の臭いの残り香がそこにあれば嗅ぎたいと思うのが心情か。
俺は女体化してまだ2日目だが、卓美はそんな俺をもう女と認識しているとも言える。
まぁ、アレだけ綺麗になって見せたんだ。それくらいは当然だろう。
卓美はくんかくんかと俺の秘部があった部分の臭いを確認している。
段々と俺の呼吸が荒くなってくる。
さぁ、どうする。卓美?
すると、卓美は自らの股間を押さえ始めた。
どうやらそろそろ股間が我慢できなくなってきたらしい。
そして、俺の秘部が当たっていたであろう場所を舐め始めた。
その瞬間、俺自身にも変化が訪れた。
下腹部の中から腰が引けるような、ぐっと何かが来るような感覚に襲われた。
さらに息が荒くなる。
初めての感覚だった。
卓美に気づかれないように、そっと自分の股間に手を当ててみる。
確実に股間が湿っている。これは女が性的興奮を覚えた時に起こるもの。
男だった時は四六時中悶々としていたが、女になって2日たっても同じような感覚に襲われることはなかったのだが。
ここに来て急に変な気分になってきた。
そのまま下着の中に手を入れてみる。
にちゃ・・・
中は生暖かくてヌメヌメしていた。これが濡れるという事なのか。
はぁ・・・卓美・・・お前は俺のアソコの臭いをどうおもう?本物はここにいるぞ?
本物を臭いたいか?俺はいつだっていいぞ?というか、好きなだけ舐めろ・・・!
「・・・・・」
扉を開ける勇気が沸かなかった。
どうしてだか分からない。
このまま扉を開けて問い詰めれば、期待していた行為に望めるかも知れない。
けど、それ以上に不安な気持ちにさいなまれていた。
まぁ、目の前の獲物に暗い付いている卓美には絶好の機会なのだから、別にこのまま見ていてもかまわないのだが。
俺の股間も気持ちも治まらない状況になってきた。
ダメだ、弄りたい、触りたい。気持ちよくなりたい。
そのまま、そっとその場から移動し、トイレへ向かう事にした。
「あっあぁ!ふぅんん!!あっあっ!」
男の時からと比べると、触れた一つ一つがイッているような快感。女ってこんな感覚だったのか。ずるい。ずるいぜ・・・!
調子に乗ってどこかで見たオナニー動画のように激しく指を動かして、自分の豆を刺激してみた。
「かはっ・・・!ひゃああああああ・・・・・・・・!!」
体がビクンビクンと跳ねて体が自然と指から離れた。
2日目‐その3
シューーーージャボジャボジャボ・・・
急な刺激に耐えられなくなって失禁してしまった。
こんな・・・・もし激しく舐められたりしたら普通に出てしまうじゃないか。
しかし、これじゃイクとどうなるのか想像できそうにない。
おっと、こんなことをしている場合じゃなかった。
「さ、皐月~~?」
げ、卓美に呼ばれている!?
さっさと茶を入れて自室へ向かう。
かかった時間は適当に誤魔化しておいた。
卓美はお茶を一気に飲み干すと、用事があるからとそのまま帰って行った。
急に言いだすものだから、何か理由をつけて呼びとめることも出来ず、そのまま帰してしまった。
くっ・・・!!これからだったのに。
あんな誘惑に負けた所為で貴重な時間を無駄にしてしまったじゃないか。
ところで、餌はどうなったかな?
確認すると餌は釣り針に掛ってはなかった。
食い逃げられた・・・・。
はぁ・・・って、おい!お持ち帰りされたってことか!?
じゃあ、あいつが焦って帰った理由って・・・
ズリネタ。
はぁはぁ・・・俺のパンツであいつが・・・一番臭う所を鼻にくっつけて舐めて・・・そして、あそこに巻きつけて・・・こう!
最後に・・・出してやったぜ!!的な・・・・。
やば、また来た。
パンツが相当やばい事になっていた。ネトネトのぐちゃぐちゃ。
そのまま放ったらかしにしてたら、ガビガビになっていた。
色んな意味でおばさんに感謝。さっそく着替える羽目になっていた。
しかし、卓美がああも"変態"だったなんて・・・ふふふこの先が色々と楽しみになってきた。
むっつりなのは以前から分かってはいたが、外見に似合わず大胆にもお持ち帰りなんて。
さて、これからどうしてやろうか。ま、しばらくは知らないふりをしていてやるよ。
たっぷり味わいな。
最終更新:2010年09月04日 22:13