946 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2011/02/25(金) 12:11:50.41 ID:bkQrNnO/0
危なかった
『ホントのプレゼントはね、わたし……なの』
『い、いま食べても、いいのか?』
『……ぅん』
だったら即死だったゼ
こういうフェチはいってるスレでのSSなんて
作者の欲望とかリビドーとかを文章に表現して
賛同者がGJ!GJ!すれば良いと思うんだ乙GJ!
「>>946
な、なるほど…作者の欲望、かぁ…thx……っと」
貴重な意見に感謝の言葉を返しておく
「後は…こ、これ…言わなくちゃいけないのか…?でも…即死、するんだ…」
顔を真っ赤にしつつ、放課後の教室で一人携帯を弄る
つい一ヶ月前の“俺”が携帯を見つめながらうんうん唸っていたのであればさぞや不気味に見えたことだろう
もっとも今の“私”は不気味とは程遠い容姿だから特に問題なし、などとくだらないことを考えながら時間を潰す
それにしても遅い!…あいつが来るまではまだ時間がありそうだし、ちょっと練習してみようかな…
「…じ、実は、ホントのプレゼントは、わ、わた、わたし…なの!…あぅ…」
や、やっぱり恥ずかしすぎる…面と向かってなんか絶対言えない…
「よっ!悪いな、遅くなっちまった」
突然後ろから声を掛けられ文字通り跳び上がるほど驚いた
「ひゃああ!?わ、わたわた!わわた!」
…もとい驚きすぎてちょっと涙目になってしまった
「だ、大丈夫か?」
「っ…き、急に話しかけるんじゃねーよ!吃驚しただろ!」
こいつにしては珍しい心配そうな声を聞いて少し嬉しくなるが、それを気取られるのが恥ずかしくつい大きな声が出てしまう
「わ、わりぃ…実は結構前からいたんだけど、なんというか…声掛け辛かったもんだから…」
「べ、別に、来たらすぐに教えてくれてよかったのに…」
…そんなに申し訳なさそうにされると、こっちまで申し訳なくなるじゃないか…………ん?
「ちょっと待て…結構前って、お前いつからいたんだ!?」
「え!?…え~っと、その…『自分の欲望』あたりから…かな!」
「なっ、ななな…」
「ま、まあ気にすんなって!俺はお前もプレゼントだったほうg」
「~~ッ!!全部聞いてたんじゃねぇかあああ!!!」
後日本当にプレゼントする羽目になったのはまた別のお話
当初は保守のつもりで投下したはずなのに、いつの間にやら職人様が光臨されていたGJでございます
いつの日かあなた方先人達の作品のような長めでキュンッとなるSSを投下したいものです・・・
最終更新:2011年04月11日 17:42