「それでは、7月度にょた研究会を始めよう」
「今月の検討企画は『何とかして、にょた本人に悟られず、気持ちよくなっちゃってるトコロを見せてもらえないか』です」
「本人に悟られずに……か?」
「そうです、先月の『頼み込んで見せて貰う』作戦は無謀もいいとこでした」
「何人もの会員が(社会的に)抹殺されてしまった、あの悲惨なオペレーションか」
「冷静に考えれば、あれでは紳士的変態行為ではなく、単なる変質者と変わりませんでしたから……当たり前の結果とも言えます」
「ふぅむ」
「しかし悟られずに……というのは難しくないだろうか?」
「天然気味とはいえ、年齢相応の知識は持ち合わせているもんな……」
「そこです」
「?」
「彼女達は確かに15、6歳相応の知識は持ち合わせていますが、女性としての経験はゼロです」
「そりゃまぁ、女体化したばかりだから当たり前だろう?」
「その女体化したばかりの純真無垢な常識を狙い撃ちにするのです」
「ほほぅ?その口ぶりは既にプランまで完成しているようだな」
「はい、名付けて『女子トイレって……すごい///』作戦です」
「女子トイレ……にょたが可愛く戸惑うマニア垂涎メインイベントの1つか」
「詳細を聞かせてもらおう」
「作戦は単純です
我らが研究会の技術班に、ウォシュレットをエロティックカスタマイズしてもらうのです」
「ウォシュレット……だと?」
「そこに目を付けるとは、やはり天才か」
「何も知らないにょたがエロティック洗浄スイッチ……略してeビデを起動させると
高感度センサにより誘導制御された洗浄水発射機関がぬるま湯を射出、
にょたの無防備な局所を、正確に、執拗に、いやらしく、嬲りつくします」
「なるほど、ビデの本来な機能が分からぬ為に、にょたは甘んじてその責めを受けてしまうのだな」
「思わず声を洩らしそうになって、音姫連打となるのか……これはソソるぜ……」
「作戦は以上です」
「分かった、技術班および潜入班に通達しておこう、eウォシュレットすり替えオペレーションのキックオフだ」
「ありがとうございます」
「成功の暁には、にょたコン勲章の授与も検討しよう――Yes、にょたん娘!」
「Noタッチ!!」
変態仮面軍団による羞恥と恐怖のオペレーション。
危うしにょたの貞操!
しかし、完璧と思われた作戦も、予想外のトラブルにより中止へと追い込まれる。
「しまった!敵性生物OKANだ!!」
「情報遮断急げ!退避っ!退避――っ!!」
「なによこの便座!座っただけなのにバキバキとか失礼しちゃうワ!!」
――OKAN、人類最強生物の前には科学は無力なのであった。
最終更新:2011年09月22日 11:45